ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

続・米国気球少年事情

2009年10月19日 | 米国○○事情
あの世にも稀なるスカタン男は、アホだけやのうて、虐待までやってた最低男でした。
人のことなんか分かるわけないし、隣りに住んでたわけでもないので、与えられてる情報も正しいのか間違ってるのか分からへんけど、
あのインタビューの様子を観る限り、妻である邦人女性は、ウソをついているというだけではない、もっと違うもんに怯えてるように思えました。
彼女は半年ほど前に911に通報し、けれども対応に出たオペレーターには何も言わんと、ただ電話を通話状態にしていました。
逆探知して住所をつきとめ、出向いた警察官に、顔半分を腫らした顔で、「ちょっとつまづいて打った」と言うたそうな。

けど……事もあろうに、まだ年端も行かん子供達にまでウソつかせて……絶句するしかないです。
まともな感覚やら感情持っとったら、ほんま、あんな人前に出てしゃべってられへんやろに。
子供達はやっぱり耐えられへんかったんか、吐いたり、体を揺すり続けたり、咳を連発したりしてました。
ほんまに、あんな親の子供になって、それが一番気の毒。
あの男は一生独り者の刑。
まあ、ここまでアホさらけ出したのやから、自然にそうなるとは思うけど。
ただ、マスコミってほんま、儲かりさえしたら嬉しい輩がウジャウジャしてるから、
そういうアホをさらにのせて、映画やらバラエティショーに出す可能性もあるけど……。

バラエティショーで思い出した。
あの夫婦が出てたショーは、奥さんを交換するっていうショーで、というてもセクシュアルな目的じゃないんですけどね。
全く違う家風の、例えば、ものすごく昔気質の、亭主関白の家に、めちゃくちゃリベラルなとんでも奥さんが乗り込む、っていう感じ。
最初の1週間は、その家の家風にまず従う。そして次の1週間は、やってきた女性の家風(やり方)に従う。
そうやって2週間過ごして、新しい考え方や常識、風習を互いに知り、理解し、体験する、みたいな感じのリアリティショーだそうです。

なんでもええから目立ちたい。それが度を超して病気みたいな旦那にせっつかれてやってたのか、それとも彼女自身も目立ちたい性格やったんか、
なんとも滑稽でバカらしくて腹立たしくて、けれどもとりあえずこれで、あのアホと子供は分離されることは喜ばしい、けったいな事件でした。
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バンジョーとインド料理

2009年10月18日 | 友達とわたし
週末なにかしたい症候群の旦那。
わたしはなんとかしてぐうたらな1日を過ごしたい。
こんなんでよう18年も続いてきたなまったく……。

ゆっくりとブランチを楽しんでるわたしに、
「こういうのはどう?料理はボクが作る。んで、モーリーのアパートに持ってって彼らと遊ぶ。運転もボク。どう?」と旦那。
「う~ん……(無言中)」(今日は思いっきり練習しようと思てんねんけど……)
「なあ、行こ、一緒に行こ!なんもせんでもええからさあ、なあなあ」
「ほんまにな~んもせえへんで。そんでもええの?」(野菜刻みも鍋洗いもやで。分かってんのかいな……
「ええのであります!」(マジか?)

というわけで、わたしはただただピアノを弾き、ユーチューブで他の人の演奏を聞き、iTunesでCDを聞き、
まことに贅沢な時間の使い方をさせてもらいながら練習をすることができました。
その間にも、台所からはなんともいえない、異国情緒たっぷりの良い香りがゆら~りゆらりと漂ってきて、五感は至福の湯につかりまくり。

練習をたっぷりして、シャワーを浴びて、ついでにシャワー室の掃除なんかもして、髪の毛を乾かしていたら「行くで~!」と旦那。

モーリーのアパートはハーレムのそのまた上の200ストリート。ハドソン河沿いにあります。
ジョージ・ワシントン・ブリッジからすぐなのだけど、道路状況をラジオで聞くとリンカーントンネルの方が空いていたので、マンハッタンの11番街をドドドッと上がっていくことにしました。

