ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

気づかないうちに隣り合わせているもの

2014年08月03日 | ひとりごと
台所の窓の方を見ていた旦那が、
「あ、オトモダチが来てる」と言った。

えぇえぇ、わかってますとも。トイレの窓から、わたしも見てましたから。


もうちょっとズーム。


ばくばくムシャムシャ、まあ、ちょっと味は落ちるが…むむ、見られてる気配…。


え、おいらのこと?あ、お呼びでない、さよか~。


この後すぐに、とっとと走り去っていきましたとさ。

二日続きの雨で、むせ返るような緑。けれどもまだ肌寒い。半袖だと冷える。


冷夏ともいえそうなここ最近の天気。
花も草も、うだるような暑さが無くて、いつもより元気っぽい。


前庭の畑のトマトも鈴なり。


黄色いけれど、甘いトマト。


ブラックベリーも毎日、4人で楽しめるほどに。ありがたやありがたや。


オクラの赤ちゃん。



さて、裏の方の畑の育ち具合を見に、仕事帰りの歩美ちゃんが、突如裏庭に現れる。
小松菜とアルゴラ、そして、グラウンドホッグに食い荒らされても、根性で蘇ってきてくれたキュウリくんの様子を見て、ひとまず安心。

ところが彼女が全然大丈夫でないことが分かり、急きょ旦那が診察をした。
この、膝の裏の腫れようったら…なんでここまで…。


何かに刺されて、丸く赤みがかった腫れものができ、そのあとリンパに沿ってちょっと上に上がったかと思ったら、今度は両横がどんどん腫れてきて…、

あかんじゃないか~!

とりあえず、応急処置として、腫れとカユミを緩和するための治療を受けた彼女。
その晩は、久しぶりによく眠れたと、彼女からメールが届き、ひとまずホッとした。
それまでの一週間、多分ひとりでいろいろ悩んでただろうし、なんとかして自力で治したかっただろう。

翌日、やっと見つけた病院に行ったけれども、案の定、刺したモノが何かは分からなくて、なので抗生物質の飲み薬と塗り薬などを処方してもらい、
「もしも、ふくらはぎの方に赤みが下りてきたり、息苦しさや不快感が出てきたら、救急に行け」と言われたそうで、ちょっとビビっていた。
彼女に限ったことではなく、この国の医療保険の酷さゆえに、虫刺されや風邪ひきぐらいで、医者になんぞ行ってられるか、というのが庶民の常識なのだから、
このような、小さいように見えて、実はとても恐ろしかったりする事態は、もう数え切れないぐらいに、わたしたちの周りでは存在する。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の原子力規制委員会って... | トップ | 『この国の「戦争を許さない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。