なんのことはない、連作の詩の一部でした。
長い闇を通り抜けてきてみると
そこは、また、闇だった
あんなにも輝いて見えた
ネオンも看板も
コンビニエンスストアの灯さえも見えない
また、あの時のように声が
聞こえるのだろうか
重く冷たくなった体を
温度の感じられない道におろす
こんな闇の中でも
人の動く気配がする
長い闇を通り抜けてきてみると
そこは、また、闇だった
あんなにも輝いて見えた
ネオンも看板も
コンビニエンスストアの灯さえも見えない
また、あの時のように声が
聞こえるのだろうか
重く冷たくなった体を
温度の感じられない道におろす
こんな闇の中でも
人の動く気配がする
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