新白堊スポーツ - since 2004.09.18

'23.3.6以前の記事は旧白堊スポーツ(カテゴリーorブックマーク)で!
野球部記事は'04.9まで遡れます。

盛岡一高硬式野球部'22秋~'23夏までの公式戦結果

2023年07月25日 | '23夏4強チームの球跡
秋季地区予選 ① 0-4 盛岡三
        18-0 江南義塾(5回コールド)
        7-0 平舘(7回コールド)
        10-0 不来方紫波連合(5回コールド)
秋季岩手大会 ⑤ 7-8 盛岡中央
春季地区予選  15-2 盛岡北(5回コールド)
       ⑦ 4-5 盛岡大附(延長10回)
       ⑧ 1-9 盛岡商(7回コールド)
       ⑨ 11-15 盛岡中央
夏の岩手大会  20-12 福岡工(8回コールド)
        6-5 久慈東
        3-1 大船渡
        2-1 盛岡四
       ⑭ 4-10 花巻東【準決勝】

・14試合=8勝6敗
・得点合計=108(1試合平均 8)
・失点合計= 72(1試合平均 5)


(資料)
盛岡一高ベスト4進出の記録(1968年以後)
・1968(S43) →<甲子園出場>
・1975(S50) → 準優勝
・1977(S52) → 敗戦
・1978(S53) →<甲子園出場>
・1986(S61) → 準優勝
・1993(H 5) → 準優勝
・2008(H20) → 敗戦
・2009(H21) → 準優勝
・2010(H22) → 敗戦
・2022(R 4) → 敗戦
・2023(R 5) → 敗戦


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡一高4-10花巻東【夏の高校野球準決勝】

2023年07月24日 | '23夏4強チームの球跡
<きたぎんボールパーク>
盛岡一 000 004 000 = 4 H8 E2
花巻東 101 100 70x = 10 H13 E0


盛岡一高バッテリー:松山(2回)三浦(1回1/3)川崎(2回2/3)安田(2回)ー千葉

<盛岡一高メンバー> 8安打、5四死球、0盗塁、10三振、2失策
1.⑤①安田(1年上田)4-0
2.⑧佐藤(3年大宮)3-2
3.⑦金野(3年大宮)4-1・1打点
4.⑥畠山瑞(3年城西)4-2・1打点
5.②千葉(3年松園)3-0
6.④坂本(1年下小路)4-1・2打点
7.⑨高橋(2年紫波一)4-0
8.③笹木(2年黒石野)3-0、代走:本宮昇虎(2年一戸)、③菅秀太郎(3年浄法寺)
9.①松山郁斗(2年河南)0-0、代打:小谷地大和(1年厨川)1-1
  ①三浦大河(2年河南)0-0、①⑤川崎(1年雫石)3-1

※数字は私が集計した速報値ですので正確な記録は新聞紙上等で確認してください。

<盛岡一高控え選手>※数字は背番号
④畠山龍(3年岩大附属)、⑤太田恵祥(3年城西)、⑨中村優斗(3年下小路)
⑪大高銀時(3年大船渡)、⑫田代翼(3年一戸)、⑭安齋龍紀(2年土淵)




14年ぶりの決勝進出をかけた盛岡一高の勝負は3点先行を許すも6回の猛攻で逆転し、優勢に終盤をむかえるかと思われたが、7回の攻防が明暗を分け惜しくも決勝進出を果たせなかった。

川又監督が「勝負に出た!」と感じさせたこの試合の盛岡一高先発は初戦の福岡工以来の軟投派左腕・松山松山が被安打2ながらも失点を犠飛の1点で凌ぐと、2番手はこの夏初登板の三浦。三浦は3回、4回ともに四球後の打者に痛打を浴びて2失点で降板。その後、3番手で登板した川崎が後続を断って、5回も併殺で切り抜け守りからリズムを作った盛岡一高が6回猛攻に転じる。

1番安田が四球を選んだ後、2番佐藤、3番金野、4番畠山瑞の3連打で逆襲!2点を取り返し、なおも二死満塁で6番坂本がセンター前にはじき返して2点追加、怒涛の集中打でついに4-3と逆転!7回にも2番佐藤の死球、4番畠山瑞の二塁打などで一死満塁と花巻東を攻め立てるも、ここで追加点を奪えなかったことが裏の守りに響いてしまう。

