フローレンス・フォスターは、1868年生まれのアメリカ人、76歳の時、カーネギー・ホールの舞台に立ったそうです。
第一次、第二次世界時に活躍した歌手と紹介されていますが、まさに聞くに耐えらえれない音痴でした。
実は、彼女は父親から莫大な財産を受け継いで、そのお金・地位などを駆使して、取り巻きの「ファンクラブ」を作り、
晩年には、カーネギー・ホールを買い占め、音楽批評家を買収し、まさに「裸の女王様」のコンサートでした。
伝記と言うより、彼女の晩年のこの下らないエピソードのコメディ映画です。
しわくちゃでブヨブヨに太ったメリル・ストリープでした。
わざわざ映画館に足を運んで見る映画ではありません。 【4月17日】
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併映の「エブリバディ・ウォンツ・サム!」は、余りに下らない映画でした。