まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

3・11を経て 九州からの発信 自治体議員政策研究会 飯田さん 元気!

2012年08月26日 | ニュース・関心事
私自身が代表幹事を務める自治体議員政策情報センターの恒例の夏季全国政策研究会が福岡市で25日、26日、150名の参加者で開催されました。福岡県や大分県の議員の皆さんの受け入れのための大奮闘に大きな感謝です。

25日は、福島県双葉町長 井戸川克隆さんの「原発事故とその後の動きを福島の現場から語る」、山口県知事選挙の闘いを終えたばかりのISEP 飯田哲也さんの「自然エネルギーでまちづくり」の全体ミーティングでの講演。
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井戸川さんからは2005年に就任した双葉町長、原発を受け入れながら破たん状態の財政改革を進めてきた2期8年、そこにすべてを吹き飛ばす3:11、全町避難の双葉町、戻るべきか否か、中間貯蔵施設の是非、苦悩の報告。

知事選挙敗北直後、心配していた飯田さんでしたが、とても元気。地元に政治団体を結成し知事選挙に向けて新たな出発とのこと。「世界とつながり 地域から変革する 変化は周縁から起きる 霞が関から起こらない」に納得。


その後の第一分科会は、1、自治体における自然エネルギー政策 2、自治体位における原発防災・安全協定 ここでは静岡県牧之原市議の大石和央さんが「自治体における原発防災・安全協定・住民投票」テーマに報告

3、福島被ばく者権利宣言 被ばく者援護法 子どもたち支援 ここでは、3:11以降に佐賀県鳥栖市に家族で避難し就労、福島支援など木村雄一さんの活動 小金井市議の片山 薫さんの東京での避難者の健康相談活動

私が「チェルノブイリ事故から26年 ウクライナ視察報告」 成立した被災者支援法の課題について報告。何と言っても、木村さんが放射能被曝の影響か体調を崩されながら、顔の見える範囲で無農薬野菜を福島に送る活動

更に福島の子どもたちの保養拠点として原爆にかかわる長崎県での離島の拠点確保など、福島とのかかわりを真正面において生きようとするその姿勢に元気をもらいました。3:11以降の新たな人と人のつながり始まっています。