その裏の花巻東の攻撃は、1、2番が連打で出塁、3番佐々木の強いゴロは併殺になるかと思われたが内野処理のまずさから無死満塁となってしまう。ここからスクイズを挟んで、4本のタイムリーや盛岡一高の2つ目のエラーもからみ一挙7点を献上。

6回に逆転した後に、川崎安田の1年生ピッチャーリレーで逃げ切りか?と思われた展開だっただけに悔やまれる守りとなってしまった。その後、試合は花巻東の流れで一気に最終盤をむかえてしまい、盛岡一高は反撃の狼煙をあげることができずゲームセットをむかえる。

投手起用、送りバントなしの攻撃、に私は今日の盛岡一高ベンチの覚悟を感じ取り、これで良かったと思っています。第1シードの花巻東に勝つべき方法として最善の選択だったと信じています。6回の集中攻撃は見事でした!震えが止まりませんでした!これこそ盛岡一高野球です!立派な戦いでした!

選手のみんな!
監督、部長、副部長!
応援委員、応援の現役生!
盛岡一高関係者のみなさん!
本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!




1番安田


2番佐藤


3番金野


4番畠山瑞


5番千葉


6番坂本


7番高橋


8番笹木


9番(松山)代打・小谷地


守備の要・千葉主将


先発・松山


二番手・三浦


三番手・川崎








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

準々決勝までの盛岡一高チームデータ(4試合)

2023年07月23日 | '23夏4強チームの球跡
打者成績 チーム打率 0.318=132-42、本塁打1、二塁打13
1.安田(1年上田).412=17-7・5打点
2.佐藤(3年大宮).357=14-5・3打点
3.金野(3年大宮).076=13-1・1打点
4.畠山瑞(3年城西).364=11-4・1打点
5.千葉(3年松園).500=16-8・9打点
6.坂本(1年下小路).286=14-4・1打点
7.高橋(2年紫波一).308=13-4・2打点
8.笹木(2年黒石野).313=16-5・3打点
9.川崎(1年雫石).308=13-4・3打点
 ・小谷地(1年厨川).000=1-0
 ・本宮(2年一戸).000=2-0
 ・松山(3年河南).000=1-0・1打点

投手成績
川崎:防御率1.96、投球回23回、被安打28、自責点5
 (初戦の福岡工戦を除く防御率は2.00)
安田:防御率5.06、投球回10回2/3、被安打12、自責点6
 (初戦の福岡工戦を除く防御率は1.04)
松山:防御率27.00、投球回1回1/3、被安打7、自責点4


※私が集計したものに基づく数字ですので正確な記録は新聞紙上等で確認してください。
(注)新聞紙上では、チーム打率.321=131-42・打点28、となっております。

・準々決勝 2-1盛岡四
・3回戦 3-1大船渡
・2回戦 6-5久慈東
・1回戦 20-12福岡工


【感想】
打撃成績では上位から下位までムラのない打線であることがわかります。3番金野が当たっていませんが、犠打などで勝利に貢献しています。その中で何と言っても注目すべきは5番千葉の「ここ一番」の勝負強さ!打点はチーム最高の9打点。トップバッターの安田が相手の出鼻をくじいて出塁し、次打者がつないで4番畠山瑞、5番千葉の主砲で得点!という構図で戦いたいものです。
投手陣は初戦の福岡工戦では被安打が多かったものの、2回戦の久慈東戦から試合を重ねるごとに安定感を増してきています。先発・川崎、抑え・安田の必勝リレーも定着、1年生ながら両投手のピンチにも動じない姿は頼もしく、4試合で四死球6と抜群の制球力を誇っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛岡四高1-2盛岡一高【夏の高校野球準々決勝】

2023年07月22日 | '23夏4強チームの球跡
<花巻球場>
盛岡四高 000 000 100 = 1 H5 E0
盛岡一高 200 000 00x = 2 H6 E2


盛岡一高バッテリー:川崎(6回1/3)安田(2回2/3)ー千葉

<盛岡一高メンバー> 6安打、1四死球、0盗塁、2三振、2失策
1.⑤①安田(1年上田)4-1
2.⑧佐藤(3年大宮)4-2
3.⑦金野(3年大宮)4-0
4.⑥畠山瑞(3年城西)2-1
5.②千葉(3年松園)3-1・2打点
6.④坂本(1年下小路)3-0
7.⑨高橋(2年紫波一)3-0
8.③笹木(2年黒石野)3-0
9.①⑤川崎(1年雫石)3-1

