歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

カーテンコール

2010-10-08 21:01:31 | Weblog
ずっと掲載を続けた「チラシ」も、本番終了と共にしまいます。

付き合ってくださって、ありがとうございました!
「歌う介護士」なんですが、「歌」ばかりになっておりまして・・・(笑い)。


自画自賛?
ややっ!あぶなイッとヒヤッとした場面はあったものの、
個人的には良く歌えたし、演技も上出来だったと!

何よりも表現に苦心した1幕の「喧嘩の二重唱」
歌い終わって拍手を頂いたことへのオドロキと嬉しさ!
スザンナと二人で「やったアッ!」

二重唱、特に「ケンカ」は、わずか2分半という短いものなので、拍手が来るのを見たことがありません。
それだけに嬉しかったです!

私(マルチェリーナ)の出番は少ないのですが、出る度にテンションや性格の変化が大きいので芝居っ気が何より必要かも。
この役を演奏して、脇役の重要性をつくづく感じました。
もちろん演じる面白さも!

本番は、やったモン勝ち!(笑い)

ボケと突っ込みの息ができるようになると舞台は生きてくる!

3幕の結婚式の場面、若いフイガロとスザンナ、その親のバルトロとマルチェリーナが結婚する場面。
フイガロはスザンナを抱き上げ、
その少し後ろ側で、
まず、バルトロがマルチェを抱こうとするが重くて持ち上がらない・・・、
マルチェがバルトロをひょいと抱く!という小芝居をやってました。(笑い)
お客様、気付いてくれたかなあ?
本番前に二人で打ち合わせて決めましたが、バルトロ役は大きいので持ち上がるはずはないので、ぴょんと飛び上がっています。


舞台が跳ねて、大慌てで撤収しながら、
マエストロが「マルチェのカットは減らしても良かったね。」と、言ってくださった。
ここまで来たら私もやりたかったです。
演出のKさん「すごく演技が伸びて、私好みになったわね!」

マルチェに成りきれず悩みの種だったろうと思うので、やれやれです。


来年の演奏予定は今のところ入ってません。
12月末までで、次は私が職場に馴染んでからですね。
12月18日15時30分~:京王永山公民館サロンライトコンサート
12月31日19時~:しんゆりジルベスタコンサート(テアトロ・ジーリオ・ショーワ)

10日からはケアマネとして新しい施設に勤務します。
介護度が軽度な平均年齢87歳の施設です。