今朝送られてきた『日刊IWJガイド』のトップに書かれていた、
『ドラム缶に入って川に浮かぶ』−−岩上さんによるインタビューで、泉田裕彦・新潟県知事が衝撃の証言!
というタイトルを見て、やはりそうだったのか…という暗澹たる思いに襲われました。
一方で、そんな泉田さんの、命がかかっている立場を理解しながらも、
「皆さんの命を守る県政を、実現したい。原子力防災の政策を重要視する、泉田知事の姿勢を引き継ぐ」と公言する米山隆一候補の、並々ならぬ力強い意志を知ることができ、
これはもう、ぜひとも米山候補に当選してもらいたいという希望が、ぐんぐんわいてきました。
******* ******* ******* *******
この件についての部分のみを、ここに引用させていただきます。
↓以下、引用はじめ
おはようございます。
IWJで、主にテキスト関係の業務を担当している、平山茂樹と申します。
野党3党(共産・社民・生活)が推薦する米山隆一候補の、驚異的な追い上げにより、大混戦となっている新潟県知事選挙。
新潟入りしていた岩上さんは、昨日10月11日(火)14時より、県知事選からの出馬を取りやめた泉田裕彦・現新潟県知事に、インタビューを敢行。
インタビュー時間は40分と限られたものでしたが、泉田氏からは、驚愕の事実が語られました。
新潟県は、東京電力・柏崎刈羽原発を擁する、原発立地自治体です。
これまで泉田知事は、なんとかしてこの柏崎刈羽原発を再稼働させたいともくろむ、東京電力と安倍政権に対して、「壁」として立ちふさがってきました。
そんな泉田知事に対して、あらゆる方面から、様々な圧力がかかっていたであろうことは、想像に難くありません。
泉田知事は、インタビューの中で、岩上さんに対し、次のように語りました。
「東電を取材していたある報道関係者が、『それ以上、取材するな。それ以上取材すると、ドラム缶に入って川に浮かぶぞ』と言われたそうです。
その方から、『ですから、知事も気をつけてくださいね』と言われました」−−。
泉田知事は、2013年9月7日に行われた、岩上さんによる前回のインタビューで、「私は、自殺はしません」と語っていました。
その言葉の通り、命の危険すら感じること、が実際にあったのではないかと思われます。
昨日の岩上さんによるインタビューでの、泉田知事の話しぶりからは、そのことがひしひしと伝わってきました。
まさに、「命がけ」の戦いである、今回の新潟県知事選挙。
インタビューの詳細は、後段の「昨日の岩上さんによるインタビュー報告」のコーナーで、城石エマ記者がレポートしていますので、メール文面をスクロールして先にお進みください!
10月16日投開票!
新潟県知事選への出馬を撤回した、泉田裕彦知事に、岩上さんが単独インタビュー!
地元紙「新潟日報」との確執は!?
原発慎重姿勢を引き継いだ米山隆一・野党統一候補の、応援の可能性は…!?
おはようございます、IWJ記者の、城石エマと申します。
柏崎刈羽原子力発電所を抱える新潟で、県知事選の投開票日が、10月16日に行われます。
任期満了を迎え、一度は出馬を表明したものの、撤回した泉田裕彦知事に、昨日、岩上さんが、インタビューを行いました。
出馬撤回について、泉田知事は、地元紙「新潟日報」による「憶測記事や事実に反する報道」を、理由にあげてきました。
県が出資する、第3セクターの子会社の船購入トラブルや、泉田知事の出馬とりやめ会見の模様は、
これまでに、IWJで記事化していますので、ぜひそちらをご一読ください。
※2016/08/31
泉田新潟県知事
「『説明しろ』と言った以上、県からの回答を握りつぶさないでいただきたい」と注文!
新潟日報は、
「事実を書いている。圧力には屈せない」と反論も、説明責任は果たさず!
白熱した記者会見詳報!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/328935
※2016/09/04
「泉田知事は説明責任を果たせ」と迫りながら、県からの回答を掲載しない新潟日報に、IWJが直撃取材!
