4月28日、5月1日の15mm/h、18mm/hの急激な雨により住民の皆様からの冠水のSOSいただき下水道建設課との意見交換・協議が始まりました。原因は、中央高校南側排水導水管工事の伴う唐瀬街道西側の排水路へのクランク型迂回管設置と判断されました。
そこで、梅雨入り前の解消を目標に、1、フラップゲートの設置済み(5月17日工事)、2、唐瀬街道西側排水路へのもう1本の直径110mmの迂回管設置予定(5月31日までに)が説明されました。そのおかげで月20日、21日の雨の際には冠水は発生しませんでした。
住民の方々もまずは安心と感謝となりました。ただ、ある住民の方から1、5月20日の夜9時から10時頃にフラップゲート設置の桝を見ると北側には流れていなかったが、それはなぜか。2、選挙投票日の3月28日63mm/hのような雨が降ったらどうなるか。
実はfacebookにアップした最初の冠水状況を示す写真は3月28日のもので、冠水被害を受けながら4月28日の再度の冠水によりSOS発信されていたことが明らかになりました。私の認識の甘さが露呈したわけで、改めて地域全体における課題を認識させられました。
1については効果を検証しながら、2については、当面の解決策は中央高校南側の24億円という2023年3月終了の排水管工事完成を待たないといけない、との回答でした。ポンプ設置なども検討したが容量・電源確保などかなり難しい、との認識が示されました。
地球温暖化による異常気象の中、とにかく、住民の皆さんの安心・安全を作り出していくために市民の皆さんと行政、議会との協働の精神で対処していく必要がることを改めて確認しました。苦渋はこれからも続きます。