高級老人ホームと通常の老人ホームの違いはたくさんあります。
施設の立地条件や豪華さはその1つですが、それらは実際に仕事をする側から見ればそれほど働き方に大きく影響するものではありません。
高級老人ホームで働く際に、通常の老人ホームとの差を最も意識しなければいけないのが、その施設を利用している人の違いです。
通常の老人ホームというのは元々普通のサラリーマンだった人たちなど、比較的近しい人たちが利用しています。
したがって、介護士として求められる基本的なことをこなしていれば特に問題ありません。
しかし、高級老人ホームの場合は、入所するのに数千万円単位のお金が必要になるということもあって、普通の立場の人はそう簡単に入所できるような施設ではありません。
高級老人ホームに入所しているのはたくさんの土地を持っている地主、大病院の院長や副院長クラスの人やその奥様、または企業の経営者や役員クラスの人やその奥様などといった、どちらかといえば人を使う側の身分の人が多いです。
こういった身分の人たちは高級料理店に入ったり、旅行でも高級ホテルを利用したりするなどして、普段からきめ細かなサービスを受けることに慣れてしまっています。
そのため、全員とはいかないまでも一定数で高級老人ホームに勤務している介護士に対してもそういったきめ細かなサービスを求める人がいるのは事実です。
介護士を含め高級老人ホームに務めるスタッフは、普段の言葉遣いはもちろんのこと、立ち振る舞いやお辞儀の仕方一つにとっても気を配らなければなりません。
また、身だしなみも重要で清潔感のある服装やヘアスタイルを心がけることが必要です。
このように見ていくと高級老人ホームで働くことは一見大変そうにも感じますが、ワンランク上のサービスを提供することによって介護士としてさらにスキルアップすることもできます。
介護士として上を目指したのなら高級老人ホームで働くことも検討してみても良いでしょう。
この他にも色々と通常の老人ホームとの違いがあります。
高級老人ホームで働きたいなら、まず「
全てが段違い！高級老人ホームの実態」で詳しく調べてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
