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4年に1度の2月29日
本当に久しぶりに月4回の記事更新達成w
さて、ルーマニアはティミショアラからクルージュナポカへ向かう途中、Teius(テイウシュ)駅での寄り道の紹介。
この駅は非常に気に入ったので万が一、近くを通る場合があれば是非寄ってほしい。
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ここはハンガリー~ティミショアラ~首都ブカレストのルートと、クルージュナポカなど北へ向かう路線が分岐する駅
駅の南にデルタ線があり、それぞれの方面へ向かう列車が集まる。
・・・塩尻駅に中央線を東西に走る列車が通っている感じかなと今思い付いたw
そして付近の線路はカルパチア山脈を越える峠道で、今まさに線路改良中。
ちょうど塩嶺トンネルを掘っているようなものだ。
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優等列車も方向転換で機関車を付け替えるので停車するなど、鉄道の要衝になっている。
自分も行き帰り共に乗り換えで少しづつ滞在することとなった。
その割に駅は特に近代化されている訳ではなく、ホームは昔ながら。
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いろんな列車が通るので長時間いても飽きないと思う。
以前は落書きだらけの電車も走っていたようだが、客車列車に置き換えられたっぽい。
機関車の付替えで作業員が運転要員の他に5人くらい集まってやっているのが興味深かった。
ネジ式といえそんなにいらんだろ。
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やっぱルーマニアの機関車はカッコいい
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駅舎はとても大きく立派
乗り換えの人は多いがホームのベンチなどで待っているので駅舎内はガランとしていた。
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駅前も店っぽいものは無し
テイウシュ市街はここから少し離れているらしい。
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横には立派な貨物上屋が
構造物としてはしっかりしているが廃墟である。
手前のモノはどう見ても爆弾を保管する壕だがやはり火薬庫なのだろうか
日本だとレンガ造のイメージなのでちょっと珍しかった。
そして今回の旅行の主な目的wの1つであるところの鉄道公園が駅前にある。
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流線形気動車である。
1930年代の流線形ブームの波はルーマニアにも到達していた。
これはティミショアラで活躍中のClasa77と同形式だが、流線形で製造されたタイプ
5両だけ流線形の車体を持ったClasa77が存在するらしい。
これと同じ前面を持つ、大型でボギー車のClasa78がある。
Clasa78は両運と片運があり、両運車は黒海沿岸のコンスタンツァ付近で現役の模様。
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この保存車のナンバーは77-0982-7
Clasa77は900番台の番号を持っている。「-7」の部分は不明。
・・・ルーマニアの車番はやたら長く、イマイチよく分からない。
1938年ブカレストのMalaxa工場製
2013年からこの地に保存されていると解説板にあった。
Googlemapを見る限り3回塗替えが行われており、大切に管理されているようだ。
・・・でもどれも現役時代の塗装と違う感じがする。
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保存車を見たらとりあえず下を覗く習性w
エンジンは付いていたが、ミッションとラジエーターは外されていた。
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色々調べたところ、イタリアによく似た形状の車両があり、それのデザインをパクりというかなんかして製造されたと思われる。
本家には自動車ばりのフロントグリルが付いていたり、そうでなくても前面に通風孔が付いているがルーマニアの流線形DCには付いていない。
連結器下と側面に気持ちばかりのグリルが付いているが、これだけで冷却に十分だったのだろうか?
と思ったけど元祖フリーゲンダーハンブルガーもこんなもんですね・・・
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「 鉄道展
些細なことのように見えるかもしれないいくつかのことは、「鉄道」という永遠の議論の主題であり、崇高な職業の象徴である蜃気楼の周囲でその活動と全存在を遂行した私たちの祖父母、曽祖父母、両親の存在そのものの一部でした。 「CEFERIST」という職業は、市と私たちの地域全体に名声をもたらしました。
この展覧会が、機関車の汽笛や電車の車輪の音に震えるすべての人々への追悼の場、そして楽しい別れの場となりますように。
テイウシュ鉄道公園 2015 年 5 月 9 日
テイウシュ市長、工学博士 ミレル・ヴァシル・ハラライ 」
翻訳ソフトママ
分かったような分からないようなポエムが掲示されている。
歴代の鉄道職員を偲び称える場ということだろうか。仕事に対する誇りとか、そういうのは多少日本にもあっても良いと思う。
「CEFERIST」=CFRの人で、日本でいうところの「鉄道員(ぽっぽや)」みたいなものと思われる。
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横に置いてあるレールトラック。
これも渋い。展示物として渋すぎる。
キャブの形状から戦後製と思われる。
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戦前のイタリア製の寝台車や
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中くらいのサイズの蒸機、架線作業車が展示されている。
展示物のチョイスが絶妙である。
よく見るとSLのロッドが無いなど、一部微妙な点はあるがどれも手入れは良さそう。
駅の雰囲気や公園の展示など、なかなかおススメです。
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