にほんブログ村皆さん、こんばんは！
プロ研修講師・プロコンサルタント、東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長のあお先生こと、青木公司です。
本日は「まさに紙屑のように下がったソフトバンク株に学ぶ！過度な営業の裏には絶望しかない」についてです。
大型の新規上場となったソフトバンク株。
新規公開株で2億数千万円の調達、1500円の強気の価格設定。
証券会社の強力な営業攻勢。
繰り返されるＴＶＣＭ。
どうなるか注目されましたが、初日で紙屑のように下がり続け、1282円。
投資家の金をむさぼるだけにおわりましたね。
それだけの価値のないものを高く売ることに成功でき、大量に資金調達できたソフトバンク。うまいこと売りつけることに成功した証券会社にとっての勝利に終わりました。
今回、事前に不安材料はあったため、購入に不安を示した投資家も多かったといいますが、それは大丈夫と説明されて購入し、一日で大量の資金を失った投資家も多いでしょう。
ただ、そういうものです。
売る側は自分の都合だけで売る。都合のいい情報だけで売る。
そういうことを再認識できたでしょう。
ただ残念なのは、おそらくこれで投資家の心理が冷え込みまくることです。
まず個人投資家は今後、株式投資全体に警戒を示し、新規公開だからと言って、うまい話はないことを知り、投資しないでしょう。
日経平均も今後、中期的にさらに冷え込んでいくかもしれません。
ソフトバンクは短期的に大儲けしましたが、長期的には市場的にその価値のない価格をつけてまで資金集めをしなければいけない会社と思われることが、マイナスになるかもしれません。
株価と同じで業績も上がる会社と思われるかもしれません。
12月にこのソフトバンクの紙屑のような暴落が引き起こしたダメージ。
それがいつ、払しょくされるのか。
たのしみに見たいと思います。
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