さらに、「新潟日報が力になってくれる」という、韓国企業の不可解なメールが明らかに!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/329617
インタビューの中で泉田知事は、
「新潟日報」が新たに、泉田知事からの回答を半月以上も紙面に載せないでいることを明かし、
「言論封殺に近い」と、穏やかながらも、静かな怒りをたたえた声で述べました。
東京電力の広告を、今年だけで5回も載せてきた「新潟日報」について、岩上さんが、カメラに向かって、「原発プロバガンダ新聞だ!」と一喝すると、
泉田知事は、
「『新潟日報』が東電からいくらもらったのか、『新潟日報』のトップは、自民推薦の森民夫候補と何回会食したのか、知りたい」とコメント。
さらに泉田知事は、
東電取材に踏み込みすぎたある記者が、
「ドラム缶になって川に浮かぶぞ」と、殺害予告まがいの脅しを受け、
自らも気をつけるよう、その記者から忠告を受けた事実を明かしました。
柏崎刈羽原発の再稼働には、東電や首相官邸だけでなく、経産省、経団連、地元の財界、電力総連など、
様々な業界の利害が複雑に絡み、様々な立場の人間の思惑がうごめいています。
柏崎刈羽原発の再稼働が、最大の争点である今回の新潟県知事選は、まさに「命がけ」の戦いです。
2011年3月11日の福島第一原発事故の経験から、原子力防災の重要性を、繰り返し繰り返し強調してきた泉田知事ですが、
今回の新潟県知事選に関して、「自らの後継指名はしない」と明言してきました。
一方で、先日、岩上さんがインタビューをした米山隆一候補は、
原子力防災の政策を重要視する、泉田知事の姿勢を引き継ごう、という思いを見せています。
「米山候補の応援演説に入ることはないのでしょうか?」という、岩上さんの質問に対する、泉田知事の答えとは…?
泉田知事へのインタビューは、まもなくアップしますので、そちらの記事をご確認ください!
米山隆一候補への岩上さんのインタビューは、下記のURLからご視聴いただけますので、
ぜひ、この機会に、こちらの動画もご確認ください!
※2016/09/28
新潟県知事選挙でさっそく露呈した、「蓮舫路線」のリアル!
野党共闘候補の容認を、頑なに拒否した、民進党の内部事情に迫る!
「泉田路線」の継承を鮮明にした、米山隆一候補への、岩上安身による緊急単独インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334635
他にも、新潟県知事選に関しては、新潟現地で精力的に取材を続けている、ジャーナリストの横田一氏に、ルポをご寄稿いただきました!
民進党の国会議員が、続々と新潟入りし、米山氏を応援するためにマイクを握る様子を、
臨場感あふれる写真とともにレポートしていますので、こちらもあわせてご一読ください!
※【IWJブログ・特別寄稿】
大接戦の新潟県知事選、米山隆一候補が猛烈な追い上げ!
民進党議員が、続々と新潟入りで、「野党共闘」再び!
現職の泉田裕彦氏も、実質的な「後継指名」
(ジャーナリスト・横田一)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337805
岩上さんは、新潟県庁で、泉田知事へのインタビューを終えた後、米山候補の個人演説会が行われていた、新発田(しばた)市に移動。
講演会後、今回の選挙戦で、初めて米山候補の応援に入った、黒岩宇洋(たかひろ)・民進党新潟県連代表を直撃しました。
実は、この黒岩議員は、今回の新潟県知事選における、「キーマン」のひとりです。
民進党新潟県連は、衆院補選の前哨戦とも位置づけられる今回の新潟県知事選で、「自主投票」を決定し、
野党共闘の枠組みを崩して、いわば「不戦敗」を、自ら選択しました。
これには、市民から多くの批判が噴出しましたが、民進党県連は結局、最後まで「自主投票」の決定を崩さず、
民進党を離党して出馬した米山氏は、無所属で、厳しい選挙を戦っていました。
「自主投票」の決定には、民進党内部でも異論がくすぶっていたようで、
近藤昭一副代表や松野頼久議員のほか、党内の「タカ派」とみられている前原誠司議員までもが、「自主行動」で米山候補の応援演説に駆けつけました。
事実上の野党共闘体制が、現場レベルでは築かれたことになります。
米山候補には、民進党や連合新潟の支援もない状態ですから、当初は、自公推薦の森民夫・前長岡市長の、圧勝がささやかれていました。
しかし、選挙も終盤戦に突入し、事前の予想に反して、米山候補の「猛追」が報じられるようになると、(一部では「横一線」とも報じられています)、
「さすがにマズイ」と思ったのか、頑なに「自主投票」を貫いた、事実上の責任者である民進県連の黒岩代表も、態度を一転させ、
ついに昨日、米山候補の応援に、駆けつけたのです。
詳しくは、昨日アップした記事をご覧ください!
※2016/10/11
火花散る新潟県知事選!
「自主投票」決め込んだ民進新潟県連トップ・黒岩宇洋議員が一転、米山隆一候補応援へ!
この後、岩上安身が、黒岩氏に直撃取材敢行!