なにを撮りたかったかというと、ビルが定規のように真っすぐ向こうに建ち続ける上り坂の夕暮れ、だったのですが……。



モーリーのアパートはハドソン河沿いの細長い公園の真ん前。
みんなで旦那の作った羊の肉と玉ねぎときのこの炒め物と、インゲン豆のアーモンド和え、アンドリューの作った鶏肉とライスのスープ、モーリーが買ってきてくれたサモサ、そして偶然どちらも用意したリースリングワインをいただきました。

そして初体験のカードゲームと、モーリーが1年前に習い始めたバンジョー試し弾き大会。

あっという間に時間は過ぎていき、明日は月曜ということもあって、我々は早々に帰途につきました。

↓ジョージ・ワシントン・ブリッジです、とりあえず……。



帰りも珍しく旦那が運転。初めての道なので、旦那らしく、一カ所滅茶苦茶危ない目に遭いかけましたが……おいアメリカ人、ちゃんと読めよ!
彼女のアパートからうちまでは半時間もかかりませんでした。ガソリンの残量が半端じゃなくヤバかったので助かりました。

さ、また明日から1週間が始まります。来月の生徒達の発表会に向けて、先生はちょいと厳しくなります。

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楽になれたん加藤さん?

2009年10月18日 | ひとりごと
ガリ版刷って、歌詞手帳作って、みんなに配って、バスに乗るっちゅうと必ず歌った。
文化祭では、バンドを組んだ誰かが必ず歌った。
合唱コンクールでは、どのクラスも我れ先に取り合いっこした。
わたし達が学生だった頃の、いつだってどこからか聞こえてた、いつだってどこかで歌ってた歌。

ありがとう加藤さん。それから、北山さんもはしださんも。それから歌を世に出す手伝いしてくれた人達も。
楽しい思い出がおまけでくっついてくる歌、いっぱい作ってくれたお礼に歌うわ。


『悲しくてやりきれない』

胸にしみる空の輝き
今日も遠く眺め涙を流す
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このやるせないモヤモヤをだれかに告げようか

白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれ侘しく揺れる
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
この限りない虚しさの救いはないだろうか

深い森の緑に抱かれ
今日も風の唄にしみじみ嘆く
悲しくて悲しくてとてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは明日も続くのか


『あの素晴らしい愛をもう一度』

命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て美しいと言ったふたりの
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤とんぼの歌を歌った空は
何にも変わっていないけれど
あの時ずっと夕焼けを追いかけて行ったふたりの 
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるようで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても変わらないと言ったふたりの 
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度


『戦争を知らない子供達』

戦争が終わって僕等は生れた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩き始める
平和の歌をくちずさみながら
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ

若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
今の私に残っているのは
涙をこらえて歌うことだけさ
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ

青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でも一緒に歩いてゆこうよ
きれいな夕日が輝く小道を
僕らの名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供達さ
戦争を知らない子供達さ




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米国気球少年事情

2009年10月17日 | 米国○○事情
今夜は久しぶりに、旦那とDVD鑑賞。
わたしが気楽に観られるもの、ということで、クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』を観ることにしました。
テレビの部屋を暖めて、さてさてとばかりに、これまた久しぶりにテレビをつけると、
偶然CNNのチャンネルで、昨日の気球に乗って飛ばされた!……とばかり思われていた子供と、その家族が画面に出ていました。

キャスターがいろいろと質問します。
気球が庭から飛び立ってしまう直前の様子。その時両親はどこにいて何をしていたか。兄弟はどうしてファルコン君が気球の中に居ると言ったのか。
そして、それを聞いた時、父親は、そして母親はどんなことを考えたのか。
母親は米国籍を取得した日本人。わたしと同名の方でした。
ニュースキャスターがどんなふうにその名前を発音するのか興味があったので耳をダンボにして聞いていたら、まあなんと完璧なこと!
ここらへんのアメリカンの、なんでそ~なるねん!っていう発音とは雲泥の差。
なんてなことを思いながら彼女の話を聞いてたら……え?……。
キャスターが「ファルコン君が乗り込んでいると思われる気球が上空に上がっていくのを見て、まず初めにどんなことを思いましたか」という質問に、
「どうしてあの飛行船があんなに高くあがるのかしら、と思いました」との答。
う~ん……。

そして他の質問の後、旦那もわたしもびっくり仰天の言葉がテレビから流れてきたのです。

キャスターの声が直接聞けないファルコン君に、父親が代わって「どうしてもっと早く出てこなかったんだ?」と尋ねると、
ファルコン君は「だって、みんながこれはショーのためにやったんだって言ったからだよ」と答えたのです。
ショー?旦那とわたし、同時につぶやいていました。

