3月2~3日と、第2回環境教育・インタープリテーション系研究室合同卒論発表会が開催されました。昨年度は奥多摩の山のふるさと村が会場でしたが、今年度はキープ協会にて開催。都留文科大学、帝京科学大学、麻布大学、東京農工大学の学部生を主に院生、OBなどの18人の若者と5人の教員が集いました。
日本におけるインタープリテーションの第一人者であり、帝京科学大学などで教鞭を取られていた小林毅さんが生前構想されていた事業でもあります。
初日は山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターに集合後、館内の見学を兼ねてお互いを知り合う時間。ポール・ラッシュ博士の銅像にも挨拶に行きました。
キープ自然学校に会場を移し、発表会開始。今回の発表者は10人。それぞれに視点が異なり、かつおもしろい研究ばかり。研究のキーワードを挙げると…。
「自然体験活動による意識変容」「『学びあい』の手法」「環境教育指導者の手法」「復興教育の現状と発展」「地域子どもプログラムの価値」「ユネスコス クールにおける地域学習」「日本型森のようちえん」「小学校教育における主権者教育」「お米作りプログラムと動物との出会い」「地域に作る子どもの遊び場 の意義」
環境教育の領域の広さ通り、多様なアプローチからの研究は刺激的でした。そして、昨年同様に一番学んだのは我々教員陣でした。
担当教員は、都留文科大学の高田先生、帝京科学大学の古瀬先生、麻布大学の小玉先生、東京農工大学の降旗先生。僕は都留文科大学教員兼ホストとして参加。
最後の挨拶で小玉先生から「今回の教員陣の共通点は学校教育や社会教育の現場で環境教育実践を行ってきた者」と紹介がありました。現場に根ざした研究が多かったのも、この影響があったのかもしれません。
参加してくれた皆さんの今後の活躍を応援しています!またどこかでお会いしましょう!
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