スマホ市場も大きく分けてiPhoneか各メーカー群のアンドロイドの2分された時代となっております。ガラケー時代は、機種といえば、パナソニックを筆頭に三菱、NEC、富士通と4大ブランドが席巻していました。スマホが2010年ごろから発売されると、パナソニックも王者の誇りで負けじと高性能なスマホを発表しました。
しかし、2013年にパナソニックはパナユーザーを見捨てる形で市場から姿をけしたのでした。なぜなのでしょう。今日はその辺を書いていきたいと思います。
●パナソニックのスマホブランド
パナソニックは他社と同様に2011年NTTドコモ夏モデルで同社初のスマホ「P-07C」を発売しました。初のスマホ NTTドコモP-07Cをリリース後、同年の冬春モデルで、ガラケーでも展開した「LUMIX Phone」ブランドを採用した製品の展開をはじめます。
しかし、スマホですがこの初期のころはガラケーにちょっと毛が生えてくらいのもので、ndroidスマートフォンはOS 2.x台ということもあり、高画質なカメラ機能を十分に活かせる処理能力や機能に乏しく、デジタルカメラとしてメジャーなブランドである「LUMIX(ルミックス)」を活かしきれなかったといえます。
2012年に入ると、パナソニックはスマホの大画面時代にいち早く合わせて、5インチ液晶モデルをフラッグシップとした「ELUGA(エルーガ)」 ブランドを立ち上げます。しかし、前年のLUMIX Phoneから馴染みのないELUGAブランドへの急な変更はユーザーや市場での戸惑いや混乱を招き、少なくともLUMIXブランドを打ち出した時ほどの期待感やインパクトは生まれ難かったことは間違いありません。
このへんで、パナソニックは迷走をはじめ、高性能なiPhoneやサムスン電子のギャラクシーなどに後れを取るようになりました。
●そして撤退へ
パナソニックといえば、ガラケー時代は折り畳みにこだわったり、テレビ機能やカメラなど最先端を走っている企業でした。スマホに代わりそれが叶わなくなり、存在価値を見出させなくなったのでした。
●まとめ
わたしも、パナユーザーでした。見捨てられ間ハンパなかったですね。その当時。