まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ランチトーク 事業仕分け第一弾 静岡市新美術館

2010年07月24日 | ニュース・関心事
ランチトーク事業仕分け第一弾「新美術館」には14名もの方々が参加。仕分け結果は、廃止と現状改善に分かれました。廃止論はやはり駅南口から北口への移動という美術館建設決定過程に対する強い批判です。

改善派は収蔵品無き美術館の可能性があるのではないかとの期待からです。25億円の葵タワービル購入費含む33億円の建設費、維持費となる指定管理料が毎年3億2000万、事業費は1億6000万。

公の施設の税金の投入度はどれくらいが適切か。年間収入見込みは4900万ほどで事業費の30%。維持費全体では14%。この30%はどこから来ているかというと廃止されたアートギャラリーの収益比とのこと。

指定管理者は文化振興財団。館長に毎日新聞学芸部所属であった田中豊稲氏。学芸員は8人、4人が非常勤。事務職が5人で14人体制で臨みます。年間入館目標は10万人。既に葵タワー見学兼ねて5月、6月で5万人。

収蔵品無き美術館が「ハコモノ」になるのか「美術館」になるのか、まだ始まったばかりです。国宝級の展示には半年間の館内の湿度や温度などの安定が条件。本格的稼動は11月。さて、どうなる!?

※アートギャラリーがあったサウスポットはビルの空きが目立っているといいます。アートギャラリー跡地に保育園建設はどうか、という意見をいただきました。使い道、しっかりチェックしないといけません。

「模型の世界首都」静岡にガンダム・ホビーフェア

2010年07月24日 | ニュース・関心事
今日はホビーフェアのオープニング式典。うだるような暑さの中、静岡市長、ホビーフェア実施本部長、静岡県副知事、テープカット。突然ズドーンと花火、テープが舞い上がり、ガンダムの目が光るというイベント仕掛けもあるなど仰々しく始まりました。

来賓の特権でホビーミュージアムの中へ。いやー!いろんなプラモデルが並び改めてプラモデルの世界に驚嘆。森林の街・静岡、木工作品としてはじまったプラモデル。ただ、小さい頃を思い起こしましたが、プラモデルにのめりこんだという記憶はありません。

当時いくつか買いましたが、いつも中途半端で不器用な自分が発見されただけでした。ガンダムに至っては、時代も異なりそれほどの感慨はありません。それでもオープニングにと出かけてきているの家族連れの方々も多く、今日の感動がリピーター掘り起こしになるか。

帰りに知人に会い彼が一言。「渋滞とかいろいろ心配されたけど始まってみれば、もうこの程度。これが静岡ですかね」。来年3月までの8ヶ月間。このほービーフェアがどんな展開しているのか。ガンダム立像の魅力で90万人を引き寄せられるのか。3月には市長選挙。

来賓に川勝知事は来てておりませんでしたが来ていたらどんなお祝いの言葉を述べてくれたのか。岩瀬副知事、しっかりとグランシップや県立美術館の企画を紹介し、知事が考える賑わいコンセプトを展開していました。とにかく暑い。暑い市長選レースが始まっています。

消費者庁長官に福嶋浩彦氏の起用!?

2010年07月23日 | ニュース・関心事
マスコミ報道でしりましたが、たびたび私自身も市議会で「新しい公共」めぐる議論で紹介させてもらっていた元千葉県我孫子市長の福嶋浩彦さんが消費者庁長官に起用される見通し、とのことです。

菅政権の今後占う意味で非常に興味深い人事です。政治主導という時に市民派として活躍してきた自治体の首長経験を持つ人材を政府にどんどん登用していくスタイルは民主党政権を活気づけます。

8月28日、29日に静岡で開催する「みんなで考える私たちの自治」全国政策研究会を主宰する自治体議員政策情報センターのセンタ長として私たち自治体議員をサポートしていただいています。

これまででさえ、むちゃくちゃ多忙な方であっただけに今回の新たな公的役職に就かれるとなると私たちにとって大歓迎であると同時に政策情報センター活動の在り方にも影響してきます。

新しい分野での活躍に大きな期待!!です。

「普天間移設「工法8月決定」断念のニュース、歓迎

2010年07月22日 | ニュース・関心事
読売新聞ネットニュースで「普天間移設「工法8月決定」断念、米に複数案提示」が流れています。菅政権として日米合意優先の姿勢は変わらないことは十分に認識した上でも歓迎です。

