白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

僕たちの戦争ー荻原浩<再読>

2020年02月21日 | 読書

評価4

現代日本のフリーターにしてサーファーの尾島健太(19歳)は昭和19年太平洋戦争末期の霞ケ浦練習航空隊に所属する石庭吾一(19歳)と入れ替わってしまう。二人の視点から、現代日本、終戦当時の日本をコミカルに描き出すタイムスリップ物語。

軍隊にしごき=精神注入棒(バッター)、罰直、前支え、テーブル支え、などに驚くとともに、人間魚雷・回天の構造と機能に戦争のむごたらしさを感じる。

う~む、二人が元に戻るラストが残念。尻切れトンボだ・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