まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

日本政府、意表つく為替介入!

2010年09月15日 | ニュース・関心事
昨日の民主党代表選挙で菅首相の続投が決まりましたが、マーケットは新代表を無視するかのように円買いの円高。一夜明けての意表つく為替介入。ただ、総額1兆円は庶民感覚としてよくわからない数字です。

しかし、それによって83円台が85円台へと推移、日本政府を甘く見るなよというマーケットへの警告か、マーケットの側からは様子見か。識者達の発言は、一時的には効果あり、しかしと続いています。

2003年のイラク戦争当時の介入で118円台が結局の所、介入の打ち切り時105円台であったと言う事実からすると為替介入が局面打開にどの程度友好であるのか、よくわかりません。しかも、日本の単独介入。

とはいっても意表をついたということは日本政府の決意を示すという点で効果があったことになります。しかし、最終的には円高でもやっていける産業構造か、影響が少ない内需型産業構造への転換か。

第6次産業といわれる農林水産業か、化石燃料に依拠する既存のエネルギーシフトからの大転換か、社会保障分野の拡大か、内需型にはいろんな選択肢が考えられます。党内人事含め緊張が続く民主党政権です。