歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

ストレス太り?

2011-05-29 19:23:47 | Weblog
夏服と入れ替えてみて、
あれ?なんとなく服が縮んでいるよう~ナ(マサカ)
気になりながら体重を量らずにいるのですが、まわりからも「ふっくらした」といわれるように・・・。

午前中、地元の合唱祭の連絡会に出席したところ、
「あらア、しばらく。顔がふっくらして若くなったわね!」と。

喜んで良いのかしら。

あちこち調子が良くないのは体重増加が原因かもしれません。

間食は控え、夕食も野菜中心に変えました。
ええ、もちろん自分だけです。
まわりの人は、体重や腰周りがいえないほど痩せすぎなので・・・。
何しろ、時に心臓肥大と間違えられるほど胸郭がない!
ア、これも問題ですねえ。
私の血縁はどうも極端。

手持ちの衣類が合わなくなると不経済なので、体を洋服に合わせます。(笑い)


地元のパルテノン多摩の共催なので、電力も控えめで今年は開催されることに。
この近隣では最高の参加団体の多さの43団体。
毎年、発表を楽しみにして練習されている団体も多いので、開催できてよかったと思いました。
少年少女合唱団から、高齢者が多い童謡の会まで、参加人数も1000人くらいいます。
最高齢は・・・、たぶん80代。
運営は、持ち回りですが高齢者団体は免除されています。


午前中、そちらへ出かけたので、友人が合唱で参加しているオペラを応援に行くのは中止。
その代わりに読書。
しばらくぶりです。
電車で本を読むと疲れるので止めてしまったので。

天童荒太さんの「悼む人」。
今、読むのにふさわしく、涙が自然に流れてきました。
見知らぬ人、名もない人、その人が愛されていたか、愛していたか、何をしてきたか、
その人を受け入れて心にとどめて忘れない。
上は読みきったので、今日はここまでにします。

はしり梅雨

2011-05-26 20:38:02 | Weblog
すっきり晴れた爽やかな日が少なかったように思うのは、私だけ?
もう、すっかり梅雨空みたいです。

月初めに風邪をひいてから、すっきりしないまま、湿度の高い毎日でなんとなくおかしいです。

ケアマネ研修の残りを受講するので、その準備もしながらですが、
勤務先のスタッフに退職者が続いて出そうで、私自身の仕事には影響ないのですが、
「ああ、またか・・・」
ですね。

こういうとき、介護の内容がレベル低下することがあるので注意しないと・・・。

もっぱらグチの聞き役と、残るスタッフの相談役になるようにします。
それが自分の体に影響してるのかな?

ご家族もご入居者も、至極穏やかな方ばかりで付き合いやすい施設だと思います。
ご家族が、ご入居者の状況を理解してくださっているのが大きい。
来たばかりの時から少しづつ変えて、自分の口で伝え、分かりやすく少し先の見通しをお話しするようにしました。

申し訳ないけれど、人の口を借りて伝えるのは、私はあまり好みません。
ニュアンスが微妙に変わっていることがある・・・。
後で困りますから。


今年の梅雨は長いのかな。
被災された方々のところが影響を受けませんように・・・。
手を合わせ、祈ることしか私には出来ません。

毎年、手の届くくらい低い位置に咲く泰山木の蕾が折られていました。
あと少しで大きな花が開いたのに、心無いことをする人が今年は出ました。





100000件、訪問ありがとう!

2011-05-22 22:48:11 | Weblog
このブログ開設から「1745日」です。
続けてこられたのは、訪問してくださっている方々のおかげです。

訪問してくださる方の中には書き始めた最初から行き来している方もあります。
何人かの方には直接お会いしてお話しする機会もあり、貴重なご意見も頂きました。
私のコンサートにおいで頂いた方もいらっしゃいます。

これからも今のスタンスを崩さず、
気の向くままに、時には自分のコマーシャルも入れますが(笑い)
「生きているよ!」
「まだがんばってるよ!」
と、続けていくつもりです。


今日は勤務先の施設で初のコンサート。
生のクラシック、それもオペラ系の声楽は初めてだそうで、
夜勤明けのスタッフやキッチンスタッフまで聴きに来てくれました。
伴奏者と、おなじみになりました「歌うクマさん」が賛助出演。
「カボチャの馬車でいらしたの?」などと、冗談が飛び出すほど
衣装の変身は受けたようです。

重度の認知症の方でも、そういう雰囲気は分かりますし、音楽も分かります。
集中力の低下した方を前にして歌ううちに、
聴いていただき方を教えられ育てられてきたように感じます。
そして、
歌い続ける喜びも毎回たくさん頂いています。

「ありがとう!小さなことで悩んでるのがばからしくなったわ!元気を貰った!」
そう言ってくれたスタッフもいました。

私も元気をもらえたみたいです。
ありがとう!!!


