「ザ・バットマン」
犯罪がはびこるゴッサムシティで、市長や警察幹部など名士が連続して殺害される。バットマンとして悪と戦い続けているブルース・ウェインは、リドラーと名乗る犯人に翻弄されるが…
ティム・バートン監督とクリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズは好きなのですが、ベン・アフレックのバットマンは観てません(ベンアフが苦手なので)。新バットマンのロバート・パティンソンも苦手な俳優だったのですが、最近は脱イケメン路線で個性派俳優へと成長しつつある彼のこと、なかなかいい役者になったなと思うようになりました。彼、心に闇を抱えた役が似合う顔をしてますね。サイコパス顔というか。暗い三白眼が怖い。その暗い重い淀んだ雰囲気で、出てくる悪い怪人たちよりも不気味なパティンソンのバットマン、インパクトはあるのですが、あまりカッコいいとは思わせてくれないのが惜しい。ダークヒーローだとて、やはり素敵♡とハートを甘く刺激する要素は必要だと愚考します。ブルース・ウェインの時も、ヤク中の引きこもり男にしか見えんかったし。大富豪のブルース・ウェインってミステリアスな貴公子ってイメージなので、普段着や正装姿など、もうちょっとハイソな感じを出してよかったのではないかとも。
鍛えた裸体もちょこっと見せてたパティンソン。ノーラン監督版のクリスチャン・ベールのマッチョさに比べると、やはり細くて軟弱な感じが否めません。バットマンスーツ姿になると、身体が不自然なほど倍増してたような。空飛ぶマント、カメラなコンタクトレンズ、おなじみのバットマンモービルなど、漫画チックな武器やアイテムも楽しかったけど、今回のバットマンはそれらを駆使して戦うよりも、事件を追う探偵みたいな行動が目立ってたような。警察や鑑識が検証中の事件現場にあの格好で現れて、刑事たちに煙たがられながら名探偵よろしく推理するバットマン。かなりシュールな画でした。
内容のみならず、映像もすごくダーク。ずっと雨が降ってるのも、病んで歪んだ物語の陰鬱さを演出していました。それにしてもゴッサムシティ、相変わらずカオスで狂ってますね~。あんな街、ぜったい住みたくない。あまりにも犯罪天国で、もはや警察や検察なんか意味ないし。それはそうと。ゴッサムシティって、パラレルワールドなのでしょうか?アメリカにしてはあんな狂乱状態なのに、大統領とか国の偉い人や軍隊なんかも全然出てこないが不思議。SNSで煽られる世の中への不満や憎悪、テロ集団が発生してしまうところは、あながち荒唐無稽とは言えない恐怖です。
キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツがチャーミングでした。猫っぽい美人で、スタイルがCG?!と見まごうほど抜群。バットマンとの淡いロマンスも、いい感じに切なかったです。悪党のペンギン役は、何と!コリン・ファレル!誰だかわかんない着ぐるみ状態で、これじゃあコリンじゃなくてもいいじゃん、と誰もが思ったはず。最も目立っていたのは、後半になって登場するポール・ダノです。「プリズナーズ」や「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」など、今やアメリカ映画最狂最キモ俳優かもしれない彼の、気持ち悪すぎるイカレ演技と顔が強烈すぎ。おいしいとこを持っていった感じでした。もし連続幼女誘拐殺人事件が映画化されるとしたら、犯人のM崎役はポール・ダノ以外考えられない!
犯罪がはびこるゴッサムシティで、市長や警察幹部など名士が連続して殺害される。バットマンとして悪と戦い続けているブルース・ウェインは、リドラーと名乗る犯人に翻弄されるが…
ティム・バートン監督とクリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズは好きなのですが、ベン・アフレックのバットマンは観てません(ベンアフが苦手なので)。新バットマンのロバート・パティンソンも苦手な俳優だったのですが、最近は脱イケメン路線で個性派俳優へと成長しつつある彼のこと、なかなかいい役者になったなと思うようになりました。彼、心に闇を抱えた役が似合う顔をしてますね。サイコパス顔というか。暗い三白眼が怖い。その暗い重い淀んだ雰囲気で、出てくる悪い怪人たちよりも不気味なパティンソンのバットマン、インパクトはあるのですが、あまりカッコいいとは思わせてくれないのが惜しい。ダークヒーローだとて、やはり素敵♡とハートを甘く刺激する要素は必要だと愚考します。ブルース・ウェインの時も、ヤク中の引きこもり男にしか見えんかったし。大富豪のブルース・ウェインってミステリアスな貴公子ってイメージなので、普段着や正装姿など、もうちょっとハイソな感じを出してよかったのではないかとも。
鍛えた裸体もちょこっと見せてたパティンソン。ノーラン監督版のクリスチャン・ベールのマッチョさに比べると、やはり細くて軟弱な感じが否めません。バットマンスーツ姿になると、身体が不自然なほど倍増してたような。空飛ぶマント、カメラなコンタクトレンズ、おなじみのバットマンモービルなど、漫画チックな武器やアイテムも楽しかったけど、今回のバットマンはそれらを駆使して戦うよりも、事件を追う探偵みたいな行動が目立ってたような。警察や鑑識が検証中の事件現場にあの格好で現れて、刑事たちに煙たがられながら名探偵よろしく推理するバットマン。かなりシュールな画でした。
内容のみならず、映像もすごくダーク。ずっと雨が降ってるのも、病んで歪んだ物語の陰鬱さを演出していました。それにしてもゴッサムシティ、相変わらずカオスで狂ってますね~。あんな街、ぜったい住みたくない。あまりにも犯罪天国で、もはや警察や検察なんか意味ないし。それはそうと。ゴッサムシティって、パラレルワールドなのでしょうか?アメリカにしてはあんな狂乱状態なのに、大統領とか国の偉い人や軍隊なんかも全然出てこないが不思議。SNSで煽られる世の中への不満や憎悪、テロ集団が発生してしまうところは、あながち荒唐無稽とは言えない恐怖です。
キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツがチャーミングでした。猫っぽい美人で、スタイルがCG?!と見まごうほど抜群。バットマンとの淡いロマンスも、いい感じに切なかったです。悪党のペンギン役は、何と!コリン・ファレル!誰だかわかんない着ぐるみ状態で、これじゃあコリンじゃなくてもいいじゃん、と誰もが思ったはず。最も目立っていたのは、後半になって登場するポール・ダノです。「プリズナーズ」や「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」など、今やアメリカ映画最狂最キモ俳優かもしれない彼の、気持ち悪すぎるイカレ演技と顔が強烈すぎ。おいしいとこを持っていった感じでした。もし連続幼女誘拐殺人事件が映画化されるとしたら、犯人のM崎役はポール・ダノ以外考えられない!
バットマン、見に行かれたのですね。
私はアメコミはもう卒業してしまったので見に行かないかもしれませんが
クリスチャン・ベールのバットマンは、イメージにぴったり合って好きでした。
今回のバットマンはちょっと病的な雰囲気ですね。
ペンギンは、コリン・ファレルにはとても見えない!!
彼が演じる必要があったのでしょうか・
アメコミ、私もさすがにもうオナカイッパイで、そろそろ卒業かなと思ってます(^^♪でも、クリス・プラットとかカンバーバッチとかクリヘムとか好きな俳優がまだ出てるので、惰性で観続けそうです💦クリスチャン・ベールがといえば、マイティソー最新作で悪役を演じてるらしいです。
この新蝙蝠男も、大好きなコリン・ファレル目当てで観に行ったのですが、誰がやってもいいような役でトホホでした。