本日ドル円為替が160円の壁を突破したそうです。
これは1986年以来38年ぶりの「円安」水準だそうです。
ただ当時はプラザ合意によるドル安誘導により「円高」(240円→160円)になったと大騒ぎとなったので現在とは真逆ですが。
これを受けて財務省が介入に踏み切るのか?わかりませんが、何回介入しても日本政府の都合通りには為替相場は動かないのが過去の実績のようです。
私たち庶民の生活へは当面円安の負の影響(物価高、エネルギー高など)が続くようなので一時的な定額減税や電気代補助がどこまで効果があるのか疑問です。
新NISAなどでの外貨建て投資信託購入増も円安の一因と言われていますが、為替だけではなく日本自体が安くなっている現状では自分の資産全体(金融資産や給料、年金含め)もすべて「円建て」であるリスクを意識せざるを得ない時期にきているのでしょう。