近年、「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」というのが国の機関で実施されました。その対象は都内在住で小学生・中学生・高校生の子どもに携帯電話などを持たせている保護者2,000人で、2019年の実施でした。
● 子供たちが扱ってる機器
約65%の子供が「スマートフォン」をしており、その次にスマホ以外のモバイル機器(ガラホ、PHS、キッズケータイを含む)が38%、ゲーム機が26%だったそうです。
利用状況は、小学校低学年37.2%、小学校高学年38.6%、中学生89.2%、高校生97.0%となり、学年が上がると利用率が高くなるけこうだそうです。
● 子供たちが1日の利用時間
機器の利用時間は「30分未満」38.5%と利用時間は少ない傾向にあるが、学年が上がるたびに利用時間は増える傾向にあるそうです。
● 機器をもたせた影響
アンケートに答えた親たちは、約半数が「何らかの影響があった」と答えているそうです。
特に、「夜遅くまで携帯電話・スマートフォンを使用し、睡眠不足になった」という回答が多く、その次に「親子間の会話が減った」、「勉強に集中できなくなり、成績が下がった」、「視力が落ちたり、肩こりや頭痛、めまいなどの不調を訴えるようになった」など、機器をもたせた悪影響があるという回答だった。
一方で、親子間の会話が増えた」や、「成績が上がった」という回答もあったそうです。
● まとめ
長時間モバイル機器を扱うことで、寝不足に陥り、食欲衰退、抵抗力低下、体力低下を招き、病気になる傾向もあると思います。そのほかに、暗闇で明るいモバイルライトを見続けることで、視力の低下にも繋がる可能性も大デス。
一方で、モバイル機器を使うことで、情報量が増大して知識の向上や、家族間のコミュニケーションツールにも使われる好循環も生まれています。
結果的に、モバイル機器を使わない方向性ではなく、利用時間を制限するなど、ルール付が必要と思われます。
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