わたしも昨日から、そこんところが一番不思議だったわけで。
だって、親はもう気も狂わんばかりに息子の名前を連呼しながら家の隅から隅まで探し回ったはずで、
なのにファルコン君は、たった6才で、ずっとガレージの段ボール箱の中に隠れていて、そこから一歩も動かなかった……うむ……。

すかさず突っ込まれた両親。かなり強引な例え話で応戦していたけれど、3人兄弟の真ん中のお兄ちゃんはずっと咳き込んでるし、
なんだかかなり話が変な方向に行っちゃいそうで、もう気球なんか飛ばしてる場合じゃないかもしれません。

もし作り話であんな騒ぎを起こしたのならば、すごい損害賠償がかかってくるでしょうねえ。空港まで一時閉鎖しちゃったんだから。
でも、そうじゃなかったのなら、まあちょっと変な話ではあるけれど、えらいお騒がせ家族もいたもんや、で済むんでしょうね。

さて、どっちなのかなあ……。

↑のインタビューは15日に行われていたそうです。テレビを観ないわたしには新しいニュースだったけれど、もうみんな知ってるみたいですね。
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あ゛っ!

2009年10月17日 | 音楽とわたし
再来月の演奏ミーティングに、ハープ奏者のナンシーと1曲、ヴァイオリン奏者のタイソンと2曲演奏することになりました。
ナンシーとは彼女からのお誘いで、タイソンとはわたしからお願いで、という組み合わせです。
ナンシーは、多分、う~ん、60代の女性で、まだ一度も彼女のハープを聞かせてもらったことがないのですが、
ACMAの6人のディレクターのうちのひとりとして、ミーティングでは何度かご一緒させてもらっています。
演奏ミーティングでも、演奏後の感想を発言する常連で、ディレクターズミーティングでもかなり活発に発言しはるのですが、
なんというか……ちょいとズレることが多いというか、彼女の自己陶酔の世界がどんどん広がってってしまうというか……、
なので、どちらかというとペアを組むのにちょいと勇気がいる方なんですが、ご指名とあらば、ということで、今回やってみることにしました。

んで、彼女からの熱烈な練習予定組もうぜ~メールが、もうえらい勢いで送られてきました。
彼女の楽器が楽器だけに、じゃあうちに来て、なんてことは言えません。そりゃまあピアノよりゃ軽いでしょうけど、軽く50キロはあるし。
なので、マンハッタンのアッパーイーストの彼女のアパートまでわたしが出向くことになりまして、
その日取りを決めながら、タイソンとの合わせも決めていて、そのメールのやり取りの中でタイソンが、せっかくマンハッタンに来てるんだから、ボクもナンシーの家に行って、そこで同時にリハする?と言われて、う~ん、それって一石二鳥リハ、いいじゃん!
ということで、それをナンシーに伝えた途端、もう彼女は大大興奮!
「うわ~、タイソンとまうみ?!わたし、そしたらあなた達ふたりともできる曲探すわ!う~んと、なににしようかなあ~、あ~もう~!」
いや、ちょ、ちょっと待って。タイソンは結構曲選びにうるさいから。とりあえずナンシーの家でリハがオッケーってことを伝えてから……

1分もしないうちに、ナンシーからメールが送られてきました。
「あのね、あのね、もうタイソンに言っちゃった!彼ね、いいって!きゃ~!」
このノリ……想像以上のパワー……

「タイソン、ナンシーのアパートでのリハはオッケー。でも、もう知ってるよね。ナンシーからメールが送られてるみたいやから」
と、他にもちょっとだけイヤミっぽいことを書いたメールをタイソンに送りました。
すると……、
「ハイまうみ、ありがとう!タイソンに送ったメールをわたしにも送ってくれて。あなた達の会話がよく分かって嬉しいわん♪」とナンシーから?!
あ゛あ゛あ゛やってもた……

メールってほんま、こわっ!


