『吉備の古代遺跡・関連施設紀行』とのテーマで連載を中断していたが一段落したので再開する。岡山県古代吉備文化財センターの展示品は写真撮影が許可されている。
弥生時代を遡る縄文時代のアクセサリーが展示されていたので、それから紹介する。
最初の写真の上左端が硬玉製大珠である。岡山市津寺遺跡から出土したもので、この手の珠は東日本で出土するが、中国地方では唯一の出土品であるという。
左から3番目の展示物が腰飾りであり、シャーマンの持ち物であったと想定されている。
写真でも分かるように、縄文土器は黒ずんでいる、これは煤で、これが焼ききれていないことから焼成温度は500-600度程度と思われる。
次回から弥生・古墳時代の順に展示物を紹介する。
<続く>
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