意外に役立ったもの(3)は、ローテク家電を維持するために一定量ストックしてある乾電池である。
乾電池はどんな一流メイカー製でも、作られたその時から自然放電を始める。
だから防災袋にたくさん詰め込んで、5年も、6年も使わない電池は、いざというとき液漏れしていたたり、電圧が下がってしまっていていくらも使えないということもある。
黄色マーカーの部分、「いつも使っている」というニュアンンスの部分がポイントと思う。
このブログにも書いたが、ダメな例は、わが家の防災無線宅内受信機である。
乾電池は、平常時は、街の大手家電店、ホームセンター、百均などに山積みされている。
ところが、である。
3.11の大規模停電のときもそうだったけれど、停電が長引きそうとなると、どの売り場もすっからかんになってしまう。
普段電池を使っていない人たちが、「念のため」と、必要以上に買ってしまうのだろう。
ローテクの懐中電灯、ラジオ生活を送っていると、いつも使っているものが複数あるから電池切れになっても慌てなし、このライトは、このラジオは、〇月に一回くらい替えればいいというペースもわかり、それに合わせて百均やネットでアルカリ電池をまとめ買いしている。
単2=10本、単3、4=各20本以上をストックが現在の目安数である。
こえが約半年で回っている。
『安物電池』といっても、Amazonやダイソーで売っているものに性能の不満はない。
今回の停電でも、思いがけない長時間使用の懐中電灯の電池切れにも慌てることなく対応できた。
全体の製造量には問題なくても、非常時の個々の悪意のない購入によって、同じ生活者が困るというのもすっきりしない。
販売店でもこんな時は購入数量を規制するとかできないものか。
ま、それには停電見通し等のしっかりした情報提供が不可欠である。
販売店は売り上げは第一だし。
なかなか難しい。
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<今日は何の日>
今日は、旧郵政省が制定した『(旧)国際ボランティア貯金の日』です。
<今日は何の日>
今日は、旧郵政省が制定した『(旧)国際ボランティア貯金の日』です。
国際ボランティア貯金は、通常郵便貯金の利子の20%が発展途上国の支援等の為に寄附される貯金で、1990(平成2)年から開始。郵政民営化に伴い2007(平成19)年に取扱いが中止。
私も勧められたのもありますが、趣旨に賛同し、家族中、国際ボランティア貯金に参加していました。
この頃の郵便局は頼りになりましたよね。
日本郵政の経営者のみなさん、もう民営化以来ずいぶん月日も経ちました。
よらば『大樹』じゃなくて、どうか『自立』を考えてください。
郵政という看板はありますが、株式会社なのですから、人の生活に役立つことだったらなんでもありなのでは。
創業の前島密さんには、生活者のためにが第一で、利権や組織の保身などまったくなかったはず。
だから全国の篤志家は賛同し、郵便局ネットワークができたのでしょう。
創業者の理念に立ち返り、字田舎の利便性をどうか守ってください。(=゚ω゚)ノ
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