追加で。
タイソンとする曲が決まりました。
まずはドヴォルザークの『Romantic Pieces』の2と4。その後多分ソナチネ。ほんでもって次はベートーヴェンのソナタをする予定です。
manmaちゃん、またチェックしといておくれやっしゃ~!
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ドキュメントフィルム

2009年10月16日 | 音楽とわたし
テキサスのとあるドキュメント映画製作会社(West Texas Media)から、我らがACMAの先日のカーネギーでのコンサートをきっかけに、
次回の、2010年のカーネギーまでの軌跡を、出演者達の生活にまで踏み込んだドキュメントで撮りたいというオファーがありました?!
作製されたフィルムはHBO、もしくはHISTORYチャンネルなどで放映されるそうです。
うぉ~!!なにがなんでもオーディション頑張るぞぉ~!!

なんだかもう~分けワカメだけれど、それにどうしてこの団体にはこうも次々と驚くべきチャンスがやってくるのか不思議でしょうがないけれど、
もうこうなったらとことんノリノリで行ったるでぇ~!!ということで、

お祝い栗ご飯です!って、全然関係あらしませんねんけどね



餅米なんてのはうちには無いので、胚芽米の栗ご飯。でも、それでもやっぱりホクホクお焦げもあって美味しかったです


先日、身の回りの整理をする、という話をしました。
今回は、ACMA一本に絞ろうということで、めちゃめちゃ楽しんでいるコミュニティバンドと、年に2回のボーナス代わりだった高校の伴奏バイトを休止することにしました。かなりウジウジと悩みましたが……。

本当は、少し無理したらできることなんだけど、それに、悪態コンビ高校の音楽講師ダリルは、目の前が真っ暗になると分かってるんだけど、

*自分の演奏に集中する。
*時間のことだけではなく、余裕のある健康な心身で臨めるようにする。

となると、求められるがままにオーケーを言い続けるわけにはいかないのです。
何回かに一度の割合で、ヘトヘトに疲弊した自分を引きずるようにして舞台に立つ、ということになっていましたから。
いずれは、生徒の数も減らしていき、研鑽と仕事の比重をほぼ同じにできたらいいなあと思っています。

まだまだ勉強!まだまだ伸びる!

50を越えて、子育ても終わり、教育費のしんどい支払いも、希望的観測ではあと2年弱で終わる予定です。
楽しみなような、不安なような、ワクワクドキドキの半生が待っているような気がして嬉しいです。
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お~い秋!

2009年10月16日 | ひとりごと
きみはいったいどこに隠れてんの?
今年の10月は冬です。秋とは思えない気温の低さと曇り空

昨日はテレビが大騒ぎでした。ここまで生徒を乗っけて送り迎えをしてくれるベビーシッターさん達までが、涙を流さんばかり。

事の真相は……、

【ロサンゼルス時事】
米西部コロラド州デンバー郊外で15日、「空飛ぶ円盤」を模した手作りのヘリウム気球が民家から誤って飛ばされた。
この家の6歳の男児が乗っているとみられたため、軍のヘリコプターが救助に出動し、デンバー国際空港は一時閉鎖。
CNNテレビなどが飛行の模様を中継する騒ぎとなったが、男児は気球に乗っておらず、無事保護された。
男児は自宅ガレージに隠れていた。
気球は約2時間半後、南に数十キロ離れた荒野に着地。一時高度2000メートル以上に上昇して回転したり上下左右に揺れたりした上、外気が氷点下に下がり、乗っているとみられていた男児の安否が懸念された。

この一家は気象学者の父親を筆頭に、科学者ファミリーとして有名な人達だそうです。
↓ほんま、お騒がせしてすんませんでした……と父。ねえねえ、見て見てぇ~と無邪気そのものの息子。



昨日は本当に寒かったので、地上2000メートルも上がっちゃったら生きてられるわけがない。そんなことも心配したのでした。


でも……人の命ってその時々でこんなにも違うんやなあって……またまたわたしは思いました。
助けられると判断したら、その時の人の対応はすごい。
でも、戦争みたいに、あるいは自爆テロに巻き込まれる場合などは、助けようが無いと判断するのか、命は単なる数のひとつになってしまう。
本当は、空港を閉鎖したり、軍のヘリコプターを配備するのが当たり前なほどの、かけがえのない、この世にたったひとつの生なのに。


歯のことでいっぱい心配かけてしまいました。
いろいろ教えてくれたり話をしてくれたみなさんに、心からありがとう!

