大空にえがかれたハート

エアショーなるものを、初めてみてきました。我が家からほど近くにある、航空自衛隊の百里基地の航空祭に行ってきました。昔から、主人ともども、一度ブルーインパルスを見てみたいね、と言っていたのですが、私は、ブルーインパルスは松島まで行かないと見れない、と思っていました。数年前に、松島基地の航空祭に行こうかと、計画したのですが、航空祭の数日前に、大きな地震があり、その計画は、おじゃんに。その後、すっかり、ブルーインパルスのことは、忘れていたのですが、なんとなくネットで検索をしていて、百里基地の航空祭で、ブルーインパルスを見られることを知りました。百里基地ってうちの近くだぁ、ということで、主人と一緒に行くことに。しかし、事前に情報を収集してみると、かなりの人出のようで、大渋滞が大問題で、公共の交通機関を使っても、結局、道が渋滞しているので、シャトルバスの所要時間も、どのくらいかかるかわからない、など、けっこう、道のりは遠そうでした。この時点で、少し断念しかかりましたが、「朝早めに出て行って、どうしても行けそうになければ、戻ってくればいいよ。」という主人の一言で、決行が決まりました。当日の出発は、朝、５時。４時前には、起床しました。基地までは、メインの国道ではなく、裏道を使ってアプローチ。さすがに、あまり車は走っていませんでした。そろそろ基地近くだね、というあたりで、車が増えてきて、前の車についていけば駐車場の列に並べるよ、などと言いながらついていくと、駐車場の中へすんなり誘導されました。相当の大変さを覚悟してきたのですが、本当に良かったです。次々と車が、駐車場へやってきていましたが、このとき、まだ６時でした。開門は、７時、航空祭の開始は、９時のようなので、車の中で待機。周りの車の方々も、同様。７時ごろになると、皆さん、会場のほうへ向かい始めました。会場にいっても、座るところもないだろうからと、まだ、車の中でねばっていたのですが、さすがに時間をもてあまし、７時半すぎには、会場へと歩き出しました。駐車場から、ぞろぞろと人波について会場へ入ると、すでに会場には、多くの人が繰り出し、コックピット見学なども始まっていて、お祭りムード全開でした。
会場には、自衛隊機などの展示があったり、滑走路のところには、フライトを見せてくれる予定の機種がずらりと並んでいました。ブルーインパルスも、７機整列していました。写真をとったりしながら、オープニングを待ちました。オープニングフライトで、軍用機のフライトを、初めて間近で見ましたが、その迫力と音の大きさに驚きました。トップガンの世界だぁ、と思いました。
フライトを見学したり、イベント広場でのブルーインパルスＪｒの演技（ブルーインパルスを模したオートバイの演技です。とっても、かわいい）を見たり、格納庫に、日よけエリアとして開放されたところで、シートを敷いて弁当を食べたりしながら、最後のブルーインパルスの飛行を待ちました。初めて見た、ブルーインパルスの曲芸飛行には、感激しました。写真の大きなハートは、ブルーインパルスによって、大空に描かれたものです。
ブルーインパルスに感激したあとは、大渋滞が予想されていたので、食料などを買い込んだりして、駐車場へ向かいました。ところが、とてもラッキーなことに、駐車場から、すんなり出れた上に、周辺の道も、それほど渋滞していなかったので、かなりスムーズに自宅まで帰ることができました。
ブルーインパルスの飛行が本当にすばらしかったので、思い切って行ってみて本当に良かったです。