「さびしくなりましたね。」
「さびしくありませんか?」
時々このように同情(?)されます。
「いいエー、さびしくなんかありませんよ!」と答えると、不思議そうな顔をされるのです。(がっかりさせてごめんなさい。)
たいてい、次の言葉が続かなくなるようです。
慣れてしまうと、これほど気楽で誰にも気を使う必要がない生活はやめられないのです。(笑)
自分の面倒さえみてればよいのですから!
家の中は片付いているし!
掃除も洗濯も少ない。
おなかがすけば食べたいものを食べ、散歩がてらに買い物する。(基本、わたしは外食がそれほど好きではありません。お弁当も好みません。)
デ、自分で作り置きします。
マ、嵐の夜や雷のときは怖いですが・・・。
自然災害は、いつどこで誰といても避けようがないですし。
上野千鶴子氏の著書に「おひとりさまの老後」という本があります。
その中にも書いてありますが、一人暮らしはセキュリテイとコミュニテイが成り立てば、気楽な暮らしなのです。
読み返してみて、そのとおりだなあ!と。
上野氏は、キャリアの方ですから老後の収入はわたしなど比較しようもありません。
財布の大きさで生活を変えていけば、何とかなるのではないかなあ。
実は、介護施設で勤務している経験者のほとんど(おそらく90%以上)が、施設では生活したくない!といっているのです。(これから支給されるかどうか分からない年金では入居できない、というのもある。)
いまの高齢になられている方々と、これから高齢になるわたしたちとでは、生活がまるで変わりました。
「家に帰りたい」という、「家」の基盤が違っているのです。
文章ではお伝えできない微妙なニュアンスがあるのですが、わたしにそれだけの文章力がありませんのでお許しください。
「おひとりさま」で生活し続けるためには、何が必要か?どうすれば可能か?
そんなことを考え、実現できるようにしたいと始めたのが「たま・らいふ」という地域情報発信企画です。
さあ、みんなでやってみよ~!と、言うところから発進です。