取り残された蓮舫代表は、米山候補の応援メッセージに行かないのか??
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337865
黒岩議員の代わり身の早さには、ひと言もふた言も言いたくなりますが、それでも、県連代表としての責任を果たそうとする姿勢は、評価できます。
現地で、黒岩議員を直接取材してきた岩上さんは、こう分析しています。
「今回の新潟知事選は、連合新潟を含めたオール原子力ムラと、民意との真正面対決となっている。
そして、その板挟みになっているのが、新潟県連という構図。
その板挟みの中で、民意の側に傾いて来たというのが、黒岩代表の昨日の行動に、端的にあらわれている。
これは、選挙の帰趨を左右する、大きな分岐点かもしれない」
これは、スタッフあてに、社内のメーリングリストに書き込んだ言葉ですが、
その後、岩上さんは、黒岩氏が米山氏の応援に乗り出した、その背景について、連投ツイートしています。
以下、ツイ録としてまとめましたので、ぜひ、お目通しください。
※【岩上安身のツイ録】16.10.11
米山支持を鮮明にした、民進党新潟県連の黒岩宇洋代表に、岩上安身が直撃!
連合新潟の圧力は如何に??
新潟県知事選は、「オール原子力ムラ」と民意の対決に!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337991
※10月12日付けのツイートを、並べて掲載します。
・新発田市での応援演説会、終わるとすぐに、私は、今夜のキーパーソンの黒岩宇洋(たかひろ)議員に近寄った。
演説会の間中、黒岩議員は、緊張した面持ちだったが、私が近寄ると、青ざめた顔をさらに青ざめて、後ずさりしつつ、取材に応じた。
・私とカメラマンが、その場で臨時インタビューを始めると、たちまち他の報道陣が、その周囲を囲んだ。
観念した様子で、取材に応じた黒岩議員ではあるが、その声は、蚊の鳴くようなか細いものだった。
・黒岩議員への、この臨時インタビューの内容は、後ほどテキスト化する。
黒岩議員の、今置かれている立場について、一言、説明しておきたい。
ある民進党関係者は、こう内部事情を語る。
「連合新潟のトップは、民進党の新潟県連会長をつとめる黒岩さんらに対して、激怒しています」
・内部関係者は、こう続ける。
「連合新潟のトップは、黒岩氏らに対して、激怒して、『なぜ、米山氏が出馬することになったのか、その経緯を説明しろ』と迫ったのです」。
別の関係者からの情報によると、黒岩氏らは、連合新潟に、『出禁』(出入り禁止)になっているという。
・黒岩氏をトップとする新潟県連が、当初、頑なに「自主投票」にこだわったのは、連合新潟からの、こうした意向を汲んだものだと思われる。
プラスして、民進党の蓮舫・野田・馬渕執行部の意向も、反映している。
この選挙は、原子力ムラに、不戦勝で勝たせる予定の選挙だったのだ。
ところが、米山隆一氏が、離党してまで声をあげ、さらに参院選で、森ゆうこ氏を当選させた、野党共闘の枠組みが残っていたから、連合新潟を含めた原子力ムラの思惑が狂った。
「不戦勝」という図式が崩れ、一般の民意は、原発は嫌との思いで、米山氏に傾いた。
取り残されたのは、民進党の県連だった。
・黒岩氏に同情的な、民進党の内部関係者は、こう語る。
「自主投票なのだから、個人として米山候補に応援すると、黒岩さんも、よく決断したと思いますよ。
黒岩さん本人が、米山さんを表立って応援すると立つ前に、黒岩さんを支持する市会議員や県会議員らは、もう米山さん支持で動いていましたし」
・民進党の県連会長としての黒岩氏は、連合新潟と民進党の中央執行部から睨まれ、地元の民意との間で板挟みになっていた、という「解説」である。
いずれにしても、県連のトップである黒岩氏は、米山氏支持を本日、明らかにした。
県外からも、前原氏のような大物が、米山氏の応援に入る。
・取り残されたのは、蓮舫氏ら、民進党現執行部である。
新潟県知事選は、最終盤を迎える。
米山氏は猛追しているが、まだ、僅差で、自公推薦の森民夫氏有利と見られている。
この場面で、これまでのような、「一義的に県連が決めたことに従う」という、他人事のような姿勢を、蓮舫氏が改められるか否か。
※2016/10/12
新潟県知事選 米山隆一候補 個人演説会と、演説会後の囲み取材
岩上安身が、民進党 県連代表 黒岩宇洋氏に、直撃インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/92143983
この人が米山隆一さん。この笑顔がとてもいい!
