意外に役立ったもの(5)は、昨今、携帯電話の普及ですっかり少なくなった昔ながらのNTT電話ボックス(公衆電話)である。
停電が長引き、スマホの電池はきれてしまい携帯電話は使用不能。
家の固定電話もルーターに繋がっているIP電話なので、停電時は不通。
家の固定電話もルーターに繋がっているIP電話なので、停電時は不通。
翌日のシルバーバイトのシフトを電話で確認する必要があり、さて、困った。
以前、昔ながらのNTT電話は停電でも使えるという話をきいたことを思い出し、字田舎ではすっかり絶滅危惧種となっている電話ボックスまで古い軽四を走らせてみた。
10円玉をポケットから取り出し、コイン投入口におもむろに入れてみると、通話可能の発信音。
昔ながらは頼りになるなぁと感謝した。
昔ながらは頼りになるなぁと感謝した。
同じ状況の方も多かったようで、普段はとんと利用者のいない電話ボックスだが、私の利用中にも次の方が車で乗りつけてきた。
NTT電話は、意外に災害に強いようである。
電力でも、通信でも、普段は利便性、コストが重視されるけれど、ベーシックな技術ってのも地味に活用していく社会の方が、想定外のことが起こった時には、柔軟な対応ができるのではないのかな。
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<今日は何の日>
今日は、『地熱発電の日』だそうです。
1966(昭和41)年の今日、日本初となる商用地熱発電が運転を開始したことを受けて、石油天然ガス、金属鉱物資源機構、電気事業連合会、日本地熱協会が連名で記念日に制定。
長い停電を経験したばかりなので感じますが、発電も複線的に行った方が災害時には強そうです。
コスパを考えるとそう簡単ではないのでしょうが、少なくても利権がらみの原発神話は復権してほしくありませんね。
どんな方法にも、必ずメリット、デメリットはある。絶対安全、絶対壊れないなんてことはあり言えない。
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