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オープンスカイ協定でどう変わるか

2010-10-29 22:36:04 | 報道/ニュース
  26日、めざましテレビ


  国際線の路線や便数はこれまでは政府間協議で決定していたが、
  オープンスカイ協定が結ばれると航空会社が自由に決められる。
  日本とアメリカのオープンスカイ協定なので日米路線については航空会社の自由となる。

  日米路線の航空連合は、3連合6社

  スターアライアンス ー 全日本空輸、ユナイテッド航空、コンチネンタル航空
  ワンワールド - 日本航空、アメリカン航空
  スカイチーム - デルタ航空

  現在、成田ーロスアンゼルスは
  ANA 17:05発
  ユナイテッド 16:45発
  JAL 17:15発
  AMERICAN 16:45発 というように
  今まではダイヤの調整が禁じられていたので4社とも出発が夕方に集中しているが、
  オープンスカイ協定により今後はダイヤが自由に調整できるため、
  午前・午後と出発を振り分けることができるようになる。
  グループごとの顧客争奪戦となりそうである。
  利用者も、航空会社ではなく航空連合を選ぶようになるのではないかとみられている。

  3連合のシェアは以下のようにきっ抗している。

  スターアライアンス 31%
  ワンワールド 38%
  スカイチーム 30%

  航空会社にとってドル箱の日米路線は、連合の競争が激しくなりそうだ。

  運賃が下がり、利便性が向上すると伝える新聞もある。
  実際にアメリカなど海外の事例では、
  オープンスカイ協定を結んだあとにその路線の運賃は下がっていて、
  日米路線でもその期待は高まる。

  このようにオープンスカイ協定による利便性の向上は、
  ① ダイヤの分散
  ② 運賃値下げ
  ③ マイレージサービスの充実
  などがもたらされそうだ。
  
  政府は2012年度までに勧告やタイなど9カ国・地域についても、
  羽田・成田も含め完全自由化する方針である。














  








  




















  
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