イギリスのロックバンド、ザ・フーのライブアルバム。
1970年2月14日のリーズ大学で演奏された内容が収録されています。
このときの演奏メンバーは以下の通り。
ロジャー・ダルトリー - ヴォーカル、ハーモニカ
ピート・タウンゼント - ギター
ジョン・エントウィッスル - ベース
キース・ムーン - ドラム
オリジナルアルバムの『The Who Sell Out』や『Tommy』で見られたような芸術性やポップ性は息を潜め、ワイルドなハードロックが繰り広げられており、ザ・フーが最強のライブバンドと称される所以となっています。
オリジナルは6曲ですが、1995年に実際のライブで演奏した8曲が追加された25周年エディションが発売され、以後再発される際はこのバージョンがベースとなることになります。
オリジナル版の曲目は全てハイライトと呼べるくらい最高なのですが、追加された「Heaven And Hell」や 「I Can't Explain」、「Fortune Teller」も最高の演奏となっています。
ピートのハードなギターとキースの手数の多いパワフルなドラムがまず印象的ですが、楽曲を骨太なものに仕上げるジョンのベースも見事であり、そこにロジャーのヴォーカルが乗っかかり高揚感を生み出しています。
あらためてザ・フーはメンバー全員が高い演奏技術を保有していることを再認識します。
【トラックリスト】
オリジナル版
1. Young Man Blues
2. Substitute
3. Summertime Blues
4. Shakin' All Over
5. My Generation
6. Magic Bus
25周年エディション
1. Heaven And Hell
2. I Can't Explain
3. Fortune Teller
4. Tattoo
5. Young Man Blues
6. Substitute
7. Happy Jack
8. I'm A Boy
9. A Quick One, While He's Away
10. Amazing Journey / Sparks
11. Summertime Blues
12. Shakin' All Over
13. My Generation
14. Magic Bus
Young Man Blues(Live)
My Generation(Live)
当時はお小遣い少なくてLPは高価。
レンタルもない時代オリジナル盤でさえ購入随分後でした。