《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

池袋演芸場:スケすけイチバから戻りました。

2006年05月26日 00時14分39秒 | Weblog
特選会初体験。
お客の中に「俺は○○の贔屓なんだ」
という雰囲気をムンムンさせた御仁が多く、
そういう態度がちょっと鼻につきましたが、
噺はじっくり聴けたのでプラマイゼロかな、なんてね。

市馬師匠は定席を大事になされているんでしょうね。
池袋の高座にもずいぶんと上がってくださいます。
多分、私が一番回数聴いているのは市馬師です。
それに続くのが春風亭一朝師とアサダ二世さんかな。

初めのうちはどの話を聴いてもおんなじ印象だな、
などとおナマな印象を抱いていましたが、
5月13日に「竹の水仙」を聴いて以来、ぞっこんです。
噺を終えた後、高座を降りるときの猫背姿に味がある。
ま、それはさておき、
この先どんな大名人になるかと、それが楽しみで、
一年でも、いや、たとえ数日でも長生きしたいと、
その日から酒量を1割落としました。
(ちょっと数値目標にうるさい業界にいるので)
オイオイたった1割かよ!
とお思いの御仁がいらっしゃるでしょうが、
私が1割酒を減らすと、酒税の税収が落ち込み、
国が傾きます。
私はその意味で傾城屋と呼ばれているんですから。


奥菜さんのこともいつまでも、いつまでも
見守りたいのですが、「犬神家…」で
前作の小夜子のように蛙シーンがあると、
15年後には『タンスにゴン』のCMをやっていそうで、
どうもいまいち、酒を控えようというところまでの
モチベーションが沸かずにいたのでした。



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