今、夫婦でハマってる、一日一個だけやで!限定のスウィーツです。乾燥なつめやし。隣町の中近東マーケットで買うと激安です。



(おいこら!虫歯持ちがそんなん食ってええんか!)とお怒りのみなさん、ええんです。人生、楽しいことはとっても大切。

それに、どうやらこの首の鈍痛は、はるか昔に三階から真っ逆さまに落下した時の、一旦は治まったと思ってた後遺症っぽい。
30代40代は誤摩化せてきたけれど、50代はさすが、いろいろ出てくるもんだと、店開きしたみたいな感じで面白いです。
これまでどんなふうに生きてきたかが分かる、これからの50年。まだまだ楽しめそうです。



 
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針山女

2009年10月15日 | ひとりごと
後頭部と首のつなぎ目辺りに、どんよりとした痛みと怠さが居座っています。
特につなぎ目左側の奥の方には、痛み玉のような塊があるような感じ。
そして、生理のリズムが狂い始めてからは、生理前特有の乳房の張りと痛みが、生理中の期間以外の3週間あまりも続くようになりました。
誰もが通る道やしなあと、これまでずっと我慢していたけれど、もうなんだかイヤになってきて、とうとう旦那に告白。
昨日から『妖怪針山女』に変身しております……。

まずは背中側からスタート。
昨日は夢心地の45分を過ごさせてもらい、その後のレッスンまでにそのホワホワ感が薄れそうになかったので、
先日チャーからお土産にもらった、中国で最高級といわれている烏龍茶を開封!おかげでレッスンも無事終了。

そして今日は仰向けにて開始。手足にみぞおち、頭のてっぺんなどに刺しまくった旦那、書斎に戻るや否や「あ゛っ!!」
「ごめん!もう行かなあかん!ええっと、右腕に2本、左腕に3本、みぞおち、あ、頭も。あ、もう行く行く。お大事にぃ~!」
……

胸の痛みはすうっと無くなりました。
後頭部付け根の方は……実はコレ、ここだけの話ですけど……旦那にも言えない仮説があって……。
虫歯とちゃうかなって……。
長年ほっぽらかしてある、もうかなり掘られてるであろう、後はもう神経抜いて差し歯っきゃないやんという箇所が4つもありまして、
保険の無いこの国。そんなんを4つもやった日にゃ、年収の何割を持ってかれることになるのやら……。
ほっぽらかしながらも心配だけは募る日々。もしかして虫歯菌が深く浸透し過ぎて、脳の方に悪さする寸前やったりして……。

いやいや、病は気から。自分で病気作ってどないする
うんにゃ!ぐずぐずしてんとさっさと行け

ふたりのわたしが心の中で言い合いっこしております。
3日続けてやって、結果が出なかったら医者に行くこと、と旦那から言われてるので、明日の針山変身後にまた。
それではみなさま、ごきげんよう

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ハブ空港を学ぶ

2009年10月14日 | 世界とわたし
最近新聞をにぎわせている『ハブ空港』という言葉。
地団駄踏んで悔しがる知事やら、やわらか~く言葉を替えて誤摩化す大臣やら、振り回されるマスコミや地元の方々やら……、
でも、恥ずかしながらこのわたし、『ハブ空港』ってなによ?な人間でありまして、
こんなんでニュースを読んでてもなんも意味ないやんってことで、遅ればせながら勉強いたしました。


『ハブ空港・ゲートウェイ空港とは』

ハブ空港とは何であるか?
発祥の地であるアメリカを例に見ていきます。

旅客にとって一番都合がいいのは出発地と目的地が直行便で結ばれていることです。
ですが、あれだけ広い国土ですから、全てを直行便でまかなおうとすると膨大な数の航空機が必要で、とてもではないですが不可能です。
また、アメリカ大陸を横断する路線に用いる航空機は5000km程度の航続距離が必要で、昔の技術ではおいそれと大陸横断路線などは開設できませんでした。
そこで大体アメリカ中部か中東部(大きい都市が東部の方が多いためです)に乗り継ぎのための拠点空港をを設け、そこと全米とを空路で結んで、その空港で乗り継いでもらおうと考えたのでした。
そして重要なのは、ただ路線が集まっているだけではなく、乗り継ぎ時間を短縮するために、ある一定時間に一斉に到着便が集中し、しばらく時間が経った後には、また全米へ向けて一斉に飛び立っていくという運航方法を編み出したのです。
これが「ハブアンドスポーク」といわれる運航方式で、大手各社が導入していきました。
つまり、ただ路線が集まっているだけではハブ空港とはいえないということです。
例えば、羽田空港は日本中から路線が集まっていますが、ただ集まっているだけなのでハブ空港とはいえません。

