すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【サッカー日本代表】新生・森保ジャパンはビルドアップを完成させろ

2022-12-29 07:28:33 | サッカー日本代表
「能動的なサッカーをしたい」

 日本サッカー協会は28日、記者会見で、次期日本代表監督に森保一氏が就任すると発表した。会見では、反町康治技術委員長が森保氏と2時間会談し、「能動的なサッカーに力を注いでもらいたい」などと注文をつけたことが明かされた。

 能動的なサッカーをやるには、まずビルドアップからだ。こうして後方からていねいに組み上げる。

 例えばカタールW杯でGK権田修一は、アバウトなロングボールを放り込むプレーに終始した。そのあとはたいてい相手ボールになる確率が高い。

 そうではなく、例えば足元が得意なGKシュミットを使い、最終ラインからていねいにビルドアップするサッカーをやりたい。それが「能動的なサッカー」のイロハのイだ。

 ビルドアップのバリエーションはいろいろあるが、そのひとつに例えばアンカーが2CBの間に下りて3バックを形成し、そのぶん両SBを上げるパターンは代表例だ。

 またそのほかアンカーがCBとSBの間に下りて展開するケースもある。

 ほかには右(左)のSBが上がり、逆サイドのSBと2CBが右(左)にスライドして3バックを形成するパターンも見られる。

 またスペースがあればCBが積極的に持ち運ぶドリブルをするプレイもアリだ。

 こんなふうにして最終ラインからボールを前へ確実に押し上げ、次の展開をする。能動的なサッカーをするにはこうしたビルドアップが不可欠だ。

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