米山さんの友人こむろさんが、この写真と一緒に、4件の新聞記事を紹介してくれていました。
了解を得て、ここに転載させていただきます。
東海村の臨界事故の経験から
米山候補 原発事故の怖さと悲惨
大量の放射能浴びると、皮膚、粘膜がなくなり出血…家族も切なかったろう
16日投票の県知事選挙に立候補している、医師で弁護士の米山隆一候補(49)=社民・共産・生活推薦=は4日、
街宣で、県央入りし、三条市や燕市、加茂市で、街頭演説を行った。
公示後、三度目の県央入りとなった米山候補は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼動問題について、
「福島原発事故の原因の、徹底的な検証なくして、再稼動はできない。
メルトダウンを隠していた東京電力は、信じられない。
この故郷を守る。
皆さんの命を守る県政を、実現したい」などとし、
泉田県政の継承を強調して、支持を求めた。
〜中略
米山候補は、1999年9月、茨城・東海村の核燃料加工施設で発生した、国内で初めて、事故被ばくによる死者が出た原子力事故(臨界事故)に触れ、
「私は、放射線科の医師として、当時、放射線医学総合研究所に勤務していた。
日本では、放射線事故が起きた場合に、患者は、この研究所に搬送されることになっている。
あの日は当直で、事故のあと、『今から患者が運ばれて来るから準備をしろ』と言われて驚いた。
実際は、あまりに容体が悪く、直接、東大病院のICUに搬送され、直接、診察にはかかわっていないが、経過の中で、患者さんを見させて頂いた。
本当に悲惨だった。
大量の放射線を浴びると、皮膚、粘膜がなくなり、出血する。
でも、意識はある。
どれほど辛かった(これ以降が切れています)
ずっと隠してきた。
その東電がもう一回、事故を起こさないとは、私は信じられない。
だから、再稼動はできない。
この故郷を守る。
皆さんの命を守る県政を、実現したい」
「子育て支援、教育支援、医療・介護分野の課題にも、直ちに取り組んでいく。
本当に大事なのは教育だ。
お金がないから教育が受けられないというようなことが、あってはならない。
自分の希望に応じて、十分な教育を受けられる。
そんな新潟県をつくらせてほしい。
子どもたちの未来に、責任をもっていく」
応援の森参院議員は、
「医師、弁護士として、住民に寄り添ってきたのが、米山さんだ。
弱い立場の人のために働く、そういう知事を誕生させましょう」と支援を呼びかけた。
選挙公約の政策集『未来への責任』
米山隆一候補(49歳・無所属・新)支援の3党と、大枠で合意
安全・食と農・教育・産業発展など
『原発』では、泉田知事路線継承
新潟空港、新幹線アクセス改善
『未来への責任』6項目
▪️安全を守る責任
▪️食と農を守る責任
▪️教育・子育て支援など、教育への投資
▪️対話型の県政の実現
▪️新しい産業発展
▪️拉致問題解決
対話型県政 <徹底した情報公開と、住民参加>
県民のアイディアを施策に
県内の英知を結集の、県民参加
『原発』14項目の公開質問状(反原発団体の県民の会)
森民夫(無所属・新)、米山隆一(無所属・新)の回答公開
▪️森氏、わずか3行の回答文。個別回答は無し。
『県民の安全と安心最優先』
事実上無回答と理解
▪️米山氏、すべての項目に回答
『原発は必要ない』
『東電』現状で、信頼は困難
原発への真剣さが伝わったと理解
メルトダウンの遅れ、メルトダウンを定義するマニュアルの存在を、5年間気づかなかった東電の信頼性について
・現状で信頼するのは、かなり困難。
・賠償に多額の税金を投入するならば、もはや民間企業たりえない。
国有化のうえ、国の責任で、事故原因とプロセスを、徹底的に検証すべき。
日本の方向を決める、大事な選挙
正しい選択が示せる選挙を
自然エネルギーか原発再稼動か
県民の選択にかかる
古賀茂明さん(62)元通産官僚・報道ステーション元コメンテーター:
「新潟だけでなく、日本の方向を決める大事な選挙であり、新潟県民が良識を示せば、国民の目も覚める」
「自公の推薦する元建設官僚・森民夫候補(67)の既得権と結びついた公共事業優先か、
利権というしがらみを絶って、庶民のために戦う人を選ぶのか、全国注視の重要な選挙戦」
「五区総支部長といえば、次の衆院選候補であり、衆院選を蹴って知事選に出た。
本来なら、民進党県連が擁立すべき人材にもかかわらず、形の上では離党だが、現実には離党させられた。
だから、民進党の東京の連中は怒っている」
『ドラム缶に入って川に浮かぶ』−−岩上さんによるインタビューで、泉田裕彦・新潟県知事が衝撃の証言!
