『聞いて、聞いて聞いてお願い聞いて〜涙』
私のポストにすぐに既読マークがついた。
どうかしましたか、とヒロちゃんからコメントが届いた。
『仁さんって覚えてる?』
『(みずき)覚えてるよ!連絡こなくなった人だよね?』
『そう!もう悩んでるのも嫌だから昨夜連絡したのよ』
『(ヒロちゃん)どうでしたか?』
私はメソメソと携帯画面を連打した。
内容はこうだ。
翌日の昼に仁から返信が来た。
『こんにちは、寝てた。』に始まり『メイサ元気?』で〆る二文だった。
その後二言ほど他愛もない話をした後、『もうご飯食べた?』の私のメッセージの後に彼はまた消えた。
『でもね、でもね』
グスグスと、けれど整理しながら私は連打し続けた。
『他の子には返信してるみたいなの。
もう怒ってなさそうに見える私のことは無視して他の子には返信するって…。
でも結局さ。
その他の子の事がどうだか知らないし知る方法もないけど、
正直彼が来るの楽しみにしてたし、この1週間私なりに消化しようとしてたけど、
彼も何か私のこと考えてたなら返事続けるんじゃないかなと思うんだ。
どんな事でもさ。』
『気にしてたなら、やっと連絡ついた(いやお前が連絡しなかったんだろと思いつつ)メイサさんに返事するよね。
なんか、そう思ったらすごく残念な気持ちになっちゃった』
『だから、返事はしたけどそれは優男的な?
なんか普通の人間としてって言うか…わかんないけど。
これからどうしたらいいんだろ』
すぐにみずきが泣いてるスタンプを送ってくれた。
『これはショック受けるよ…自分の所にはこないけど別の人とやりとりしてたら。
一緒に飲み明かしたい。』
すぐにヒロちゃんのメッセージも上がって来た。
『そんな悲しい出来事が…。
この頃、私が瞬間移動できたらいいのにと思っています。
今すぐメイサちゃんに所まで飛んでいくのに。
みずきちゃんも連れて』
『ホント私もその能力あればって思う〜!!』
二人はいわゆるキラキラしたぶりっ子な女子ではない。
だから、こんな友達思いなこと言っちゃってる私っ♡とは思ってないだろう。
そんな2人だから、大好きだった。
笑顔になれた。
『2人ともありがとう。2人のおかげで弱音を吐く事が出来たよ。
ま、なんかもうこれで見切りがつけられるわ。
なんか今、くだらない時間を過ごしてたなーと思ったよ。
これ以上考えるの悔しいからやめるよ!』
こういう時は美味しいものでもパーッと食べて飲みに行きたいね!と
飲兵衛のヒロちゃんが明るいスタンプを送ってくれた。
良い友達を持ったと思った。
こうして再連絡も不発に終わり、私と仁のことはよくわからないまま終わった。
もう考えないと宣言したものの、当然自発的に浮かんで来てしまうもので。
その後、咲人と毎日話すようになってもそれは変わらなかった。
ただ自分を嫌いにはなりたくなかったので、流石に彼とこれ以上どうにかしようとは思えなかった。
だってこんなはアホに固執するのは時間の無駄じゃないか。
なので、アホなロマンスの余韻がまだ残っていても、少なくとも考えないように努力したし
彼のプロフィールを見るのはもうやめた。
「何か悲しい事があった時はどうするの?」
後に、咲人にそう聞かれた時、真っ先にこの出来事が頭に浮かんだ。
悲しい時、私には助けてくれる人がいる。
そう思うと少しだけ強くなれた。
彼女たちは間違いなく私の親友だ。
他にも黒歴史、知ってるしね。へへ。
仁とのことがよくわからないけど形式上終わり
梓とはその後何通かメールだけして
そして、咲人と毎晩の長電話を始め
少しずつ彼に惹かれていっていた。
ある朝
私はあることに気づいた。
続きます。
私のポストにすぐに既読マークがついた。
