球春は花北から

今年の高校野球観戦は　
寒風吹き荒れる　花巻北高グランドから始まった！

何故、花北グランドか！？

S52年夏・盛岡一高硬式野球部主将：田巻晃が大迫高校監督として指揮を執る最後の試合を観戦に行ったのだ。
花北の八重樫徹監督は　田巻監督の久慈高校時代の教え子　であり、筑波大学の後輩。

その八重樫監督の呼びかけで実現したラストゲーム。

・花北到着
　文武両道の花北、１０本の垂れ幕。さすがっ！

・そうか、今日から花巻市長杯バレーだった

・寒風吹きすさぶグランド
　ズボン下は勿論のこと、チョッキ、ジャンバー、春物コート、
　冬物コートを重ね着、手袋をしても、まだ寒い

・最後の大迫ユニフォーム姿の田巻監督
　５回終了後　「今日はいい試合してくれてます！」　と笑顔

試合終了後、ベンチ前で選手一人一人と握手（涙ぐんでいた選手もいたようだ・・）、記念写真を撮り終わったところで　
「胴上げ見たかったな・・」　
と思いながら、田巻監督に一声かけて花北グランドを後にした。

こんなに、監督中心に試合を見るのも珍しい。

感極まる場面が見られるかと、双眼鏡で三塁側ベンチを見つめていたが残念（？）ながら確認できず。
いつも通り冷静な田巻監督だった。

その後

監督から電話が入り確認したところ、
最後に大迫、花北の両校選手から胴上げされたとのこと！
うぅ～　粘るべきだった！残念！

これも田巻晃（敬称略）の人柄によるものだろう。
黒石野中、盛岡一高、筑波大学と主将を務めて来た男の魅力の成せる技。

盛岡工業での活躍を祈る

田巻先生　まだ飲むべしっ（笑）