というタイトルを見て、やはりそうだったのか…という暗澹たる思いに襲われました。
一方で、そんな泉田さんの、命がかかっている立場を理解しながらも、
「皆さんの命を守る県政を、実現したい。原子力防災の政策を重要視する、泉田知事の姿勢を引き継ぐ」と公言する米山隆一候補の、並々ならぬ力強い意志を知ることができ、
これはもう、ぜひとも米山候補に当選してもらいたいという希望が、ぐんぐんわいてきました。
******* ******* ******* *******
この件についての部分のみを、ここに引用させていただきます。
↓以下、引用はじめ
おはようございます。
IWJで、主にテキスト関係の業務を担当している、平山茂樹と申します。
野党3党(共産・社民・生活)が推薦する米山隆一候補の、驚異的な追い上げにより、大混戦となっている新潟県知事選挙。
新潟入りしていた岩上さんは、昨日10月11日(火)14時より、県知事選からの出馬を取りやめた泉田裕彦・現新潟県知事に、インタビューを敢行。
インタビュー時間は40分と限られたものでしたが、泉田氏からは、驚愕の事実が語られました。
新潟県は、東京電力・柏崎刈羽原発を擁する、原発立地自治体です。
これまで泉田知事は、なんとかしてこの柏崎刈羽原発を再稼働させたいともくろむ、東京電力と安倍政権に対して、「壁」として立ちふさがってきました。
そんな泉田知事に対して、あらゆる方面から、様々な圧力がかかっていたであろうことは、想像に難くありません。
泉田知事は、インタビューの中で、岩上さんに対し、次のように語りました。
「東電を取材していたある報道関係者が、『それ以上、取材するな。それ以上取材すると、ドラム缶に入って川に浮かぶぞ』と言われたそうです。
その方から、『ですから、知事も気をつけてくださいね』と言われました」−−。
泉田知事は、2013年9月7日に行われた、岩上さんによる前回のインタビューで、「私は、自殺はしません」と語っていました。
その言葉の通り、命の危険すら感じること、が実際にあったのではないかと思われます。
昨日の岩上さんによるインタビューでの、泉田知事の話しぶりからは、そのことがひしひしと伝わってきました。
まさに、「命がけ」の戦いである、今回の新潟県知事選挙。
インタビューの詳細は、後段の「昨日の岩上さんによるインタビュー報告」のコーナーで、城石エマ記者がレポートしていますので、メール文面をスクロールして先にお進みください!
10月16日投開票!
新潟県知事選への出馬を撤回した、泉田裕彦知事に、岩上さんが単独インタビュー!
地元紙「新潟日報」との確執は!?
原発慎重姿勢を引き継いだ米山隆一・野党統一候補の、応援の可能性は…!?
おはようございます、IWJ記者の、城石エマと申します。
柏崎刈羽原子力発電所を抱える新潟で、県知事選の投開票日が、10月16日に行われます。
任期満了を迎え、一度は出馬を表明したものの、撤回した泉田裕彦知事に、昨日、岩上さんが、インタビューを行いました。
出馬撤回について、泉田知事は、地元紙「新潟日報」による「憶測記事や事実に反する報道」を、理由にあげてきました。
県が出資する、第3セクターの子会社の船購入トラブルや、泉田知事の出馬とりやめ会見の模様は、
これまでに、IWJで記事化していますので、ぜひそちらをご一読ください。
※2016/08/31
泉田新潟県知事
「『説明しろ』と言った以上、県からの回答を握りつぶさないでいただきたい」と注文!
新潟日報は、
「事実を書いている。圧力には屈せない」と反論も、説明責任は果たさず!
白熱した記者会見詳報!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/328935
※2016/09/04
「泉田知事は説明責任を果たせ」と迫りながら、県からの回答を掲載しない新潟日報に、IWJが直撃取材!
