まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

正月のお飾り作りを受け継ぐ

2018-12-23 20:09:09 | ボランティア
クリスマスが過ぎれば、正月の準備に忙しくなります。
今年も残すところわずか。
当地では、毎年、正月の飾りを作る教室が開かれています。
地区社協、小学校PTA、児童館の3者共催で、本日開催されました。
会場の小学校体育館に、約300人が集まりました。



材料は、稲作で収穫した稲藁をはじめ地元で調達できるもので賄います。
材料を一組ずつ並べ、約200セット用意しました。



地区社協役員が作り方を説明します。
それを聞きながら、お飾りを作ります。
親子で、祖父母と一緒に3世代で作る姿が多く見られます。
子どもたちも藁を編んだりして、一緒に作っていました。





作り方がわからない時は、地区社協役員が教えながら一緒に作ります。
会場のあちこちから役員に声がかかっていました。





約1時間半で、各家庭2個のお飾りが完成しました。
完成したお飾りを手に記念写真を撮っている姿も見られます。

役員が作ったお飾りの一部は、地区社協役員や民生委員によって88歳以上の高齢者に届けられました。
お飾りを受け取ったみなさんからは、立派なお飾りをいただきありがとうございますと感謝の言葉が聞かれました。



自分たちの作った材料を使い、地域のみなさんから作り方を教えてもらい、世代を超えて一緒に作業することができる地域社会の姿は大切なものだと思います。
1年に1回の作業で作り方を覚えるのは大変、毎年続けて一緒に作ることで、作り方が伝えられていくことが大切です。
そんな地域づくりを微力ながらお手伝いできることに感謝です。