アメリカでは、シカゴをハブとして全米と路線が結ばれています。

利点としては
* 最大の利点が搭乗率を上げられることです。
 
一方欠点としては
* 乗客に乗り継ぎを強いる。
* 本当は近いのにハブ空港経由となって距離的ロスが発生することもある
* ハブとなった空港の負担がものすごくかかる。
(着陸待ちの空中待機や離陸待ちの誘導路での行列が出来たり、また空港従業員の配置も問題となります)

また、ここで重要なのは大陸の端のニューヨークやロサンゼルスはハブ空港にはなり得ないということです。
距離的ロスが発生するため、こうした端の地域の空港はハブ空港にはなり得ません。
もっともそうした端の空港は、アメリカに入ってくる旅客を受け入れ、全米各地へと入国者を送り届けるためには最適で、「ゲートウェイ空港」という言葉が使われています。
つまり、ゲートウェイ空港とは地域外から来た旅客を地域内の他の都市に送り届ける、または、地域内の旅客を集めて他地域に送り届けるものです』


ということで、この方の結論としては、日本の空港は「ゲートウェイ」には適しているが、「ハブ」には成り得ない、というものでした。

もしこの方のおっしゃっていることが正しいのであれば、もともとの日本の地理的な、変更や改善することのできない事実を踏まえて、
日本国内の空港をどのように位置づけるか、各空港の対抗意識や番付を煽るのではなく、互いの利と理をかなえることができるアイディアを、専門家の人達を集めて練り上げるべきではないのでしょうか。

成田で感じる不便さ、関空で感じるぼったくり、わたしとしては、この筆者と同じく、セントレア(名古屋空港)に好感を覚えています。
丁度「ハブ」に求められている中央にあることだし、あそこを「ハブ」にするっていうのはいかがでしょ?
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よく通る道にも秋

2009年10月13日 | ひとりごと
今年の秋はすでに冬っぽくて、今週など、最低気温が2℃になる予報が出ています。
今日も今日とて、なかなかに寒い朝を迎え、迷うことなくヒーターの温度設定を18℃に上げたのですが……。
なにやらおかしいのです……ついたと思ったらすぐ消えて、またついたと思ったらすぐ消える……。
こないだ旦那が、サーモスタットをいじってたのが原因なのか、それとも……。
部屋の温度が上がらないまま、コーヒーカップを手のひらで包みながら、電気ヒーターでなんとかしのぎ、ふたりで地下室に。
なんだかちょっとイヤ~な臭いがします。空焚き?!
でも、オイルタンクについている目盛には、まだまだありまっせ~表示が自信満々に出ています。
じぃ~っと見れば見るほど、この目盛、大丈夫なん?という不安雲がムクムク……。
途端にふたりとも自信消失。いっぱいあると思てただけちゃうん……
急いでバーナーのスィッチを消し、オイル会社に点検してもらうことにしました。


さて、気分直しに、わたしが仕事に通う道の紅葉がぼちぼち始まったので、ちょっくら写真に撮りました。

ウィンザー通り。

 

もうちょいアップで。真っ赤っかもいいけど、わたしはこの変わり目の色々がけっこう好き。



こちらはリンカーン通り。ウィンザーからモントクレアまでの抜け道です。
モントクレアの町までほんの数分しかかからずに行けるのでとても便利です。
ただ、スピードリミットが25マイル(40キロ)。速度違反しないよう気をつけなければなりません。



もひとつわたし好みの木。



この時期、町のあちこちで大活躍の落ち葉処理会社。でっかいトラックの荷台に葉っぱをてんこ盛り詰めていってくれます。



家の庭やドライブウェイの落ち葉の処理は、各自でやるか、自費で会社に頼むかします。
道路に落ちたすごい量の落ち葉は、市や町が処理してくれます。
まあまだ始まったばかりなので、すっかり落ちてしまって、道のあちこちに葉っぱの山ができ出してからの話ですが……。
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