風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

国立歴史民俗博物館

2010年04月26日 | ウォーキング
4月25日、佐倉市にある国立歴史民俗博物館を訪れた。

国立歴史民俗博物館
縄文のビーナス                                           人の顔が彫られている石
  

銅鏡                                  鎧(5C頃)
 

石棺                                  刀                                   日本語が書かれた刀
  

埴輪                                  沖の島遺跡発見現場の模型
 

銅鐸                                 銅鐸に描かれている模様
  
縄文人と弥生人の骨格                      仏像
 
経筒・経箱                              版木(16~17世紀) 
 
鉄製薬師如来像(13世紀)      般若心経版木
 
一向一揆・石山合戦の時の一向衆の旗             中世の芸能の様子
 

疫瘡地蔵と徳政令を勝ち取った碑文(15世紀・右下)      朱印状(家康が島津家に送った)
 

火縄銃                                17世紀時代の地球儀[ローマ製]
 

江戸時代ののぞきからくり                     貝などで作った二見浦の飾り
 

干物などで作った三尊仏                      江戸時代の道標
 

百姓一揆には作法がありその様子を記した絵巻物から    法善寺水掛地蔵
 

現世御利益への志向
 

農村の新しい信仰                         村境[魔物・よそ者を阻む]
 

オコナイ[関西で行われる五穀豊穣行事]        ジロアマボシ[北陸地方の乾燥器具]囲炉裏で乾燥させる、下に車がある
 

山の神々(河童やカラス天狗など)
  
 

鯨船                                 恵比寿信仰
 

南の島の神々                           他界に行く船
 

シーサー[沖縄の魔除け]                              行屋[行をする小屋]
 

お面の色々


他施設より借りているもの以外はストロボを使用しなければ撮影できる。
だが、いちいち撮っていたらキリがないほどの展示量である。
1時間位で回れると思っていたが、かなり急いでも2時間かかった。
博物館見学は好きなのだが、かなり疲れるもので、せいぜい2~3時間が限度だ。
解説文を読んでじっくり見て回ると4~5時間はかかるかもしれない。
音声ガイドは100円と安いが今回は試さなかった。
欲張って一度に全部見ようとしないで気に入ったところだけ見るのがコツかもしれない。
でも、決して何度も行くことは出来ない、特に外国などは。

近世・現代は興味が薄いので大急ぎで回った。
第1展示室の古代から第6展示室の現代までかなり充実し、上手な構成・展示であった。
その他企画展示室がある。
特に、私は第4展示室の"民俗"が興味深かった。
民衆の信仰が、古代では自然への恐れや崇拝などから、
時代がたつに従って五穀豊穣や大漁や等の現世御利益に変わっていくのがおもしろかった。

また、沖縄や各地の民俗的風習もとても興味深かった。
東京・奈良・福岡・佐倉の四つの博物館を見るとかなり日本の文化と歴史が理解できるのではないだろうか。
最も、福岡を私はまだ見ていないが。

展示物の多くはレプリカであった。それは仕方ないことだ。
だが、レプリカと言っても馬鹿にしてはいけない。
とても上手に作ってある。

歴史に興味がない人には興味がわかないと思うが、とても見応えがあり私としてはお薦めである。
京成上野から京成佐倉までは快速特急で約1時間、徒歩12分位である。

過日訪れた佐倉市内の私のウォーキングは、ここ

この後、私は、電車で成田まで行き、成田山新勝寺を参拝したのだが、それは項を改めよう。

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