まつや清の日記 マツキヨ通信

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「インフルエンザワクチンを打たないで」母里啓子さんのお話を聞く

2008年03月08日 | 政策秘書
 川田龍平参議院議員の毎週金曜日の定例学習会、NHK番組での新型インフルエンザワクチン備蓄論が高まる中で、「インフルエンザワクチンを打たないで」の著者の母里啓子さんを講師に迎えて開催されました。

 実際、5日には与党の国会議員でつくる「ワクチンの将来を考える会」(会長・坂口力元厚生労働相)は、新型インフルエンザの流行初期に接種するプレパンデミックワクチンの蓄量などを求める要望書を舛添厚労相に手渡しています。

 プレパンディミックワクチンとは、鶏から人に感染する鳥インフルエンザが人から人に感染するインフルエンザに変異し、スペイン風邪のような被害を全世界的に引き起こす恐れのある中、鳥インフルエンザウイルスから作られるものです。

 果たして鳥インフルエンザが人から人に感染する脅威の新型インフルエンザになるのかどうか。まだ未解明な分野にもかかわらず、脅威を煽り立てて危機管理型措置としてのワクチンを備蓄せよ論は正当な論拠を持っているのか。

 私自身1986年に「どうする!予防接種」という8ミリ映画を予防接種被害者の皆さんとともにつくり、1994年のインフルエンザワクチンの集団接種廃止に関与してきただけに、この動きに懐疑的にならざるを得ません。

 新たな市民活動が求められています。