さらに、「新潟日報が力になってくれる」という、韓国企業の不可解なメールが明らかに!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/329617
インタビューの中で泉田知事は、
「新潟日報」が新たに、泉田知事からの回答を半月以上も紙面に載せないでいることを明かし、
「言論封殺に近い」と、穏やかながらも、静かな怒りをたたえた声で述べました。
東京電力の広告を、今年だけで5回も載せてきた「新潟日報」について、岩上さんが、カメラに向かって、「原発プロバガンダ新聞だ!」と一喝すると、
泉田知事は、
「『新潟日報』が東電からいくらもらったのか、『新潟日報』のトップは、自民推薦の森民夫候補と何回会食したのか、知りたい」とコメント。
さらに泉田知事は、
東電取材に踏み込みすぎたある記者が、
「ドラム缶になって川に浮かぶぞ」と、殺害予告まがいの脅しを受け、
自らも気をつけるよう、その記者から忠告を受けた事実を明かしました。
柏崎刈羽原発の再稼働には、東電や首相官邸だけでなく、経産省、経団連、地元の財界、電力総連など、
様々な業界の利害が複雑に絡み、様々な立場の人間の思惑がうごめいています。
柏崎刈羽原発の再稼働が、最大の争点である今回の新潟県知事選は、まさに「命がけ」の戦いです。
2011年3月11日の福島第一原発事故の経験から、原子力防災の重要性を、繰り返し繰り返し強調してきた泉田知事ですが、
今回の新潟県知事選に関して、「自らの後継指名はしない」と明言してきました。
一方で、先日、岩上さんがインタビューをした米山隆一候補は、
原子力防災の政策を重要視する、泉田知事の姿勢を引き継ごう、という思いを見せています。
「米山候補の応援演説に入ることはないのでしょうか?」という、岩上さんの質問に対する、泉田知事の答えとは…?
泉田知事へのインタビューは、まもなくアップしますので、そちらの記事をご確認ください!
米山隆一候補への岩上さんのインタビューは、下記のURLからご視聴いただけますので、
ぜひ、この機会に、こちらの動画もご確認ください!
※2016/09/28
新潟県知事選挙でさっそく露呈した、「蓮舫路線」のリアル!
野党共闘候補の容認を、頑なに拒否した、民進党の内部事情に迫る!
「泉田路線」の継承を鮮明にした、米山隆一候補への、岩上安身による緊急単独インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334635
他にも、新潟県知事選に関しては、新潟現地で精力的に取材を続けている、ジャーナリストの横田一氏に、ルポをご寄稿いただきました!
民進党の国会議員が、続々と新潟入りし、米山氏を応援するためにマイクを握る様子を、
臨場感あふれる写真とともにレポートしていますので、こちらもあわせてご一読ください!
※【IWJブログ・特別寄稿】
大接戦の新潟県知事選、米山隆一候補が猛烈な追い上げ!
民進党議員が、続々と新潟入りで、「野党共闘」再び!
現職の泉田裕彦氏も、実質的な「後継指名」
(ジャーナリスト・横田一)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337805
岩上さんは、新潟県庁で、泉田知事へのインタビューを終えた後、米山候補の個人演説会が行われていた、新発田(しばた)市に移動。
講演会後、今回の選挙戦で、初めて米山候補の応援に入った、黒岩宇洋(たかひろ)・民進党新潟県連代表を直撃しました。
実は、この黒岩議員は、今回の新潟県知事選における、「キーマン」のひとりです。
民進党新潟県連は、衆院補選の前哨戦とも位置づけられる今回の新潟県知事選で、「自主投票」を決定し、
野党共闘の枠組みを崩して、いわば「不戦敗」を、自ら選択しました。
これには、市民から多くの批判が噴出しましたが、民進党県連は結局、最後まで「自主投票」の決定を崩さず、
民進党を離党して出馬した米山氏は、無所属で、厳しい選挙を戦っていました。
「自主投票」の決定には、民進党内部でも異論がくすぶっていたようで、
近藤昭一副代表や松野頼久議員のほか、党内の「タカ派」とみられている前原誠司議員までもが、「自主行動」で米山候補の応援演説に駆けつけました。
事実上の野党共闘体制が、現場レベルでは築かれたことになります。
米山候補には、民進党や連合新潟の支援もない状態ですから、当初は、自公推薦の森民夫・前長岡市長の、圧勝がささやかれていました。
しかし、選挙も終盤戦に突入し、事前の予想に反して、米山候補の「猛追」が報じられるようになると、(一部では「横一線」とも報じられています)、
「さすがにマズイ」と思ったのか、頑なに「自主投票」を貫いた、事実上の責任者である民進県連の黒岩代表も、態度を一転させ、
ついに昨日、米山候補の応援に、駆けつけたのです。
詳しくは、昨日アップした記事をご覧ください!
※2016/10/11
火花散る新潟県知事選!
「自主投票」決め込んだ民進新潟県連トップ・黒岩宇洋議員が一転、米山隆一候補応援へ!
この後、岩上安身が、黒岩氏に直撃取材敢行!
取り残された蓮舫代表は、米山候補の応援メッセージに行かないのか??
