日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

答えるとき、視線を下に落とす安倍首相⁉️それとトルストイ

2020-03-17 00:46:41 | 日記
    今日の言葉

健康な人には病気になる心配はあるが
病人には回復する楽しみがある。
   寺田寅彦『KからQまで』

カンペを読めばれば、だれでも偉い人になれる時代が来ました。質問内容を事前に把握、答えを秘書がつくり、会見時に老眼鏡を下げ、その原稿を読むために下を向いて語る姿、見慣れました。棒読みのために、「真摯に向き合う」とは、ほど遠い姿勢です。抽象的な言い回しが多く、具体的な内容はありません。それを悪びれるそびれもなく、朗々と、得意気に、自信を持って話す姿に、アベサポーターはしびれるのかもしれません。

「桜を見る会」問題あたりから、安倍首相が直接関与しているので、前面に立たざるをえなくなりました。テレビとユ-チュ-ブで、国会中継を視聴していると質問者に対する答えと噛み合わず、相手がいらだち、語調がしだいにきつくなっていきます。そのうちに時間切れになります。きちんとした答えが聞けず、首相の逃げ切り勝ちです。「のれんに腕押し」押しても引いても効果ありません。「空虚の器安倍首相」脳みそには、自分のことかしかありませんので、他人の主張は論外です。原稿は読めますが、それは1回きり、次の質問で答えに窮すると後ろ向いて「何て言えばいいんだ」秘書に目をやります。ボキャブラリーがないので、あいまいな抽象的な話ししかできないのでしょう。

でも、今日の言葉をかみしめました。病気の日本はこれ以上、悪くはならないのです。健康になる未来があります。私も安倍首相の悪いところばかりみて書いていましたが、今の日本の状況を見ると、防波堤になり、踏ん張っている姿、他の議員よりよほどましです。「いつコロナ収まるんですか?そんなことわかれば苦労しないでしょ」野党のレベルの低さに啞然としました。安倍首相も返答に困ったことでしょう。「わかるわけないじゃん。」

私見ですが、安倍首相が、忠臣蔵の大石内蔵助に見えてきました。討ち入りまで、目くらましのために、バカをやり、本懐を成し遂げた人です。それと、「イワンの馬鹿」欲と名誉に目がくらみ、下の弟の財産を食い物にする、それでも、イワンは土を耕していつものとおり生活をしているという物語を思い出しましました。二人の兄は偉そうにしている中国とアメリカ、日本はイワンでいいのかもしれません。馬耳東風、自分に道をいけばいいと思うようになりました。今の時代、バカに徹したほうが賢明なのかもしれません。トルストイを読んだことにより、判断を誤らずにすみました。先人の知恵は素晴らしいですね。


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