銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

引地川の桜

2007-03-24 22:59:37 | あきかぜ便り~日記
桜が咲き始めた土曜の昼下がり、桜の名所とされる神奈川県の引地川を尋ねました。

なぜ引地川かというと、それは「恋風」の面影を求めて・・・というわけです。私はこの作品を「失われた過去」という視点で観ていたのですが、素晴らしい音楽とともに印象的なシーンが所々にあって、忘れられない作品の一つです。

参考記事
今年も行けなかった「恋風」桜の季節~2006年4月2日「銀の砂時計」掲載記事


***
桜の開花宣言が出たこともあり、スケジュールの合間をぬってさっそく引地川へ・・・

しかし、ここ数日は風の冷たい日もあって、開花状況は進んでいない様子。しかも今日は天候が悪く、途中から雨が降りだしてしまいました。
(T_T)

引地川には最寄り駅の小田急江ノ島線桜ケ丘駅方面(川の下流に行けば高座渋谷駅側になります)を案内する立て看板など、お花見最盛期の賑わいを予感させる準備がなされていました。

今日はほとんどの桜がツボミのまま。まだお花見には早かったようです。

2007年3月24日午後の引地川



携帯電話N903iで撮影したものですが、桜の花がないので何となく寒々しい写真になりました。

来週は暖かい日は続くようなので、一気に桜色に染まるのかな。


***
せっかくここまで来たので、ブラリと江ノ電にも乗ってきました。天候が悪いせいか、江ノ電は混雑していませんでした。

江ノ電に乗ったら・・・お決まりの腰越で途中下車。

あの踏み切りでもパチリ。




ポツポツと雨の降る中、踏み切りの前の砂浜へ降りてみました。



犬と一緒に散歩させている人が風景に溶け込み、何となくタルコフスキー監督映画のシーンみたいな映像になりましたねえ。
(^^)


***
その後、鎌倉を散策して、早めに帰途へ。
#雨が本降りになりましたし

今日は引地川の桜を見に行ったものの、鎌倉散策がメインになりました。桜は来週が本番でしょう。