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337865
黒岩議員の代わり身の早さには、ひと言もふた言も言いたくなりますが、それでも、県連代表としての責任を果たそうとする姿勢は、評価できます。
現地で、黒岩議員を直接取材してきた岩上さんは、こう分析しています。
「今回の新潟知事選は、連合新潟を含めたオール原子力ムラと、民意との真正面対決となっている。
そして、その板挟みになっているのが、新潟県連という構図。
その板挟みの中で、民意の側に傾いて来たというのが、黒岩代表の昨日の行動に、端的にあらわれている。
これは、選挙の帰趨を左右する、大きな分岐点かもしれない」
これは、スタッフあてに、社内のメーリングリストに書き込んだ言葉ですが、
その後、岩上さんは、黒岩氏が米山氏の応援に乗り出した、その背景について、連投ツイートしています。
以下、ツイ録としてまとめましたので、ぜひ、お目通しください。
※【岩上安身のツイ録】16.10.11
米山支持を鮮明にした、民進党新潟県連の黒岩宇洋代表に、岩上安身が直撃!
連合新潟の圧力は如何に??
新潟県知事選は、「オール原子力ムラ」と民意の対決に!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337991
※10月12日付けのツイートを、並べて掲載します。
・新発田市での応援演説会、終わるとすぐに、私は、今夜のキーパーソンの黒岩宇洋(たかひろ)議員に近寄った。
演説会の間中、黒岩議員は、緊張した面持ちだったが、私が近寄ると、青ざめた顔をさらに青ざめて、後ずさりしつつ、取材に応じた。
・私とカメラマンが、その場で臨時インタビューを始めると、たちまち他の報道陣が、その周囲を囲んだ。
観念した様子で、取材に応じた黒岩議員ではあるが、その声は、蚊の鳴くようなか細いものだった。
・黒岩議員への、この臨時インタビューの内容は、後ほどテキスト化する。
黒岩議員の、今置かれている立場について、一言、説明しておきたい。
ある民進党関係者は、こう内部事情を語る。
「連合新潟のトップは、民進党の新潟県連会長をつとめる黒岩さんらに対して、激怒しています」
・内部関係者は、こう続ける。
「連合新潟のトップは、黒岩氏らに対して、激怒して、『なぜ、米山氏が出馬することになったのか、その経緯を説明しろ』と迫ったのです」。
別の関係者からの情報によると、黒岩氏らは、連合新潟に、『出禁』(出入り禁止)になっているという。
・黒岩氏をトップとする新潟県連が、当初、頑なに「自主投票」にこだわったのは、連合新潟からの、こうした意向を汲んだものだと思われる。
プラスして、民進党の蓮舫・野田・馬渕執行部の意向も、反映している。
この選挙は、原子力ムラに、不戦勝で勝たせる予定の選挙だったのだ。
ところが、米山隆一氏が、離党してまで声をあげ、さらに参院選で、森ゆうこ氏を当選させた、野党共闘の枠組みが残っていたから、連合新潟を含めた原子力ムラの思惑が狂った。
「不戦勝」という図式が崩れ、一般の民意は、原発は嫌との思いで、米山氏に傾いた。
取り残されたのは、民進党の県連だった。
・黒岩氏に同情的な、民進党の内部関係者は、こう語る。
「自主投票なのだから、個人として米山候補に応援すると、黒岩さんも、よく決断したと思いますよ。
黒岩さん本人が、米山さんを表立って応援すると立つ前に、黒岩さんを支持する市会議員や県会議員らは、もう米山さん支持で動いていましたし」
・民進党の県連会長としての黒岩氏は、連合新潟と民進党の中央執行部から睨まれ、地元の民意との間で板挟みになっていた、という「解説」である。
いずれにしても、県連のトップである黒岩氏は、米山氏支持を本日、明らかにした。
県外からも、前原氏のような大物が、米山氏の応援に入る。
・取り残されたのは、蓮舫氏ら、民進党現執行部である。
新潟県知事選は、最終盤を迎える。
米山氏は猛追しているが、まだ、僅差で、自公推薦の森民夫氏有利と見られている。
この場面で、これまでのような、「一義的に県連が決めたことに従う」という、他人事のような姿勢を、蓮舫氏が改められるか否か。
※2016/10/12
新潟県知事選 米山隆一候補 個人演説会と、演説会後の囲み取材
岩上安身が、民進党 県連代表 黒岩宇洋氏に、直撃インタビュー
http://www.ustream.tv/recorded/92143983
この人が米山隆一さん。この笑顔がとてもいい!