北沢防衛大臣が「11月の県知事選挙が終わるまで」の先延ばし発言が自民党から批判されていますが、極めて現実的判断です。もともと無理を知りながらの日米合意であったわけですから。

しかも、当選した沖縄自民党の島尻議員も「県外移転」を主張、『沖縄は一つ』の様相。「県外移転」「基地縮小」に向けた9月名護市議会議員選挙、11月県知事選挙は大きな戦略的位置となります。


県知事候補は、伊波洋一宜野湾市長以外にないと思います。参議院選挙においての民主党や共産党の共闘体制からの撤退、そのことによる山シロ候補の敗北。これを踏まえての仕切り直し、です。

民主党の代表選挙においても沖縄問題の本質的解決についても争点の一つになってほしいものです。小沢元幹事長の復帰報道ある中、沖縄問題のこう着状態の打破の手掛かり得たいものです。

8月28日、29日「みんなで創ろう私たちの自治」政策研究会、静岡で開催

2010年07月21日 | ニュース・関心事
事業仕分けで大活躍した福嶋浩彦氏(元千葉県我孫子市長)を所長とする「自治体議員政策情報センター虹とみどり」(代表幹事 松谷 清、横田悦子)主催の全国政策研究会が8月28,29日静岡で開催されます。

「みんなで創ろう私たちの自治」をメインテーマに多彩なゲストスピーカーを交え6つの分科会、そして宮崎県で猛威をふるった口蹄疫の実情報告など自治体から政治を変えようとする自治体議員が多数参加します。

ぜひとも今からスケジュールの調整をお願いします。
詳細と申込用紙は、自治体議員政策情報センターHP 数日後にアップ
http://www.greens.gr.jp/jouhou/index.html


■全体スケジュール
2010.08.28 (土)  29日 (日)  

8月28日(土)                      
12:30-13:30 受付
13:30-13:45 開会 
13:45-15:45 メイン講演会
 『 新しい公共は未来を築けるか?』  根本祐二(東洋大学教授)

16:00-18:00 分科会1,2,3
 (1) 『新しい公共』   福嶋浩彦・日詰一幸(静岡大学教授)
 (2) 『未来を変えるあなたの選択ーグリーン電力社会』  
      飯田哲也(環境エネルギー政策研究所) 
 (3) 『まちづくりは市民のもの』  上原公子(元国立市長)

18:30-20:30 地産地消レセプション

8月29(日)                          
09:00-09:30 受付
09:30-11:30 分科会4,5,6
 (4) 『学校給食を変えたら 子どもたちがこんなに変わった』 
      大塚 貢(上田市・東御市・小県郡教育委員会協議会)
 (5) 『ゼロ・ウエイストへの道―消費文明からもったいない文明』
      廣瀬立成(町田ゼロエウストの会) 
 (6) 『自治体において真のセーフティーネットを目指すために』       布川日佐史(静岡大学教授)

13:00-13:20 特別報告 宮崎県口蹄疫の現状について
      大西 幸二(宮崎県延岡市議会議員)
13:20-15:00 全体報告会

主催 自治体議員政策情報センター虹とみどり
受入 全国政策研究会静岡実行委員会

事業仕分け第一弾 静岡市美術館 7月23日ランチトーク

2010年07月20日 | ニュース・関心事
事業仕分けを静岡市にもと昨年、機会を見ては問題提起してきましたが小嶋市長にその意欲は全くなし、でした。そこで、いろんな方々からまずは、松谷さん自身がやってみるというのが必要ではないですか?

確かに、ということでこれから6回シリーズで「事業仕分けまつやシリーズ」をやることにしました。事業仕分けが、その一つの建物や施策そもそも語るんではなくて、その目的に合致しているか、どうか。

そうすると美術館を素材にする場合に、美術館が35億円も建設費をかけていることや起債がどれくらいあるとか、という基本的な知識だけでなく、目的の文化的レベルの向上にどれくらい寄与したか。

基準が大変難しいです。また、維持費とその目的の達成度がどれくらいであるのか、その客観的指標を明確に示さないといけません。参考事例としては県立美術館の行政評価指標があります。

ということで、第一回目は美術館。第2回目は競輪場、第3回目は清掃公社、までテーマが決まっています。残りの3つのテーマをどこに絞っていくか、参加者の皆さんと協議して決めたいと思います。

映画『クロッシング』を観る

2010年07月19日 | ニュース・関心事
あらかじめハッピーな結末は無いだろうとは予測しつつも、いくつもの障壁を乗り越える息子と父親の強い絆、対面への淡い期待感を醸成させてくれるストーリー。しかし無残にもそれを打ち砕くラストシーン。

