はっと顔を上げたら、博多だった
新大阪から新幹線に乗り込んで「寝る」予定でしたが、おもむろにパソコンを取り出し、ペーパーワークをやり出したらあっという間。
途中、一秒たりとも窓の外を見ることもなかった!ひや〜〜 おそろしい
ぐるぐる第1組を正午で終わらせ、そのままさっとタクシーに乗って新大阪駅。どうしても乗るべき新幹線まであと20分しかないけど、駅弁はイヤだな、温かいものが食べたい。
というわけで、新大阪駅のフードコートを一周し、一番早そうなうどんにしました。でもうどんは熱くてすぐに食べられそうになかったので、卵丼セット。味わっている間はなく、とにかく流し込む感じ。でも、卵丼食べ終わった頃うどんも食べられるようになっていて、時間の許す限り、美味しいおうどんいただきました!
第2組初日のホテルにチェックインし、急いで荷物をばらし、準備を整えていると、ツアーオペレーターから緊急連絡。なんでもオペレーターの手違いで、空港ミートのハイヤーに会えなかったご夫婦がグループの中にいるとの連絡がありました。その人たちを探し、事情を聞いてほしいということ。
いろいろバタバタしながらユニフォームに着替えると、もう、すぐにツアー開始時間です
第2組は1組の21名とは正反対のたった9名。少ない! 人数数えるのも超カンタン。
助かるのは、1組同様、皆さん日本食に慣れている人ばかりというところ。全員お箸を使えるし、お刺身はじめ、会席料理を楽しんでくださる。
最近、日本料理は海外でもめずらしくなくなっているおかげです。良いスタートです!
柳川の川下り。船頭さんは英語が話せるかたで、通訳がラクだった上、お歌もとても上手でした 座高より低いスレスレの橋にさしかかるたび、皆で体を伏せるのだけど、日本人より体が大きいのでたいへん。
でもそんな苦労を乗り越えるほどの良い天気と素晴らしい景色。また、みんなで乗るから楽しいのよね。
夜は希望者を連れて博多の屋台。ソリマチはおでん、お客さんは全員博多ラーメンに挑戦🍜。ラーメンも、海外で人気の和食のひとつ。
さて、空港で、待てど暮らせどハイヤーに出会えなかったお客さん。お客さんのせいではないのでまずは謝って事情を確認。自分でタクシー乗り場に行き、タクシーでホテルに来たという。福岡空港はすぐそばなので良かったが、それでも、お客さんはさぞかしご立腹だろう、と思うと、全然そんなことなくて拍子抜け。
聞けば、それより荷物が一緒に来なかったという。なんと、それを羽田空港に到着した際知ったということで、羽田から福岡空港までは手荷物だけで来たわけです。事故が起こったのはヒースロー空港、航空会社はBAとのこと。実は1ヶ月前、息子さんがシカゴに飛んだ際にも、ヒースローにて同じことが起こったそうです。どうなっちゃっているのでしょうね。
というわけで、荷物が手元にないことのほうが一大事なので、手配してあるはずのハイヤーがいなかったことなんてたいしたことではないよ、と笑っていらっしゃる。 いやいや、逆ですね。さらに追い打ちをかけるような手配ミスですよ。
ランドオペレーターがハイヤー会社に指示した待機場所がどういうわけか「国際ターミナル」だったそうです。羽田と福岡を間違えちゃったかな。
ツアー開始より数日前に福岡入りしていたご夫婦は、その間にホテル隣接のキャナルシティ博多にて必要な服をご購入していました。少しふくよかな奥様は、下着やボトムスはご自分に合うサイズがなくて困ったそうだが、幸い、過去の経験から、下着を含めた洋服セットを1回分手荷物に入れていたので、それを洗濯することでなんとかなっているという。 確かに、下着の替えを手荷物に。勉強になります
国内の配送はヤマト運輸さんでしたので、追跡が出来てとても安心。
ちなみに、その後スーツケースがお手元に届いたのは、発生から5日後でした。
なかなか時間がかかるものですね