なんでこんなにも日時の通り過ぎるのが早いのだろうね。・・もっとゆっくりと通り過ぎて
くれるとありがたいのだがね。
きっと毎日が充実してなく、弛緩・弛緩の連続だからなのだろうか?
充実とは何ぞやといいたくなる・・・・だって今までの生存はなんだったんだろうか・・・
行動は生きるためなのか、それとも世のため、人の為に少しは役立ってきたのだろうかと?
思い煩い連日連夜・業戦士だ・企業の浮沈は君の両肩に掛かっているだ・明るい未来が
待っているだ・・と鼓舞されて独身時代はやむをえぬが、相方を得て、さらに過程を築いてからも
文字通り馬車馬のごとくの日時を過ごし、気が付いたら役割を終えて、真っ赤な夕日なら
まだよいが薄暮れたわずかな光を漏らす西の空
これが人生の終焉であろうか?
少しでも世の為になったのか・ 少しでも刻めたのか? 少し税金を納めたことが
世のためだったのか?
でも今は生存することすら困難な雀の涙の年金という施しを受けて・痛む動かぬ躰を
持て余し暗いうちに目が覚めて
暗くなってほどなく座っているとつらくなる思うようならぬわが身を横たえるしかない日々・・・
でも、その24時間が飛び回っていたころの時間と比べると一瞬くらいに感じる。
これが光陰矢の如し、少年老い易く学成り難し・・・と呼んでくれた賢人の言う
真実なのだろうかと思ってしまう。
追い求めていたものは未だこの先にあるのか? それとも走っていたそばをすり抜けて
行ってしまったのだろうか?
わからぬままに夜が明けて、また夜が自分を待っている・・・・これが時間の消化なのか?
つらつら思ううにつけて秋の日が明けて、暮れていく・・・・嫌な季節です。