ワンサーくんは、虫プロダクション最後のテレビシリーズ。
ワンサーくん の原作は1971~72年に「てづかマガジン レオ」に連載された。
ワンサーくんは、はじめからサンワ銀行のマスコットキャラクターとして作られたワンサを主人公にした漫画だが、テレビシリーズはほぼオリジナル作品で、手自身は全く製作には関わっていない。
とかかれているが、
当時手塚プロは練馬のサンワ銀行が、メインバンクで、サービスで給料など袋詰めをしてくれた、それを、取りに行った記憶がある。虫プロや、マッドハウスなども使用していた銀行でした。
まんが連載も手塚プロ3階で目撃している。ワンサはもちろん三和の逆さ読みである。
連載と同じくして、パイロットフィルムを制作した、ハズ、残っていないらしく発表はされていない。 しかし、その作業には、手塚先生が指示をしていたのである。
だから、全く制作に関わっていないというのは、誤りである。
ワンサくんの版権も奪ったNさんは、山本暎一さんに、総監督をお願いした。
これが後の「宇宙戦艦ヤマト」の複線となり、山本暎一さんが、すでに「ヤマト」の企画をしていたのは、目撃している。
だから、ヤマトを企画したのは、山本暎一さんで、Nさんは「ヤマト」でも美味しい取りをしたわけだ。
Nさんの居た虫プロ商亊が8月22日倒産した。
Nさんがドサクサ紛れに眉をひそめるようなことがあったという、噂が耳に入ったが、それ以上の事件にはならなかった。この時虫プロ商亊の社長は、手塚治虫であった。
9月24日 「ワンサくん」の放送が、始まったが、Nさんが、虫プロの役員(取締)になったという、嫌な噂も耳に入った。
だから「虫プロも倒産するだろう」という不吉な想いが頭をよぎった。
ワンサーくん 公表されているスタッフ
企画 西崎 義展 瑞鷹エンタープライズ
脚本 藤川 桂介
音楽 宮川 泰
監督 山本 暎一
プロデューサー 西崎義展
制作 虫プロダクション 関西テレビ
原作 手塚 治虫
キャラクター 永嶋 慎二
制作担当 柴山 達雄 (虫プロダクション)
道広 秀次郎 (関西テレビ)
設定制作 佐藤 洋 (1~8話)
設定制作 原田 益次 (9話~)
作画 森田 浩光
美術 半藤 克美
音響 明田川 進
効果 柏原 満
録音 東京スタジオセンター
現像 東京現像所
主題歌
オープニング 「ワンサカワンサくん」
エンディング 「ピンコラ音頭」
(14話のみ「ミドリちゃん」ホーン・ユキ)
歌
ロイヤルナイツ、シンガーズ・スリー(日本コロムビア・レコード)
最終回が9月24日に放送された。
ワンサーくんが終わり次の虫プロの企画は何も無かった。2スタに行くと組合長となっていた、編集の伊藤さん(現在の社長)を中心として、弱者である彩色などの人たちが、ほかの会社の仕事を貰って、外注仕事をして頑張っていた。
撮影の友人は、やはり外注の仕事をしようと仕事探しをしていたという。
倒産の噂も出ていた。撮影班では、もしも虫プロが、解散するなら、撮影機を買い取って、外注で、頑張ろうという相談までしていたという。
はたして11月1日虫プロは、倒産した。管財人が入り、資産が凍結された。
撮影班のスタッフたちは、自分たちの目を疑った。いつの間にか撮影機と撮影台が、役員を辞めていたNさん名義に2足3文の値段で売り渡されていたのであった。
Nさんは 役員として何の責任も取らなかった、どころか、額にまた膨大な利益を得ていたのであった。
虫プロを追われたスタッフたちには、何も残されていなかったという。
貧乏くじというには余りにもひどい悲劇、最後の虫プロダクション社長の川畑栄一さんは、三億という負債を背負った。そのため、家族を犠牲にし、別れた。どん底の生活を強いられてしまったが、やっと今は一人練馬で福祉関係のボランティアをしている、という噂が届いた。
伊藤さんも虫プロという名前を守るため、組合という形で、血のにじむ努力をされた。何も出来なかった私たちは、頭を下げるしかない。そして現在虫プロダクション株式会社、取締役社長として、頑張っておられる。
その苦労がたたってか、最近隊長を崩されているという噂が耳に入ったが、いつまでも元気で、虫プロを発展させてもらえるよう、祈っている。
