アメリカではネットユーザの約半数が、自分の名前を検索エンジンで調べたことがあるらしい。
「うぬぼれ検索」というのは、自分の名前やハンドルをネットで検索する「エゴサーチ」のことだ。たぶんアメリカでは実名を検索する例が多く、日本ではやっぱりハンドルを調べるのが一般的なんだろう。
で、ちょっと「エゴサーチ」を検索してみたのだが、面白かったのは「R25.jp」の記事だ。
ネットで晒されてるかどうかを調べるために、定期的にエゴサーチするのをすすめてるのだ。はぁ? そんなの考えたこともなかったぞ。
ああ、私は実名でブログを書いてるんだから、晒されてるのは当たり前か。
しかし文末の「これからは自分だけじゃなく、彼女や友人の名前もエゴサーチする習慣を!」ってのはどうなんだろうか。
まあリスク回避のためって言えばそうだけど、しょっちゅう知人の名前をネットでシコシコ検索してる人って……なんかあんまり友だちになりたくないな。
と思ったら、なんとWikipediaでもエゴサーチをすすめてた!
うーん。てことは今まで私は常識がなかったってことなのか……。
と思い知り、ちょっと私もやってみた。
ただし趣向を変え、Googleとかじゃなくkizasi.jpで「松岡美樹」をエゴサーチしてみたのだ。
するとなんとまあ。ずいぶんいろんな人が拙ブログに言及してくれているではないか。でもトラックバックがきてないから、わかんないんだよねえ。ブログで言及されてても。
自分のブログで誰かの記事を取り上げても、「相手にトラバは送らない」ってのが今や常識になったのか?
まあトラックバック・スパムやスプログの影響もあるんだろう。けどトラバを使い、エネルギッシュに意見交換するかつてのトラックバック文化は、もはや死滅しつつあるんだろうか?
そういや誰かのブログでこんな話を見かけたことがある。
「面白いエントリを読んでも、もう自分のブログでわざわざ記事にする気がしない。ブクマするほうが楽だ」
さっき言ったトラックバック文化というのは、言い換えれば言及文化のことだ。考えてみればその言及文化は、今やトラバに代わり、ソーシャルブックマーク(SBM)が担うようになったのかもしれない。
(追記)複数の方から役に立つコメントをいただいた。「ブログ検索」サービスでエゴサーチした検索結果を、RSSリーダーに登録しておくのだ。そうすれば、いちいち自分の名前を入力して検索しなくて済む。なるほどこれは便利だ。追記しておく(2007年・12/19)
Pew InternetおよびAmerican Life Projectによる最新の調査の結果、米国の成人インターネット利用者の47%が、Google等の検索エンジンを使用して「うぬぼれ検索」をした経験があることがわかった。
●TechCrunch Japanese アーカイブ『Googleで「うぬぼれ検索」しているのは、あなただけではない』
「うぬぼれ検索」というのは、自分の名前やハンドルをネットで検索する「エゴサーチ」のことだ。たぶんアメリカでは実名を検索する例が多く、日本ではやっぱりハンドルを調べるのが一般的なんだろう。
で、ちょっと「エゴサーチ」を検索してみたのだが、面白かったのは「R25.jp」の記事だ。
“自分の名前を検索すること”は「エゴサーチ」と呼ばれていて、定期的にやった方がいい行為なのだ。ネットでは自分の知らないところで過去の写真や経歴、ヒドい場合は本名だけでなく住所や所属までもが表示される可能性がある。知らないうちに誹謗・中傷されてた、なんてことも…。(中略)これからは自分だけじゃなく、彼女や友人の名前もエゴサーチする習慣を!
●『実は「エゴサーチ」って、定期的にやるべきなんです』
ネットで晒されてるかどうかを調べるために、定期的にエゴサーチするのをすすめてるのだ。はぁ? そんなの考えたこともなかったぞ。
ああ、私は実名でブログを書いてるんだから、晒されてるのは当たり前か。
しかし文末の「これからは自分だけじゃなく、彼女や友人の名前もエゴサーチする習慣を!」ってのはどうなんだろうか。
まあリスク回避のためって言えばそうだけど、しょっちゅう知人の名前をネットでシコシコ検索してる人って……なんかあんまり友だちになりたくないな。
と思ったら、なんとWikipediaでもエゴサーチをすすめてた!
エゴサーチ (中略)自分の知らないところで個人情報が書かれていたり、誹謗中傷されている場合があり、それを発見するためにも定期的にしておいたほうがいい行為とされる。
●ウィキペディア(Wikipedia)『エゴサーチ』
うーん。てことは今まで私は常識がなかったってことなのか……。
と思い知り、ちょっと私もやってみた。
ただし趣向を変え、Googleとかじゃなくkizasi.jpで「松岡美樹」をエゴサーチしてみたのだ。
するとなんとまあ。ずいぶんいろんな人が拙ブログに言及してくれているではないか。でもトラックバックがきてないから、わかんないんだよねえ。ブログで言及されてても。
自分のブログで誰かの記事を取り上げても、「相手にトラバは送らない」ってのが今や常識になったのか?
まあトラックバック・スパムやスプログの影響もあるんだろう。けどトラバを使い、エネルギッシュに意見交換するかつてのトラックバック文化は、もはや死滅しつつあるんだろうか?
そういや誰かのブログでこんな話を見かけたことがある。
「面白いエントリを読んでも、もう自分のブログでわざわざ記事にする気がしない。ブクマするほうが楽だ」
さっき言ったトラックバック文化というのは、言い換えれば言及文化のことだ。考えてみればその言及文化は、今やトラバに代わり、ソーシャルブックマーク(SBM)が担うようになったのかもしれない。
(追記)複数の方から役に立つコメントをいただいた。「ブログ検索」サービスでエゴサーチした検索結果を、RSSリーダーに登録しておくのだ。そうすれば、いちいち自分の名前を入力して検索しなくて済む。なるほどこれは便利だ。追記しておく(2007年・12/19)
どうもありがとうございます。