米山さんの友人こむろさんが、この写真と一緒に、4件の新聞記事を紹介してくれていました。
了解を得て、ここに転載させていただきます。
東海村の臨界事故の経験から
米山候補 原発事故の怖さと悲惨
大量の放射能浴びると、皮膚、粘膜がなくなり出血…家族も切なかったろう
16日投票の県知事選挙に立候補している、医師で弁護士の米山隆一候補(49)=社民・共産・生活推薦=は4日、
街宣で、県央入りし、三条市や燕市、加茂市で、街頭演説を行った。
公示後、三度目の県央入りとなった米山候補は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼動問題について、
「福島原発事故の原因の、徹底的な検証なくして、再稼動はできない。
メルトダウンを隠していた東京電力は、信じられない。
この故郷を守る。
皆さんの命を守る県政を、実現したい」などとし、
泉田県政の継承を強調して、支持を求めた。
〜中略
米山候補は、1999年9月、茨城・東海村の核燃料加工施設で発生した、国内で初めて、事故被ばくによる死者が出た原子力事故(臨界事故)に触れ、
「私は、放射線科の医師として、当時、放射線医学総合研究所に勤務していた。
日本では、放射線事故が起きた場合に、患者は、この研究所に搬送されることになっている。
あの日は当直で、事故のあと、『今から患者が運ばれて来るから準備をしろ』と言われて驚いた。
実際は、あまりに容体が悪く、直接、東大病院のICUに搬送され、直接、診察にはかかわっていないが、経過の中で、患者さんを見させて頂いた。
本当に悲惨だった。
大量の放射線を浴びると、皮膚、粘膜がなくなり、出血する。
でも、意識はある。
どれほど辛かった(これ以降が切れています)
ずっと隠してきた。
その東電がもう一回、事故を起こさないとは、私は信じられない。
だから、再稼動はできない。
この故郷を守る。
皆さんの命を守る県政を、実現したい」
「子育て支援、教育支援、医療・介護分野の課題にも、直ちに取り組んでいく。
本当に大事なのは教育だ。
お金がないから教育が受けられないというようなことが、あってはならない。
自分の希望に応じて、十分な教育を受けられる。
そんな新潟県をつくらせてほしい。
子どもたちの未来に、責任をもっていく」
応援の森参院議員は、
「医師、弁護士として、住民に寄り添ってきたのが、米山さんだ。
弱い立場の人のために働く、そういう知事を誕生させましょう」と支援を呼びかけた。
選挙公約の政策集『未来への責任』
米山隆一候補(49歳・無所属・新)支援の3党と、大枠で合意
安全・食と農・教育・産業発展など
『原発』では、泉田知事路線継承
新潟空港、新幹線アクセス改善
『未来への責任』6項目
▪️安全を守る責任
▪️食と農を守る責任
▪️教育・子育て支援など、教育への投資
▪️対話型の県政の実現
▪️新しい産業発展
▪️拉致問題解決
対話型県政 <徹底した情報公開と、住民参加>
県民のアイディアを施策に
県内の英知を結集の、県民参加
『原発』14項目の公開質問状(反原発団体の県民の会)
森民夫(無所属・新)、米山隆一(無所属・新)の回答公開
▪️森氏、わずか3行の回答文。個別回答は無し。
『県民の安全と安心最優先』
事実上無回答と理解
▪️米山氏、すべての項目に回答
『原発は必要ない』
『東電』現状で、信頼は困難
原発への真剣さが伝わったと理解
メルトダウンの遅れ、メルトダウンを定義するマニュアルの存在を、5年間気づかなかった東電の信頼性について
・現状で信頼するのは、かなり困難。
・賠償に多額の税金を投入するならば、もはや民間企業たりえない。
国有化のうえ、国の責任で、事故原因とプロセスを、徹底的に検証すべき。
日本の方向を決める、大事な選挙
正しい選択が示せる選挙を
自然エネルギーか原発再稼動か
県民の選択にかかる
古賀茂明さん(62)元通産官僚・報道ステーション元コメンテーター:
「新潟だけでなく、日本の方向を決める大事な選挙であり、新潟県民が良識を示せば、国民の目も覚める」
「自公の推薦する元建設官僚・森民夫候補(67)の既得権と結びついた公共事業優先か、
利権というしがらみを絶って、庶民のために戦う人を選ぶのか、全国注視の重要な選挙戦」
「五区総支部長といえば、次の衆院選候補であり、衆院選を蹴って知事選に出た。
本来なら、民進党県連が擁立すべき人材にもかかわらず、形の上では離党だが、現実には離党させられた。
だから、民進党の東京の連中は怒っている」