盛岡一高野球部への想い

俺は小学２年から46年間、盛岡一高硬式野球部を応援し続けている。

一高の白にエンジで
MORIOKA
と書かれたユニフォームを見ると

胸が熱くなる
動悸がする
喉が渇く
手が痺れる
アドレナリンが出っ放しになる

明日から
盛岡一高の2010年夏、130年目の夏の闘いが始まる。

１２人の３年生。

1年生の時、
準決勝に進んだ先輩の姿を憧れの眼差しで見つめたことだろう
2年生の時、
決勝で敗れて先輩・後輩と一緒に悔し涙にくれただろう

盛岡一高に入学して２年４ヶ月、
先輩達の強豪私立に襲い掛かる凄まじい闘いを目の当たりにして来た君たち３年生

高橋直也
下田滉太
山影広樹
主将、副将としてチームを支えて来た３人。
慶應高校戦セレモニーで、直也がそっと帽子を脱いでグランドに置いた姿を「清清しいマナー」と表現した人がいた。春の県大会準々決勝：久慈戦ラストバッターになった口惜しさを最後の夏にぶつけろ直也！

斎藤一樹
入学したての頃、「滝二から良いバッターが入った」と聞いた。以後、ずっと斎藤のバッティングに注目して来た。控え捕手としての重責も担う。打席に入ったら振れるだけバットをブン回せ！斎藤のバットが最後の夏、唸りを上げる！

菊地貴史
先輩二塁手・赤澤裕介からレガースを譲り受けたという菊地。
いつも球場で必ず挨拶してくれるお母さんから初めてもらったメールに「渋民ですか・・・藤原君の後輩ですね。」と返信した２年前が懐かしい。絶対、菊地の得意技が必要になる局面がやって来る。曲者ぶりを発揮しろ！行くぞっ菊地！

及川亮
（たぶん）一高入学前、白堊スポーツ掲示板を賑わした中学野球少年は目標通り入学して、投球術に磨きを掛けて2010盛岡一高になくてはならない二枚看板に成長！苦しい時は帽子のツバを見ろ！
「気持ちで負けない。行くぞ甲子園！」

下坂遼太郎

高橋創
１年生時はピッチャーも任されたことがある創。
シャープなバッティングとしつこさで相手をかく乱！
自由奔放に走り回るんだ高橋創！！

大関拓真
上下の繫ぎ役の大関。
バントも上手くなった。
練習試合ではホームランも打った。
最後の夏に暴れまくれ大関！！

杉江一磨

橘勇希
橘、打席に入ったら持ち前の選球眼と思い切りの良いバッティングでチャンスメイクだ！春の県大会、洋野町オーシャンビュースタジアム一塁側で「わーっ　ヒットだー！」と大喜びのお父さんの笑顔が忘れられない。目立てっ橘！！

大内麻美子
マネージャーとして最後の夏が長い夏になることを祈ってる。
きっと、盛岡一高硬式野球部のマネージャーになって良かったと思う結果になるはず。夏が終わったら「マネージャーお疲れさん」と言わしてもらおう。
大内なくて一高なし！

今までの経験、苦悩、戦術を全知全能で後輩に伝え、チーム一丸となって闘え盛岡一高！

130年目の夏は、

32年ぶりの甲子園出場の夏！
42年ぶりの甲子園で校歌を謳う夏！

一戦必勝！
驕ることなく、静かに勝ち上がれ！

集中力で、
接戦を勝ち上がれ！

高校野球の真髄を知らしめよ！

行くぞっ　盛岡一高

甲子園