風の中で羽のように

さて本日は土曜日出勤　しかし　登園自粛になってしまい　登園児は　なんとま!!!
たったの二人となった　どうしてもご都合のつかない方以外は欠席して下さった

その園児も　ふたりとも　午後イチで降園してしまい　ぽっかり空いてしまった
今後の対策などを　考えながら　今できる業務を行なった　

給食の注文数の確認などをしてから　一人で　園全体の　消毒作業をした
コーティング前には　毎日これをやっていたのか　と思うほど　疲れた

はぁ　これからどうなるのかな　色々思う処はあるけど
子ども達が達成感を感じて　就学進級してほしい　それがボクたち保育者の願い

帰宅　なんだか疲れたので　汽車で帰ってきた

ィ夜は寅さんを見た　ボクが　一週間で　唯一　TEEVEEを観る時間だ
今回のマドンナは　樫山文枝　めちゃ若い　第16作『寅次郎葛飾立志篇』

これは昭和50年の作品だから　ボクが2歳くらい
街ゆく人々のファッションや景色　街のたたずまいが　非情に懐かしい

寅さんがきっちゃ店(喫茶店ですね)から　赤い公衆電話で　さくらに電話する
ジージョは　赤電話なんかみたことないから　不思議そうな顔をして観ていた
『パパが小さかった頃は　あんな赤い電話が街にあったんだよ』　と話した

樫山文枝が考古学の教授と結婚すると　早とちりした寅さんは　失恋
『おいちゃん　おばちゃん　体に気をつけてな　あばよ』と旅に出る

マドンナが結婚しないとわかったさくらは　寅の後を追って　柴又駅へ
歳末の柴又駅　ちょうど　寅を乗せた汽車が　ホームを出て行ったところ

肩を落とすさくら　たそがれの駅前　足早に街ゆく人々に彼女は翻弄される
このあたりの情景が　すばらしい　さすがのカメラワークである

『おとこはつらいよ』のカメラワークは　写真を撮るのがスキなボクにとって
すごく勉強になる事が多い　語りかけてくる静画　とでも言おうか

劇中で　小林桂樹扮する　大学の考古学教授が　酔っぱらって　唄う
『風の中で　羽のように　いつもかわる　女心』　効くねぇ

ご存じ　ヴェルディのオペラ　『リゴレット』ですね
『涙こぼし　笑顔つくり　うそをついて　だますばかり』と続きます

グッときました　そして来週は　いよいよ　第17作　マドンナは太地喜和子

本日の練習：RUN　ROAD　7㎞