まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

桜に酔いしれる森下公園、そして、鷹匠公園

2008年04月07日 | 趣味・その他
 「しずおか祭り」で大賑わいの静岡市内は、絶好の行楽日和となりました。
今日は花見三昧。昼は森下公園で春の日差しに照らされる桜を、夜は鷹匠公園で夕闇せまる幻想的な桜を、と、桜の美しさに酔いしれた1日となりました。

740haの再処理工場の広さに驚くと同時に青森県は大丈夫か、と心配

2008年04月06日 | ニュース・関心事
 青森市の陸奥湾での8人乗りホタテ漁船「日光丸」の1人死亡し、7人行方不明のニュースを気にしながらの再処理工場視察でした。まずは、地質専門家の松下力先生による出戸西方断層の現場説明、そして、PR館での概要説明でした。

 それにしても再処理工場をとりまく100基といわれる1500kw、2000kwの風車は圧巻でした。その730haもの広い敷地の中にウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物貯蔵施設、再処理施設、高レベル放射性廃棄物貯蔵施設が立ち並びます。

 そして、今は更地ですがMOX燃料工場までも建設許可申請が出されている途轍もない戦略基地です。9:11以降厳しくなったといいますが、扱われている物資がプルトニウムだけに、その監視チェックは軍事施設そのものという印象でした。

 国会議員グループからは、出戸西方断層が敷地内に食込み再処理施設の増したに活断層があること、高レベル廃棄物のガラス固化など失敗したアクティブ試験、そして、空に海に放出する放射性物質についての厳しいやり取りが続きました。

 百聞は一見にしかず、といいますが、まさに今日の視察はこの言葉そのものでした。この施設が再処理工場として本当に稼動するのか、稼動できず単に使用済み核燃料の貯蔵施設、高レベル廃棄物の貯蔵施設にしかならないのではないか。

 静岡県は大丈夫か、が3度の知事選挙の私たちのスローガンでしたが、青森県は大丈夫か!?中越沖地震に見舞われた柏崎・刈羽原発、浜岡原発、六ヶ所の連携によるトライアングルキャンペーン=脱原発の道、このことを強く感じました。

公共事業チェック議員の会+原子力政策転換議員懇談会で六ヶ所村視察

2008年04月04日 | 政策秘書
 保坂展人衆議院議員(社民党)、大島九州男参議院議員(民主党)、近藤正道参議院議員(社民党)、下田敦子参議院議員(民主党)、高橋千鶴子衆議院議員(共産党、明日参加)、そして、川田龍平参議院議員などをメンバーとする視察団。

 今日は、核燃料廃棄物阻止実行委員会、核燃サイクル立地反対連絡会、青森県反核実行委員会、核燃阻止1万人阻止訴訟団など住民団体と鹿内博・古村一雄・奈良岡克也・安藤晴美県議会議員他多くの関係者との交流会。

 公共事業チェック議員の会のテーマ、原子力政策転換議員懇談会のテーマ、それぞれに課題とするテーマも異なりますが、報告や、質疑、問題提起、次から次へと発言者が続き、終わってみれば3時間びっしりの盛り上がりでした。

 国会議員、秘書、地元で20年、30年と闘ってきた市民・住民団体、労働団体、地方議員、それぞれの立場でとにもかくにも地震は大丈夫か、放射能汚染は大丈夫か、再処理技術は成り立つのか、青森県の政治は、・・・・。

 明日は、今日の議論をもとに、活断層見学、再処理工場PR館での日本現燃の説明、工場内見学、放射性物質海中放出口などスケジュールがびっしりです。それにしても、受け入れてくれた青森県の皆さんに感謝です。

 鹿内県議会議員の「とにかく、再処理工場のアクティブ試験、大間原発、被爆労働者、高レベル廃棄物、低レベル廃棄物・・・とにかく、毎日のように原子力関係の深刻のテーマが突きつけられる、国会議員に何とかしてもらいたい」との言葉。