どうかしましたか、とヒロちゃんからコメントが届いた。
『仁さんって覚えてる?』
『(みずき)覚えてるよ!連絡こなくなった人だよね?』
『そう!もう悩んでるのも嫌だから昨夜連絡したのよ』
『(ヒロちゃん)どうでしたか?』
私はメソメソと携帯画面を連打した。
内容はこうだ。
翌日の昼に仁から返信が来た。
『こんにちは、寝てた。』に始まり『メイサ元気?』で〆る二文だった。
その後二言ほど他愛もない話をした後、『もうご飯食べた?』の私のメッセージの後に彼はまた消えた。
『でもね、でもね』
グスグスと、けれど整理しながら私は連打し続けた。
『他の子には返信してるみたいなの。
もう怒ってなさそうに見える私のことは無視して他の子には返信するって…。
でも結局さ。
その他の子の事がどうだか知らないし知る方法もないけど、
正直彼が来るの楽しみにしてたし、この1週間私なりに消化しようとしてたけど、
彼も何か私のこと考えてたなら返事続けるんじゃないかなと思うんだ。
どんな事でもさ。』
『気にしてたなら、やっと連絡ついた(いやお前が連絡しなかったんだろと思いつつ)メイサさんに返事するよね。
なんか、そう思ったらすごく残念な気持ちになっちゃった』
『だから、返事はしたけどそれは優男的な?
なんか普通の人間としてって言うか…わかんないけど。
これからどうしたらいいんだろ』
すぐにみずきが泣いてるスタンプを送ってくれた。
『これはショック受けるよ…自分の所にはこないけど別の人とやりとりしてたら。
一緒に飲み明かしたい。』
すぐにヒロちゃんのメッセージも上がって来た。
『そんな悲しい出来事が…。
この頃、私が瞬間移動できたらいいのにと思っています。
今すぐメイサちゃんに所まで飛んでいくのに。
みずきちゃんも連れて』
『ホント私もその能力あればって思う〜!!』
二人はいわゆるキラキラしたぶりっ子な女子ではない。
だから、こんな友達思いなこと言っちゃってる私っ♡とは思ってないだろう。
そんな2人だから、大好きだった。
笑顔になれた。
『2人ともありがとう。2人のおかげで弱音を吐く事が出来たよ。
ま、なんかもうこれで見切りがつけられるわ。
なんか今、くだらない時間を過ごしてたなーと思ったよ。
これ以上考えるの悔しいからやめるよ!』
こういう時は美味しいものでもパーッと食べて飲みに行きたいね!と
飲兵衛のヒロちゃんが明るいスタンプを送ってくれた。
良い友達を持ったと思った。
こうして再連絡も不発に終わり、私と仁のことはよくわからないまま終わった。
もう考えないと宣言したものの、当然自発的に浮かんで来てしまうもので。
その後、咲人と毎日話すようになってもそれは変わらなかった。
ただ自分を嫌いにはなりたくなかったので、流石に彼とこれ以上どうにかしようとは思えなかった。
だってこんなはアホに固執するのは時間の無駄じゃないか。
なので、アホなロマンスの余韻がまだ残っていても、少なくとも考えないように努力したし
彼のプロフィールを見るのはもうやめた。
「何か悲しい事があった時はどうするの?」
後に、咲人にそう聞かれた時、真っ先にこの出来事が頭に浮かんだ。
悲しい時、私には助けてくれる人がいる。
そう思うと少しだけ強くなれた。
彼女たちは間違いなく私の親友だ。
他にも黒歴史、知ってるしね。へへ。
仁とのことがよくわからないけど形式上終わり
梓とはその後何通かメールだけして
そして、咲人と毎晩の長電話を始め
少しずつ彼に惹かれていっていた。
ある朝
私はあることに気づいた。
続きます。
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