ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

日本の原子力規制委員会って、ほんまは『原子力(ムラにここまで)寄生(しても)いいん会』?

2014年07月31日 | 日本とわたし
日本の原子力規制委員会というのは、もしかして、

原子力(ムラにここまで)寄生(しても)いいん会?

友人の幸雄さんが、こんな記事を紹介してくれました。

彼のコメントごと、ここに転載させていただきます。

↓以下、転載はじめ

これもまた(↓)の「最終処分場」の記事と同じです。
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溜息が出てきます。
結局、この構図は変わりません。
身の回りにある自然や環境が、「在って当たり前」としか思わない人達の大量消費の付けが、掛けがえの無いものに廻ります。
「交付金」とか、「風評被害」とか、言い始めるのは、何時だって押し付ける側です。
その場に居て、押し付けられる側にとっては、「手打ち金」、「口止め料」であり、「実害」です。


http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014073190070625.html

最終処分場 また突然提示 指定廃棄物「名水の里になぜ」

東京電力福島第一原発事故で発生した、「指定廃棄物」の最終処分場について、
環境省は30日、栃木県内の候補地として、塩谷(しおや)町寺島入(てらしまいり)の国有地を選定し、見形(みかた)和久町長に伝えた。
しかし、事前説明もない突然の提示に、住民は反発
国は、栃木のほか千葉、茨城、群馬などの県でも、最終処分場をつくる方針だが、
事故から3年以上がたった今も、首都圏の負の遺産が、解消される見通しは立っていない。 
(神田要一、大平樹)

選定に当たっては、各県ごとに手順を作り、地元の事情に配慮する姿勢を強調した。
しかし、栃木県で二度目となる今回も、反対運動を避けようと、経過をこの日まで公表せず、
逆に、住民の反発を招いた



◆栃木・塩谷町 住民反発「自然が売り」
豊かな湧き水を誇る町が、最終処分場建設の候補地に-。


「水田をやっているので、水の安全が心配。
建設に反対だが、どうやって反対すればいいのか」と、途方に暮れた様子だった。
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どうも彼らは、自分達が作った物には、人の命を天秤に架けるくらい御執心ですが、
自分達が作れない物には、敬意や興味は無いようです。
そもそも、住民の避難計画など、政府に提言も無く、自治体に丸投げです。
 
田中委員長は、
コア(デブリ)キャッチャーや格納容器の二重化は、設計段階からでないと、難しいんだね」と言い、
首相の『世界で最高』『最も厳しい』は政治的な言葉のアヤだ」とも言いました。

大賛成です。
だから、そんな物は廃炉にすべきです。
なんで、其処まで解っていながら、こんな愚かで真逆な結論を出すのでしょうね。
 
汗をかいた事も無い、机上の屁理屈に凝り固まった輩に、
劣悪な環境で頑張る作業員の被曝線量上限を、見直す権利などはありません。


http://www.asahi.com/articles/ASG7Z40X5G7ZULBJ006.html

作業員の被曝線量の上限、見直し検討 原子力規制委
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数万人の命を救った『蚊とりボトル』!ど~ん!

2014年07月31日 | ひとりごと
今年の夏は、かなり過ごしやすい。
冬がとんでもなく厳しかったので(大雪と極寒)、今年の夏は多分、とんでもなく暑くなるであろうと、たくさんの人が身構えていた。

子どもたちの学校が夏休みに入る頃(6月の中旬から末)、だんだんと蒸し暑くなり、夕方には雷雲が立ちこめる日が続いた。
ちょうど、家猫の体調がかなり悪化してきた時期と重なったので、中古でガタがきている窓用エアコンを、複数の部屋に慌てて取り付けて、
普段なら絶対にしない、2階と1階、合わせてみっつのエアコンのスイッチを同時にオンして、
すっかり弱っている彼女が、少しでも過ごしやすくなるようにと、温度調整に躍起になったりした。

それなのに、彼女が逝ってしまってから、じとじとと雨が降る日が続き、それが明けたと思ったら、なんと爽やかなこと?!
もうちょっと長生きしてたらよかったのに…などと、ついつい思ってしまって、
いや、この爽やかさは、普通に暮らせるという奇跡をいただいている者だからこそ、こんなふうに気楽に享受できるのであって、
彼女のように、深刻な複数の病に苛まれている生きものにとっては、長生きの勧めなど、全くの余計なお世話なのだと自分を戒める。


