すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【ラ・リーガ 22/23】久保建英はオフ・ザ・ボールを磨け

2022-06-10 05:44:19 | その他の欧州サッカー
マドリーが放出を検討か?

 レアル・マドリードが、MF久保建英の放出を検討しているという。

 久保は2019年夏にマドリーへ移籍し、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと、スペイン各クラブへの期限付き移籍を経験した。いわば「修行の身」だ。

 だがマドリーのEU圏外枠はヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エデル・ミリトンの3人でガッチリ埋まっており、久保は2022/23シーズンもマドリーでプレイするのは難しい。

 才能のある選手だが、マドリーとしては契約が残り短くなってきたため「尻に火がついた」状態なのだろう。

オフ・ザ・ボールが物足りない

 久保といえば「ボールをもってこその選手」であり、逆にオフ・ザ・ボールが著しく物足りない選手だ。

 例えば、接触プレーになると「ファウルだ!」と両手でアピールしながらすぐピッチに倒れてプレーをやめる。

 ボールを失うと、あっさりプレーを止めてしまう。

 守備の役回りになっても二度追い、三度追いがない。

 観ている監督としては、いちばん「使ってやろう」と意気に感じさせられないタイプの選手といえるだろう。

 ボールさえ持てばあれだけ技術があるのだから、オフ・ザ・ボールとの落差がイヤでも目立ってしまう。監督とすれば「手を抜いているのではないか?」と思えてしまう。

 日本代表チームでも先日のパラグアイ戦で、ボールを失うと途端に足を止めてプレーをやめるクセが散見された。

 もちろん「守備の技術を磨く」などという宿題はあるが、久保はその前にオフ・ザ・ボールに対する意識そのものを変える必要性があるのではないか?

 まだ若いのだからがんばってほしい。

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