MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

おはなしの本番前日にあったショックな出来事

2014年02月24日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週ストーリーテリング講座に参加できなかったので
おはなしの発表ができませんでしたが(1)
明日は講座に参加できそうなので、でおはなしを発表してこようと思います。(2)

発表前日ということで、一番私の語りを聞いてもらいたい
息子と娘におはなしを語ってみることにしました。

娘はまだわからないだろうけれど、息子は喜んでくれるだろう
と、思い込んでいた私でしたが、おはなしを語りだしてすぐに、
息子がおもちゃで遊びだしたのです。

息子はおはなしの世界に入るどころか、遊びの世界に入ってしまい、私の気持ちは動揺。
息子の行動が気になってしまい、いつものように言葉が沸き出てこなりました。

こうなった原因の一つに、息子が本などが目の前にない状態でおはなしを聞くことに
慣れていないというのもありますが、
私の語りがイマイチで、おはなしのイメージがわかなかったこともあると思いました。

なので、なおさら落ち込んでしまって・・・

子供は正直で、おはなしを語る人が下手だと、そっぽを向いてしまうのです。

明日の聞き手は講座に参加している大人の方たちなので
なんとか我慢して聞いてくれるでしょうが
「この人の語るおはなしに入れないなぁ・・・」
と思っている人の気持ちが伝わってきそうで、ちょっと怖くなりました。

私自身も聞き手の時に語る人によっては、おはなしの世界に入れず
う~~ん・・・と内心思ってしまうこともあるだけに
聞き手がどんなことを思っているか、想像ができます。

今朝の練習ではいい感じで語れていたので
いけるかな?と思っていたのですが
やっぱり人形でなく人が聞き手だと、語りも変わります。

娘に「びびらびーんって??」

と突っ込まれた時は、説明をするか、そのまま語るか悩みましたが
おはなしの間に説明を入れました。

子ども達は必ずしも静かに聞いているわけではないのですね。

ちなみに、息子より娘の方が、興味深く聞いてくれていた気がします。
おはなしの内容がよくわからなかったと思うのですが
私がお話を語るのを、食い入るように見ていました。

ママの目を見ながらおはなしを聞くというのが、心地よかったのかもしれません。
こういう聞き手がいると心強いのですが・・・

改めて、聞き手の存在は大きいと感じました。(3)

今日の直前練習はボロボロ感が否めませんでしたが
動揺しながらも、おはなしの世界をイメージして、
別の言葉を何度か引っ張ってきて語ることができたので
頭が真っ白にならなかっただけ、マシだったかなと思います。

明日は少し早く起きて、講座の前に家で何度か練習をして
イメージをつかんでから、本番に臨もうと思いました。(4)

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の勉強は家族の理解あってこそ2 学び続けるために」 に、本来ならば1週間前に「鳥のみじい」の発表をする予定だったが、夫の看病のため発表を延期したことが綴ってある。

(2)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 に、どのようにして練習をしてきたかが綴られている。

(3)過去ログ 「聞き手の存在は大きい!」 に語り手は聞き手に語りを左右されることが綴られている。

(4)当日語った感想は 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。


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