さて、こんなに爽やかであっても、やっぱり夏には蚊が現れる。
特に、雨が多かった初夏の間にドドーンと繁殖しまくったようで、いろんな種類の蚊が飛んでいる。
まあ、今年はついに、首から上を虫から守る網を買ってあったので、それに加えて長袖長ズボン&分厚い靴下、そして庭作業用の手袋を身につけると、
おっしゃ~、どっからでもかかってらっしゃいっ!という気分で、外に出ていられる。
もちろん、いくら爽やかといっても夏なので、作業した後はもう、汗まみれだけども…)

こちらの蚊は、ちょっとライトな色あいの、弱々しい感じがするけれどもけっこうしつっこいのと、
白黒のストライプの、いかにも吸い込んだ血のタンクになりそうな、デカめのヤブ蚊と、
いつ集ったのかも、いつ刺したかもわからないぐらいにチビっこい、真っ黒な蚊、とかがいる。
そして、何年かに一度は、
ウエスト・ナイル脳炎を感染させる、おっとろしい蚊がやってきたりする。

もともと、蚊に異様な敵意を持ってしまうわたしとしては、どんな蚊であってもイヤなのである。
蚊はなぜか、わたしを狙って集まってくる。
甘いもんをよう食べるからや。
頭以外、毛が少ないからや。
などと、適当な理由を考えて人は笑うけれど、イヤなもんはイヤなのである。
なので毎年、夏前になると、蚊をやっつけるために、あるいは寄せ付けないために、ウンウンと知恵を絞る。

長年そんなことをやってきて、化学を使ったものは、やっぱり体に良くない、という結論に達した。
蚊が嫌う成分が入っているからといって、それを燃やしたり熱を加えたり、またはスプレーしたりして、空気中に拡散させると、
蚊だけではなく、人間や動物ももちろん、それを吸い込んだり取り込んだりする。
すると、後で、なんともいえない違和感が、鼻から喉、肺や皮膚に残る。
蚊取り線香は、その中でも一番、自然に近いと言われているけれども、旦那もわたしも、その煙でいっぺんに体調が悪くなってしまう。


前置きが長ーーーくなってしまいました。
実は、これを先日、Facebookのページ上で見つけて、とっても感激したのでした。
なので、みなさんにもおすそわけします!

↓以下、転載はじめ

数万人の命を救った「蚊とりボトル」とは?
ペットボトルで簡単に蚊を撃退する方法




蚊が媒介するウイルス性の熱性・発疹性疾患であるデング熱は、患うと時には生命を脅かすこともある感染病です。
フィルピンでは、毎年、このデング熱によって、小さな子供を中心に、約22,500人が命を落としています。

そんなデング熱の感染を、少しでも予防するために、
フィリピンのマニラ首都圏で、浄水や下水処理サービスの提供を行っているマイニラッド社が、
オリジナルの“蚊とりボトル”を開発し、市民に配布しました。

同社は、“蚊とりボトル”セットを、何百人もの市民に配布し、組み立て方を教え、各々軒先に配置してもらうよう呼びかけたのです。

結果、“蚊とりボトル”は大きな効果を上げ、世界保健機構西太平洋事務局がまとめた、2013年2月のデング熱流行状況によると、
フィリピンでのデング熱感染例は、前年同月比55%も減少し、4866件となり、致死率も、前年同月比38%減少しました。

蚊による病気の媒介は、実はとても深刻で、下の画像でもわかるとおり、1年間に最も人間を殺している生き物ランキングで、圧倒的1位を獲得しています。
その数、なんと年間72.5万人です。



どの家庭でも簡単に用意できる材料で作ることができる、画期的な「蚊とりボトル」。
大きな病の感染を食い止めた、とても小さな、そして偉大な「アイデア」でした。

<作り方>

“蚊とりボトル”の仕組みは至ってシンプル。

材料はこれだけ

・ペットボトル(1.5~2.0lのもの)
・水:200ml(40℃ぐらいのお湯)
・ブラウンシュガー:50g(砂糖でOK)
・イースト:1g(ドライイーストでOK)


① ペットボトルの口を切りとる


② きれいな「水」と「ブランウシュガー」と「イースト」を入れる


③ 切り取ったペットボトルの口を逆さに差し込んだら完成
黒い紙やビニールで周りを覆うとさらによい





あとは軒先や庭に置くだけ。
ブラウンシュガー、イースト、水が混ざることで二酸化炭素が発生し、蚊をおびき寄せ、
ボトル内に侵入した蚊は抜け出すことができず、そのままボトル内で死んでしまうという仕組みです。

注意点としては、雨水が入らないような場所、蚊の好む日陰の涼しいところに設置すると良いようです。
また、2週間に1度ぐらいは、衛生上交換したほうが良いでしょう。

みなさんも、今年の夏から、この「蚊とりボトル」を、庭やベランダに設置してみてはいかがでしょうか。


コメント (4)
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