千葉県の地方紙、千葉日報によると、9月末までに県内の停電は全面復旧したようである。
最終収束までに、なんと21日間を要したことになる。
世の中がいつもの生活に戻ると今回の災害も急激に忘れ去られていくのだろうけれど、被害の復旧工事などはまさにこれからである。
何回かに分けて、今回の台風被害の中で、意外に役立ったものを書いてみたいと思う。
意外に役立ったもの(1)は、人の思いやり、配慮である。
停電となり、交通信号はすべて停止した。
たくさんの重大交通事故が起ったのではないかと思っていたけれど、私の知る限り交差点での事故は皆無だった。
かなり強引な運転をし、事故、トラブルが起きれば悪いのは相手のせいだ、とする風潮が多い世の中だけれど、停電中の交差点での動きを見ていると、大方の人は相手のことを慮った上で、きちんと自分を守ろうとする常識人が多いということに改めて気付かされ、ほっとした。
また、被災当初で行政からの情報が少ない中、自分たちのできることはやろう、困っているなら、うちのを使って、という地元の有力企業が多く、無償で水、氷、入浴などの提供をいち早くおこなってくれたのが印象的だった。
地域の交流、ご近所付合い、家族のかかわりもどんどん薄くなっている社会だけれど、人が生きていくってことは、人と関わること。
私のように人間関係不得手な者でも、誰かが慮ってくれているので、なんとかやっていける。
他人の気持ち、立場を理解することはできないけれど、まず相手の立場に立ってわかろうと努め、その上で行動すること。
日常でも大切な心がけだけれど、災害時など、困ったときは特に大切だと感じた。
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<今日は何の日>
1971(昭和46)年の今日、東京都八王子市で、毎月水曜日に自家用車の利用自粛・公共交通機関の利用を呼びかける「ノーカー運動」が実施されました。
日本初の「ノーカーデー」だったそうです。
その時のスローガンが「交通戦争一日休戦の日」
<今日は何の日>
1971(昭和46)年の今日、東京都八王子市で、毎月水曜日に自家用車の利用自粛・公共交通機関の利用を呼びかける「ノーカー運動」が実施されました。
日本初の「ノーカーデー」だったそうです。
その時のスローガンが「交通戦争一日休戦の日」
今日は、「交通戦争一日休戦の日」です。
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