ワンサーくん の原作は1971~72年に「てづかマガジン レオ」に連載された。
ワンサーくんは、はじめからサンワ銀行のマスコットキャラクターとして作られたワンサを主人公にした漫画だが、テレビシリーズはほぼオリジナル作品で、手自身は全く製作には関わっていない。
とかかれているが、
当時手塚プロは練馬のサンワ銀行が、メインバンクで、サービスで給料など袋詰めをしてくれた、それを、取りに行った記憶がある。虫プロや、マッドハウスなども使用していた銀行でした。
まんが連載も手塚プロ3階で目撃している。ワンサはもちろん三和の逆さ読みである。
連載と同じくして、パイロットフィルムを制作した、ハズ、残っていないらしく発表はされていない。 しかし、その作業には、手塚先生が指示をしていたのである。
だから、全く制作に関わっていないというのは、誤りである。
ワンサくんの版権も奪ったNさんは、山本暎一さんに、総監督をお願いした。
これが後の「宇宙戦艦ヤマト」の複線となり、山本暎一さんが、すでに「ヤマト」の企画をしていたのは、目撃している。
だから、ヤマトを企画したのは、山本暎一さんで、Nさんは「ヤマト」でも美味しい取りをしたわけだ。
Nさんの居た虫プロ商亊が8月22日倒産した。
Nさんがドサクサ紛れに眉をひそめるようなことがあったという、噂が耳に入ったが、それ以上の事件にはならなかった。この時虫プロ商亊の社長は、手塚治虫であった。
9月24日 「ワンサくん」の放送が、始まったが、Nさんが、虫プロの役員(取締)になったという、嫌な噂も耳に入った。
だから「虫プロも倒産するだろう」という不吉な想いが頭をよぎった。
ワンサーくん 公表されているスタッフ
企画 西崎 義展 瑞鷹エンタープライズ
脚本 藤川 桂介
音楽 宮川 泰
監督 山本 暎一
プロデューサー 西崎義展
制作 虫プロダクション 関西テレビ
原作 手塚 治虫
キャラクター 永嶋 慎二
制作担当 柴山 達雄 (虫プロダクション)
道広 秀次郎 (関西テレビ)
設定制作 佐藤 洋 (1~8話)
設定制作 原田 益次 (9話~)
作画 森田 浩光
美術 半藤 克美
音響 明田川 進
効果 柏原 満
録音 東京スタジオセンター
現像 東京現像所
主題歌
オープニング 「ワンサカワンサくん」
エンディング 「ピンコラ音頭」
(14話のみ「ミドリちゃん」ホーン・ユキ)
歌
ロイヤルナイツ、シンガーズ・スリー(日本コロムビア・レコード)
最終回が9月24日に放送された。
ワンサーくんが終わり次の虫プロの企画は何も無かった。2スタに行くと組合長となっていた、編集の伊藤さん(現在の社長)を中心として、弱者である彩色などの人たちが、ほかの会社の仕事を貰って、外注仕事をして頑張っていた。
撮影の友人は、やはり外注の仕事をしようと仕事探しをしていたという。
倒産の噂も出ていた。撮影班では、もしも虫プロが、解散するなら、撮影機を買い取って、外注で、頑張ろうという相談までしていたという。
はたして11月1日虫プロは、倒産した。管財人が入り、資産が凍結された。
撮影班のスタッフたちは、自分たちの目を疑った。いつの間にか撮影機と撮影台が、役員を辞めていたNさん名義に2足3文の値段で売り渡されていたのであった。
Nさんは 役員として何の責任も取らなかった、どころか、額にまた膨大な利益を得ていたのであった。
虫プロを追われたスタッフたちには、何も残されていなかったという。
貧乏くじというには余りにもひどい悲劇、最後の虫プロダクション社長の川畑栄一さんは、三億という負債を背負った。そのため、家族を犠牲にし、別れた。どん底の生活を強いられてしまったが、やっと今は一人練馬で福祉関係のボランティアをしている、という噂が届いた。
伊藤さんも虫プロという名前を守るため、組合という形で、血のにじむ努力をされた。何も出来なかった私たちは、頭を下げるしかない。そして現在虫プロダクション株式会社、取締役社長として、頑張っておられる。
その苦労がたたってか、最近隊長を崩されているという噂が耳に入ったが、いつまでも元気で、虫プロを発展させてもらえるよう、祈っている。
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