※数字は私が集計した速報値ですので正確な記録は新聞紙上等で確認してください。

<盛岡一高控え選手>※数字は背番号
①松山郁斗(2年河南)、④畠山龍(3年岩大附属)、⑤太田恵祥(3年城西)、⑨中村優斗(3年下小路)
⑩菅秀太郎(3年浄法寺)、⑪大高銀時(3年大船渡)、⑫田代翼(3年一戸)、⑭安齋龍紀(2年土淵)
⑮本宮昇虎(2年一戸)、⑯三浦大河(2年河南)、⑲小谷地大和(1年厨川)


頼れる抑え投手・安田


今日は前列を昨年の4強メンバー、右隣を一般生徒ではあるが熱狂的盛岡一高愛に燃えるS53甲子園組、斜め後ろをS43甲子園組に囲まれる最強のポジションで応援開始。盛岡四高の大音響に負けじとこちらも蛮声を張り上げる!

さー試合開始!
盛岡一高の先発川崎は、初回、盛岡四高先頭・鳥谷部に安打を許すも2番村松をサードゴロに打ち取りホッとするもつかの間、3番佐々木慎にバント安打を決められ1死1、2塁となり嫌なムードが漂う。しかし、4番藤澤を見事ショートゴロ併殺に斬って取り小躍りしてベンチへ帰る盛岡一高選手を一塁側応援席は万雷の拍手で迎える。

最高のリズムで入ったその裏、盛岡一高は1番安田が内野フライで倒れた後、2番佐藤が鮮やかなセンター前ヒットで出塁。3番金野は倒れたが、4番畠山瑞がライト線を破る豪快な二塁打で2、3塁、バッターは5番千葉という最高の場面。ここまで3試合全てで打点をたたき出している千葉が放った、応援団の願いを乗せた打球は糸を引くようにセンター前へ一直線、先制2点タイムリーだ!「ちばぁー!ちばぁー!ちばぁー!」の大歓声が巻き上がる盛岡一高応援席。

盛岡一高は初回の勢いのまま2回にも二死後、9番川崎と1番安田の1年生コンビが盛岡四高先発の佐藤諒に襲いかかるが、後続無く無得点。

ここで、盛岡四高はエース左腕・櫻田を投入すると、盛岡一高・川崎との投手戦が展開される。コーナーをつく丁寧なピッチングでゴロの山を築く川崎に対して、櫻田は130台のストレートと切れ味鋭い変化球で対抗、3回から7まで盛岡一高打線を三者凡退と完璧に抑え込んで自軍の反撃を待つ素晴らしいピッチング。

エースの投球に奮い立った盛岡四高打線は7回、エラーで出塁の5番室野を2塁に送った後、7番杉田に待望のセンター前タイムリーが飛び出し、ついに1点差。ここで、盛岡一高ベンチは川崎から安田への投手交代を決断、ユニフォームのストッキング周りを整えるしぐさで間合いを取る冷静なマウンドさばきが頼もしい1年生投手は、四球一つを挟みながら、送りバントを処理し、1番鳥谷部は三振に仕留めて終盤最大のピンチを凌いだのであった!「やすだぁー!やすだぁー!やすだぁー!」の止まぬ大声援がこだまする一塁側。

盛岡一高の8回の攻撃も無得点に終わり、ついにむかえた9回表、盛岡四高の攻撃。点差はわずか1点。応援する側の胸は高鳴るばかり。しかし、8回も1フライ、ゴロ2つに盛岡四高打線を封じた安田は冷静そのもの、5番ショートゴロ、6番三振で2死とし、盛岡一高応援団が勝利を祈った7番打者の高々と上がった打球は力なく盛岡一高レフト金野のグラブにおさまり、ついにゲームセット!

「やったー!やったー!やったー!」
の大歓声が渦巻き、誰かれなくハイタッチの嵐!
2年連続で準決勝に駒を進めた瞬間だ!
これで、去年と同じステージへ戻って来たぞ!
前列の先輩たちは何思う?
あの泥だらけのグランドか?泥だらけの選手を笑顔でむかえてくれたベンチのみんなか?雨にけぶる中で聴いた相手校の校歌か?

秋に盛岡三高に敗れて始まったこのチームでした。春には盛岡商業にコールで敗れたチームです。ここまで来ました!盛岡三高も盛岡商業も準決勝に勝ち上がっています。なんとしても、決勝で雪辱を果たしましょう!