北朝鮮の労働や生活の場面の活気に満ちた社会、突然に労働党幹部が現れて家族もろとも収容所送りという労働者。妻の肺結核の薬を求めての脱出、戻りたくても戻れない救出メカニズム。

収容所生活の非人道的な扱い、一時テレビ報道で観た場面がいくつも出てきて絶望的気分、確保した結核の薬が韓国では保健所で無料のサービス、次から次に展開される映像に緊張の連続。

人間が努力しても越えられない理不尽な世界、この存在を観客に迫る力。これは何なんだろうか。小さい頃に記憶する世界に似ていて、この理不尽な世界は自分の認識の中でどう消化されているのだろうか。

韓国にキリストの神はいて、北朝鮮に何故存在していないのか、と慟哭する主人公。「南アフリカに神がいるならキリストでもイスラムでもなんでもいい」としたマンデラ氏の言葉が思い浮かんだ自分。

台湾第4原発めぐる日本ー台湾脱原発派の連携

2010年07月19日 | ニュース・関心事
反核アジアフォーラムの佐藤大助さんたちが計画する9月15日からの台湾第4原発の活断層調査と国際会議会議のために地質の専門家・塩坂邦雄さんを現地に招請しようと事前勉強会が18日開催されました。

4月30日~5月2日のアジア太平洋グリーンズネットワークの台湾会議に参加した静岡組も合流。8月29日には台北で第4原発取り囲む「人間の鎖」が計画され脱原発の国際連帯が生まれようとしています。

台湾では10年前に国民党政権から民進党政権に交代し第4原発は一時ストップしましたが、民進党のぐらつきで再開され、今日の国民党政権で独立記念に合わせて来年初頭の稼動が目論まれてきました。

ところが、運転室で火災が発生し1年は延期されるだろうとの予測も。しかし、火災を秘密裏に処理しようとするくらいの国家的体質ですので、どんな再開展開になるのか全く想定は出来ません。

東海大地震と浜岡原発めぐる静岡ー日本の電力会社と住民との争点を台湾にも役立たせたいとするものです。プレート自身の構造は日本も台湾と全く同じです。地震地帯での国際連帯に大いなる期待です。

マラソン途中の緑の風に大感動!

2010年07月18日 | ニュース・関心事
梅雨明けは、まさに夏本番。こんなに日差しが強くて大丈夫かなという中、久し振りに駿府公園まで走ってきました。さすがに、帰り道、少し歩いてしまいました。ちょっと苦しかったです。

途中の信号待ちで緑の木立の多いところから冷たい風が吹いてきて、本当に気持ちが洗われます。この街中を走って、いつも吹いている風だと思いますがとても幸せな気分に浸れました。

最高でした。そして、家にたどり着いて冷たい水をガブガブ。これまた本当に美味しいです。コップの水がこぼれてTシャツがぬれててもとにかく飲み続けます。この感覚大事にしたいですね。

鳩山さんの引退宣言の撤回や菅さんの戦略局の縮小方針など、ぶれ多い民主党です。こんな時は、自分の肉体の限界と自然の力に触れてみるのがいいんではないかと、思います。菅さん、考えてみてくださいね。

東京都杉並区の減税自治体構想

2010年07月17日 | ニュース・関心事
16日、東京都杉並区の減税自治体構想について視察。参議院選挙で前山田区長が参議院選挙に出馬、区長選挙で民主党・田中氏が新区長に当選。首長の交代で減税構想が転換するのか、含め視察。

99年度経常収支比率94,1%、区債残高872億円、財政調整基金19億円。これが79,5%(08年度末)、179億円(09年度。10年度に156億円、11年度にゼロに))、208億円(09年度)。

その要因としては、1千人のの職員削減、区の仕事の民間化57,7%(08年度末)。借金ゼロにしたあと毎年150億円の積み立て10年後に1500億円、利子1,5%で住民税の10%、60億円を捻出。

とにかく借金がゼロは驚きです。新たな学校建設など起債の発行は債務負担行為で対処、PFIは借金にカウントせず、今年度の積み立ては150億でなく10億円。本当に10年後に1500億円基金化できるか。

そもそも現行の福祉施策は満足できるものか、住民税減税は高額所得者にプラスだが税のあり方としては。など議会からいろんな意見もあるようです。いただいた資料できちんとチェックしてみたいと思います。