ときどきセンセイ、たまにマネージャー

2011-05-20 23:56:28 | Weblog
本物の「先生」をしておられる方々には申し訳ありません。
認知症の方とお付き合いしていると『センセイ』と呼ばれることが多々あります。

何年も前、そのように呼ぶ方があり、とても面映かったですし、
今でも自分の中では、すんなりと受け入れられてはいません。

今の勤務先でも、前に勤務していた施設でも、その前でも、『センセイ』と呼ばれることはありました。

気付いてみると『センセイ』は、認知症で人の名前を覚えられない人たちにはとても便利な名称なのです。

自分より若いのか、同じくらいなのか、あまり分からないけれど、
なにか自分よりはよく知っているし、いろいろ教えてくれる。
顔は毎日のように見てよく知っているけれど、なんていうのか分からない。
えらいんだか、そうでもないんだか、私たちの世話をしてくれる人ではある。
でも、以前からよく知っている人でもあるような気がするし、
だって、子供たちとも親しそうに話している。
ア、この人を呼びたいけどなんていえばいいのかな?
おねえさん?
オバサンじゃ悪いし、怒られても困るし。
そうだ、『センセイ』なんだ、きっと!

こんな具合なんじゃないのか、と思います。
その場で1人が『センセイ』と呼ぶと、他の人たちも『センセイ』と呼びます。
デ、その施設、そのフロアでは『センセイ』と呼ばれるようになりました。

最初は、その施設だけだと思っていましたが、
これまで3箇所のホームで勤務してきて、やはり『センセイ』と呼ぶ方が必ずいましたし、1人いるとその周りも同じ呼び方になるようです。
認知症でも段階もあるし、症状も違うのですが、なぜかそこはうまく繋がるようなのです。

人間のコミュニケーション能力なのか?とも思えます。


ご入居者が少ないと、専門職のはずのマネージャーの方で働く時間は少ないのですが、そういう肩書きが付いているので『えらい』(笑い)と誤解する方もあるようです。


筋肉が強張るほど動いているのに体重は増加気味。
夜の副菜はウサギ並みの野菜ずくしでダイエットします!
だって・・・、ドレスがきつくなる・・・。

Panis Angelicus(天使の風)

2011-05-15 23:10:27 | Weblog
予測できない不安、見えない不安から開放される日は、
もうこないかもしれない。

そんな思いで一日一日を暮らしていると、
「Panis Angelicus」が吹き渡ってほしいと願ってしまいます。

この曲は混声ミサ曲が原曲ですが、
何人もの有名ソリストがソロ曲として歌っています。
このごろの自分の心も、このような曲を求めていたようです。

友人が楽譜を起こしてくれたので、
来週、施設でのコンサートで一曲目として歌ってみます。

空を自由に吹き渡る「風」はいいですね。
Panis Angelicus になれますように・・・。



来週、22日の午後、現勤務先ではじめてのコンサートをします。
年に1回から2回、老人ホームでのコンサートは続けています。
なかなか伴奏者の確保が難しくなって少なくなってしまいましたが、これからも続けて行きたいと思っています。


今年の音楽活動の予定が決まりました。

7月10日:多摩市合唱祭(お昼前くらいか?)
11月11日:19時開演パルテノン多摩小ホール
12月17日:14時開演永山サロンライトコンサート
あと、来年2月くらいかな?オペラの合唱に賛助出演するかもしれません。気が向いたらですが・・・。

7月はケアマネ研修があるので忙しい。
う、社内講習も頼まれてた。資料探さなくちゃ。


と、予定があれば体も動く、頭も働く。

3週間、施設を吹き荒れていた風邪ウイルスは退散しかかっています。やれやれ。