待て待てその前に、14年前決勝のリベンジだ!

春の県大会にも出られなかったチームが、両チーム合わせて32得点の打ち合いを制し、サヨナラ勝ちを経験し、先頭打者に打たれまくっても最小失点に抑え、初回の2点を守って勝ち切れるまでになりました!去年の準決勝の口惜しい思いが今の千葉主将を筆頭とする2、3年生には去来していることでしょう。いろんなもの全部ひっくるめて晴らしてしまいましょう!

期待しています!立派な正々堂々とした試合で勝ち上がりましょう!
一戦必勝だ!行くぞ!盛岡一高!






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大船渡1-3盛岡一高【夏の高校野球3回戦】

2023年07月21日 | '23夏4強チームの球跡
<花巻球場>
大船渡 000 000 001 = 1 H11 E2
盛岡一 003 000 00x = 3 H11 E0


盛岡一高バッテリー:川崎(6回1/3)安田(2回2/3)ー千葉

<盛岡一高メンバー> 11安打、6四死球、0盗塁、4三振、0失策
1.⑤①安田(1年上田)4-1
2.⑧佐藤(3年大宮)3-1
3.⑦金野(3年大宮)3-1
4.⑥畠山瑞(3年城西)3-1
5.②千葉(3年松園)4-2・1打点
6.④坂本(1年下小路)4-1
7.⑨高橋(2年紫波一)3-1・1打点
8.③笹木(2年黒石野)4-2
9.①⑤川崎(1年雫石)4-1

※数字は私が集計した速報値ですので正確な記録は新聞紙上等で確認してください。

<盛岡一高控え選手>※数字は背番号
①松山郁斗(2年河南)、④畠山龍(3年岩大附属)、⑤太田恵祥(3年城西)、⑨中村優斗(3年下小路)
⑩菅秀太郎(3年浄法寺)、⑪大高銀時(3年大船渡)、⑫田代翼(3年一戸)、⑭安齋龍紀(2年土淵)
⑮本宮昇虎(2年一戸)、⑯三浦大河(2年河南)、⑲小谷地大和(1年厨川)




1、2年生が5人と若き盛岡一高が大船渡先発の佐々木怜希を攻略、3回に一挙3点をもぎ取り、守っては先発・川崎、二番手・安田の1年生投手リレーと無失策で、塁上を賑わす大船渡打線を1失点に抑えて4年連続のベスト8入りを決めた!

1、2回、走者を出しながらも得点を与えることなく無難な立ち上がりを見せた盛岡一高・川崎に対して、大船渡の佐々木は1、2回、無安打ながら4四球と荒れ模様。そこでむかえた3回の盛岡一高の攻撃は2四死球で2死2、3塁の好機にバッターボックスに入るのは5番主将千葉。初回の満塁の先制機に併殺打に倒れ雪辱に燃える千葉が叩いた打球は三遊間タイムリーとなり盛岡一高待望の先取点!続く6番坂本の当たりが内野守備の乱れを誘い1点追加、7番高橋もサード横をゴロで抜けるタイムリーで続き3点目。その後、盛岡一高は4回の満塁を逃し、7回には8番笹木の三遊間安打で本塁に突入した二走が外野の好返球で本塁寸前アウトとなるなど、追加点をあげることができない。

この試合、7度も先頭打者ヒットで攻め立てる大船渡だったが、盛岡一高・川崎の粘りの投球の前に得点が奪えない。7回には1死満塁の絶好機を迎え一塁側大船渡応援団の大声援がとどろき渡る花巻球場。すかさず、盛岡一高は川崎から二番手・安田へ投手リレー。ここで、安田は値千金の働き!冷静なピッチングで後続を一塁邪飛、三振に切って取りピンチを救った。9回、粘りを見せる大船渡打線は無死2、3塁から犠飛で待望の得点をあげ、なおも攻め立てるが、安田の前に追加点ならずゲームセット。

両校ともにいつ点が入ってもおかしくない状況が続く中、盛岡一高投手陣の冷静沈着なピッチングが光った試合だった。もう盛岡一高の勢いは止まらない!明日もシード校・盛岡四高へ挑戦。連戦の疲れが心配されるが、もう勢いに乗って突き進むしかない!

2年連続ベスト4、初きたぎんボールパーク目指してガンバレ!盛岡一高!


先発・川崎


二番手・安田






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする