私たちの生活に欠かせないスマホ。ほぼ日本中の人が持ってるといっても過言じゃないほど、眼鏡は体の一部ですというキャッチフレーズが過去にありましたが、スマホもそれぐらい身に着けてるものとなりました。厳密には体には密着しませんが。それだけ、生活に溶け込んでいるので、法の整備も必要となってきました。きょうは、そのことを書いていきたいと思います。
○道路交通法
最初に、自転車運転中のスマホ操作の場合は、道路交通法に基づいて条例で規制され、5万円以下の罰金になる恐れがあります。特に中高生の自転車に乗りながらのスマホで衝突した事故が増えています。ひどいところでは、被害者が亡くなることがありましたので、注意したいところです。
次に、車の場合は、運転中の通話使用と画面をずっと見る行為が、道路交通法で禁止されています。これにより交通の危険を生じさせたときは3カ月以下の懲役又は5万円以下の罰金、交通の危険が生じなかったときは5万円以下の罰金とされています。また、携帯電話使用等(交通の危険)は反則金9000円と2点減点、携帯電話使用等(保持)は反則金6000円と1点減点です(普通車の場合)。
○歩きスマホは規制されていない
歩きスマホの行為自体に、法の規制はありませんが、歩きスマホぶつかって相手にケガさせた場合、歩きスマホによる過失で怪我を負わせてしまっているので「過失傷害罪」に当たる可能性があります。そうなった場合、30万円以下の罰金又は科料となるので気を付けたいところです。
○アメリカでは法の規制対象「歩きスマホ」
アメリカの一部(ハワイ州ホノルル)ではすでに法の整備があり、「スマートフォンなどの携帯電子機器を見ながら道路の横断をすること」の規制となっており、違反すると15〜99ドルの罰金が科されます。日本では、大きな事故が頻発しないとまだまだ左記の話のようですね。
○その他
「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」というのがあります。これは、事業者と保護者にインターネットに有害なサイト等があるのを説明しなくては行けない義務の法律です。また、フィルターも書けなくてはいけません。
○まとめ
スマホが普及して10年くらい。まだまだ、これからの法律整備ですが、生死にかかわるものは、早く整備したいですね。それは、法律関係や行政が積極的に活動していただくてはなりません。また、一方でユーザーはマナーを守るべきでしょう。
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