ターミナルケアを携わる内には一度は耳にし、また訳書を手にしている。
1969年に出版された、エリザベス・キューブラー・ロスの著作である。
「死」の課程の5段階を表し、それが現在では基本といわれている。
1、否認と孤立
2、怒り
3、取り引き
4、抑うつ
5、受容
7日から読み始め、内容的に重いので進みが遅くなり1週間かかった。
ターミナルケアに携わっているので、死に関する本は何冊も読んでいる。
・病院で死ぬということ(山崎章朗)
・「死の医学」への日記(柳田邦男)
・生きるための死に方(マーテイン・シェパード)
などなど。あるブログから出版されたものも。
何をするのでも先駆者はすごい。
ターミナルというと、癌の末期と想像されるが、
別の視点から見ると高齢者ケアは全て含まれると思う。
生きている私たち全ては生を受けた瞬間から死に向かっている。
誰にでも平等なのは、生と死。
どのような死を向かえるかはわからないが。
身近な死を語ろう。
10歳で祖母を自宅で看取った。
たらいでオムツをすすいだこともあるが、汚いとは思わなかった。
亡くなる前の日、昼間なのに「暗い、電気をつけて」といった。
火が消えるように静かな死だった。
深夜、一人で遺体と留守番したが怖くなかった。
私を育ててくれた祖母だから。
35年前、父を看取った。
入院した時は手が着けられない状態の肝臓癌。
おまけに年末年始がかかり検査もできずに転移していた。
幸いだったのは痛みが少なかったこと。
息が浅くなった時、病室から私は追い出された。
息をひきとる時、唯一の家族の私は病室のドアの外。
なぜ無理にでも入室しなかったか、今でも後悔している。
映画やテレビで流されるような看取りは大学病院にはなかった。
勤務してきた施設はターミナルケアを行うので、これまで何人もの方を看取ってきた。
中には、連れ合いの後を追うよう選択していかれたような方もある。
その殆どの方は家族は間に合わず、居合わせたスタッフが看取っている。
1969年に出版された、エリザベス・キューブラー・ロスの著作である。
「死」の課程の5段階を表し、それが現在では基本といわれている。
1、否認と孤立
2、怒り
3、取り引き
4、抑うつ
5、受容
7日から読み始め、内容的に重いので進みが遅くなり1週間かかった。
ターミナルケアに携わっているので、死に関する本は何冊も読んでいる。
・病院で死ぬということ(山崎章朗)
・「死の医学」への日記(柳田邦男)
・生きるための死に方(マーテイン・シェパード)
などなど。あるブログから出版されたものも。
何をするのでも先駆者はすごい。
ターミナルというと、癌の末期と想像されるが、
別の視点から見ると高齢者ケアは全て含まれると思う。
生きている私たち全ては生を受けた瞬間から死に向かっている。
誰にでも平等なのは、生と死。
どのような死を向かえるかはわからないが。
身近な死を語ろう。
10歳で祖母を自宅で看取った。
たらいでオムツをすすいだこともあるが、汚いとは思わなかった。
亡くなる前の日、昼間なのに「暗い、電気をつけて」といった。
火が消えるように静かな死だった。
深夜、一人で遺体と留守番したが怖くなかった。
私を育ててくれた祖母だから。
35年前、父を看取った。
入院した時は手が着けられない状態の肝臓癌。
おまけに年末年始がかかり検査もできずに転移していた。
幸いだったのは痛みが少なかったこと。
息が浅くなった時、病室から私は追い出された。
息をひきとる時、唯一の家族の私は病室のドアの外。
なぜ無理にでも入室しなかったか、今でも後悔している。
映画やテレビで流されるような看取りは大学病院にはなかった。
勤務してきた施設はターミナルケアを行うので、これまで何人もの方を看取ってきた。
中には、連れ合いの後を追うよう選択していかれたような方もある。
その殆どの方は家族は間に合わず、居合わせたスタッフが看取っている。