 これを聞いて、原子力帝国という言葉がありましたが、これはまさに「原子力戦争」が青森県におきているんだ、を実感。明日の展開がどうなっていくのか。

もう少し二人三脚したかったが、彼女の人生は完全燃焼でした

2008年04月03日 | その他
 静岡市の瀬名地域のエコ市民グループの中心メンバーの朝倉由希世さんが31日朝亡くなり、今日、朝倉さんの葬儀が安西の大林寺でしめやかにとりおこなわれました。闘病のその姿は、ただただ感服するしかないような精神力でした。

 彼女の信念は、身近な地域が変わらなくて、変えられなくて、社会が変わることはない、一人一人に働きかけて、一人一人が変わることを目指したい、その意味で住んでいた瀬名地区をこよなく愛していました。そしてその拠点は自分の家。

 組織を作って声を広げるより、一人一人が動き出して、結果として組織的になるのであって、また、一人のリーダーの指示で動くような組織的な運動スタイルでは本当の意味で社会は変えられない、私はそう思う、それが彼女の口癖でした。

 彼女と最後に会ったのは、県立総合病院の入院部屋。「まつやさん、あきらめちゃだめよ、あきらめなければ必ず次のチャンスが生まれるのよ、信じること、信じなければ希望は実現しないのよ」。握手した時の笑みは感動的でした。

 今日の葬儀での友人代表の三浦さんの弔辞、聞いていて身が震えました。その生き方は、ある意味、戦後民主主義最良の市民の姿です。彼女に引っ張られての自分であり、彼女に支えられていた自分であったことを思い知らされました。

 喪主であり、夫として語ってくれたご主人の言葉「もう少し二人三脚したかったが、彼女の人生は完全燃焼でした」。

朝倉さん、64年という人生はあまりにも短すぎます。あなたの生き様は、私たちの心に生き続けます。さようなら。
 

宙に浮いた年金5000万件の解決のめど立たなくても、天引きの後期高齢者医療制度

2008年04月03日 | 福祉・医療・障害者
 75歳以上を対象とする「後期高齢者医療制度」の名称が福田康夫首相の指示で突如「長寿医療制度」に、と。えー!何で今更。赤字続く高齢者医療をとにかく医療費削減するには、と考え出された75歳以上の老人一人一人が保険者になる制度。

 しかも、宙に浮いた年金5000万件の解決のめども立たないこの現状に、医療保険は年金から天引き、これには、さすがに高齢者の怒りは相当なもの。「私たちに病院へ行くなということか」。衆議院3分の2自民党・公明党のなせる業の結果です。

 あまりの世論の厳しい批判に半年間は凍結したものの制度は4月1日からはじまっています。福田首相、何とか、劣勢挽回とばかりの掛け声だったようですが、現場ではただただ混乱が引き起こされたようです。

 厚生労働省は「『長寿医療制度(後期高齢者医療制度)』との記述にしていただきたい」との通知を出したとのことですが、民主党など野党の舛添厚生労働大臣の問責決議案の提出の動きに「焼け石に水」。緊張増す国会情勢です。

今日から京都議定書期間スタート

2008年04月01日 | 環境
 今日から京都議定書期間がスタートしました。果たして6%削減が可能であるのか。環境税はおろか排出権取引制度の見通しもなく、ましてや原子力発電頼りっきりの計画に未来があるとは思えません。

 洞爺湖サミットまであと半年、暫定税率問題でゆれる国会で福田首相にそのリーダーシップが取れるのか、大いに疑問です。

今日からガソリンが25円安くなります!

2008年04月01日 | ニュース・関心事
 TBSの報道番組で0時過ぎ、自民党伊吹幹事長と民主党菅代表代行と東国原宮崎県知事が登場し、暫定税率が本則に戻る=ガソリンが25円安くなる瞬間を金沢と東京を舞台に納税者の声を生中継。

 まさに、歴史的な瞬間です。生中継する意味もあろうというものです。問題は都道府県、市町村で道路特定財源を前提に予算議会を可決している事態にどう対応できるのか。

 石川静岡県知事も道路予算は当面凍結を宣言していますが、東国原知事も凍結を発言しました。これは多少の混乱があるとはいえ、すごいことがおきています。知事たちは凍結を宣言。画期的な事態です。

 炭素税研究会は、この暫定税率廃止を前に一般財源化、そして地球温暖化対策としても税率は暫定分を含めたものにすべきという声明を発表しています。4月29日まで与野党がどんな議論を繰り広げるか。